あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

初めまして!ようこそ「あっち向いてホイ!」においでくださいました



2nd seasonの「あっち向いてホイ!」は 虹の橋のたもとと我が家を7色の光で結んで
息子や娘はもちろんのことその他虹の橋メンバーとりとがお話しすることもある
”何でもアリ”な不思議なブログです。
一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします♪

宣伝のみのコメントにつきましては随時削除させていただいております。ご了承ください。




9月の花の日

2013-09-22 11:26:48 | 娘・花の日
娘へ

一緒に行った空の旅はどうでしたか?
初めて乗る飛行機から見た空は
虹の橋から見ているそれとは 
また違った景色だったことでしょう。
4人で行った北海道旅行、本当に楽しかったですね。

今日は夢に出てきてくれてありがとう。
ボスはどこかの階段を下りながら一匹の犬がついてくるのがわかった。
しばらく一緒に歩いているとそれが人間の女の子に変わった。
あれは娘だったと思う、って。

ママは茶色の柴犬にあなたのリードとカラーをカチャンとつけて
一緒に散歩をする夢でした。
元気がよくて目がキラキラした柴犬でした。
ママも起きてから”あの柴犬は娘だ”ってすぐわかりました。

起きてから2人で「娘の夢を見た」と話しました。
2人同時に見たことに驚き、
娘すごいね!今日花の日だよと2人で笑いました。






ママね…
お友達やブログの読者さんが
「娘ちゃんとは強い絆で結ばれてるんですね」
と言ってくれるたび
嬉しいとは思うけれど現実感がありませんでした。

”ママ行ってきまーす”
とベランダから立派なアゲハになって自分を知らせてくれたときも

香川に旅行に行ったときのあの不思議な出来事も





あなただったら嬉しいなと思うことはあっても
心底信じることが出来ませんでした。

あなたはそれをわかっていて
そちらで残念に思っていたかもしれませんね。
だからあの日見せたのでしょう?





特別に大きな虹の橋を。

”ママが北海道に連れて行ってあげる”
”ボスが飛行機に乗せてくれるって”
”一緒に行こうね”
”一緒に行こうね”
毎日お話してくれるママの声、
私ちゃんと聞いてるよ、届いてるよ、
だからお兄ちゃんと帰ってきたよ!
…って知らせるために。


とびきり大きな虹の存在があなただとわかっても
それでもママはどこかで信じ切れなかった。




祭最終日。
打ち上げ花火が始まってしばらくして
ママは数十年生きてきた中で初めての経験をしました。
頭でもない
心でもない
魂にふわっと、テレパシーのように瞬時に伝わったのは
あなたの「声」でした。






ママ…?
ママはどうして泣くの…?
ママはわたしに毎日言ってくれたよね、
”どこにいても どこに行ってもずっと一緒”って。
それなのにどうして
わたしがいなくて淋しいって言うの?

わたしはママと一緒にいるよ
だから今度は
わたしがママに言ってあげる。

ママ?
わたしは
どこにいても どこに行っても
ずっといっしょにいるよ。

泣かないでね
わらって?







両手に小ちわを感じながら
頭の中で不思議な「声」を変換したとき
ママはどうしようもなくなって
声をあげて泣いてしまいそうになりました。

あなたの名前を小さくつぶやいたあとは
震えるくちびるを必死に噛んで
ただただ泣きながら夜空に咲く華を見ていました。


あの日の打ち上げ花火ほどきれいなものはなかった。
ママにとって生涯忘れることのない打ち上げ花火となりました。
あなたが届けてくれた「声」のおかげで
ゆっくりそうっと足を上げ、一歩。
心が”笑顔の明日へ”進んだ気がしました。

いつまでも手のかかるママでごめんね…
ありがとう。



ありがとう、娘…






そうそう娘ちゃん、
ママはあなたが見せてくれるものを
「これが最後のミラクル」
と思うことをやめようと思う。

だってこれからもきっとあなたは
ボスに
ママに

そして

あなたのことを今でも”可愛い”と言ってくださる全てのかたに
素敵で不思議なミラクルを届けるだろうと思うから…





そうでしょ?娘。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月の花の日

2013-08-22 00:28:35 | 娘・花の日
娘へ

虹のしたは猛烈に暑い毎日が続いています。
「こんなに暑いの、娘に味あわさなくてよかったよな?」
とボスは言ってます。
ママもそうだねって答えてます。


どうしても「月命日」という言い方が心に辛いので
花の日っていうことにしました。
娘ちゃん、今日、2回目の花の日ですね。




最近ママはこの曲をよく聞いています。
ママがあなたに歌っているようで
あなたがママに歌ってくれているようで
どうにもこうにも涙が止まらないのです。

ハンカチが1枚2枚じゃ足りないくらいで
そのハンカチをふと見ては
「もう洗濯機から落ちても誰も拾ってくれない」
と思い
「ママハンカチ落ちてたよ?」
と持ってきてくれるあなたを思い出しては
また泣いてしまうのです。



人生の一番辛い時期に出会って支えてくれた娘。
息子が亡くなったときも下を向いてあなたと歩く私に
「ママ笑って! 元気出して!」
って何度も何度も笑顔でアイコンタクトを取ってくれた娘。
ずっとずっとママの一番近くにいてくれたあなたがいなくなって
時々ものすごく悲しく辛くなって
声を上げて泣いてしまう日があります。


ご飯をあげる必要のない朝や
夕飯の時間を気にして帰宅を急ぐ必要のない日が
1日
1日
増えていってます。

好きなようにできて楽になった?
とんでもない。
あなたを気にする必要のない日々は
こんなにも何かが足りない。




あなたの向こう側で息子が
「だいじょうぶ。オレ、ちゃんと見てんで」
って言いながら
じっとママを見守ってくれてるような気もします。



おとといのように眠れない夜が来ても
あの日一緒にカエルさんの声を聞いて
すぅ…っと眠れた日のことを思い出せば
あなたがすぐそばで一緒に寝てくれているような気がして
少しだけ気持ちが落ち着くのです。

穏やかで静かな夜だった。
あの日の記憶が
眠れない夜を過ごすママを優しく包んでくれます。



送り日だった16日夜。
あなたからハッキリしたメッセージが受け取れるおそらく最後の日。
不思議な夢を見ました。
起きてからもどうも気になって気になって調べて…
あなたが見せた夢だとわかりました。

6月22日の朧月夜によく似た月だったので
「ママも私のこと忘れないでね」
ってあなたが言ってるような気がしたけれど少し違ったんだね。

鳥の夢は死と再生。精神的自由、意識。
オスの鳥はフランスの象徴。
青い鳥は死後の精神や魂…


「時期が来たら私は生まれ変わっちゃうけど
私と過ごした日のこと
楽しかったこと
わすれないでね?」



ボスはね
「娘はれいが絶対この夢の意味を調べるってわかってて
それで最後にそんな夢を見せたんじゃないか」
って言ってました。

”ママ、違う”
”わたしが言いたいことはそうじゃない”

って思ったんだね。
最後に神様にお願いして、ママに青い鳥の夢を見せたんだね…

あなたのほうがずっと大人。
最後の最後まで律儀にママの心配して…

「わかったよ?娘ちゃんわかったよ?わかったよ?」
って何度も言いながら
ママはまた泣きました。






四十九日、初盆と無事に過ぎ
ボスとママは少しずつ
娘ちゃんの形見分けを始めています。
ボスはあまり余計なことを考えずに差し上げているようですが
ママは誰かに何かを分けるたび
撫でて
撫でて

泣いて
泣いて

あなたが食べたり使ったりしている姿を想像しながらも
代わりにそうしてくれるお友達ワンコが
いつまでも元気でいられることだけを願って
形見分けを続けています。





いいよね?








いいよね?娘…




コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涙で明ける朝 ~最初の月命日~

2013-07-22 12:22:14 | 娘・花の日
娘ちゃん、7月22日が来ちゃった。

お家にあるどのカレンダーを見ても
時計を見ても
今日は

「7月22日」

って出てるんだよ。

1ヶ月…か。



ママね
たった17日間で起こった先月のこと、
意識して思い出さないようにしてる気がする

全部残らず覚えておきたいのに
”忘れてしまいたい、なかったことにしたい”
って思ってる気がする

なかったことにしたら娘ちゃん、
ママのところに帰ってきてくれる?
…そんなことあるわけないのにね。




ママおはよう、って
ボスのまくらを使って寝てるあなたが
こちらを向いてくれるわけないのに
今朝はこっちを向いてほしかった
しっぽを何となく振りながら
”だってぇ~”って言ってるあなたの顔を見たかった

ママはそんなあなたの様子を苦笑いで見ながら
”ま~た和室で寝て~”
って言ったあと
いつものようにおはよう、娘、って言いながら

撫でたかった





ごめん。娘
ママ今日は目が覚めてすぐ
そんなことをぼんやり考えてたから
朝から泣いちゃった…





4回目のジャッジが済んだ途端にお家から気配が消えたみたい
娘ちゃんきっと
「ママもういいの?本当?ありがとう!!」
って
大喜びでお外で自由にしてる気がする。
…龍さんに乗って遊んでる姿、
ボスもママもちゃあ~んと見たよ。
娘ちゃん、見えたよ。

寂しいけど
すごい速さで日に日にあなたが遠くなるのを感じてます。


もう娘ちゃんに見られることはないと思うと
許された気がしてたくさん泣いちゃうけど
泣けば泣いたで
”娘を雨降り地区にいさせるもんか”
という強い思いで涙が突然止まったり…
繰り返し、繰り返しの1ヶ月。




朝も昼も夜も、
どこを探しても娘ちゃんがいないという現実は
ボディブローのように徐々に効いてきました。
普通少しずつ元気になっていくものなのに
ヘンなママだね。









娘ちゃん…お外暑くても大丈夫なんだよね?
あとで一緒にお外歩きに行こう?
娘ちゃんのご飯、明日でなくなりそうだから
ついでに買いに行こうよ。

お兄ちゃんのときと同じように
四十九日までは1日2回のご飯、ちゃんと替えてあげるよ。
今までと何も変わらないから心配しないでね。







「大事な大事なママの娘
可愛い可愛いママの娘
ママは娘ちゃんだいすきよ~?
忘れないでね?
忘れないでね?」

9年間、毎日毎日言って聞かせたね。
その度鬱陶しそうに”わ~かってるって”って
あくびを1回、そのあとママの口元を2回、必ず舐めたね。

あの17日間で
毎日言って聞かせる言葉は少し増えたけど
娘ちゃん、覚えてるよね…?

「どこにいても
どこに行っても
ず~っと一緒、なんにも変わらない。
昨日も、今日も、明日も、ず~っと一緒よ?
何も変わらないよ?ずっとい~っしょ」

1日で幾度も
繰り返し繰り返し伝えた大切な言葉…






そうだね、
そうだよね…

娘ちゃんの姿が見えなくなったって
どこに行ったって
ずっと一緒だよね?


娘を安心させるために言い続けた自分の言葉で
ママは一生懸命自分の気持ちを落ち着かせています。


娘、
娘、

ママ、むすめちゃん、だいすき。



だいすきだよ。
わすれないでね。






にほんブログ村 犬ブログ パピヨンへ
にほんブログ村
 
※コメント欄ですが半角で「(>_<)」の顔文字を使うと
高確率ではじかれてしまうようです。原因はわかりません、ごめんなさい!!
上の顔文字は避けるか、コメント欄にある絵文字をご利用くださいませ。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする