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エンタープライズアプリケーション志向

成功は気づきと行動から生まれる。

ITニュースフラッシュ(zendframework、SFAなど)

2007年04月08日 21時16分04秒 | IT
ITニュースフラッシュ

PHPのフレームワークでWebメール・システムを開発
まだ、正式リリースされていないzendframeworkを利用したシステム構築事例。
正式リリースされていないPHPフレームワークであるため、
zendframeworkの内容は流動的です。
しかし、そういった状況を考慮した上で、
Model,View,Controllerの内、View,Controllerのみを切り出した
改変版zendframeworkを利用した興味深い事例です。

ソフトブレーン、営業効率化支援サービスパッケージ新版を販売

ソフトブレーンより、SFA製品「eセールスマネージャー エンタープライズ」の
新版7.0(ESM Ver.7.0 EP)が発売されました。
以下、追加された機能。
・ToDo(必須活動項目登録、お知らせ)機能
・月間行動予実機能
・社員一括変更機能(部署の変更)
・選択肢型項目のデフォルト値設定
・商品なしコミュニケーションシート登録
・施設予約機能

MSなど3社、Dynamics CRM 3.0ベースの取引先情報管理ソフトを発売
取引先情報管理ソフトに、D&Bジャパンの提供する企業情報を入れて
まとめて提供するタイプのようです。
ただのパッケージ販売ではなく、
そこに価値のあるデータを入れた状態で販売している点が興味深い。
情報は使えなければ、ただのゴミとなります。
記事にも書いてありますが、
提供するデータの使い方(分析など)を含めて販売しているようですね。
まったくデータの入っていない状態のソフトは使い勝手がイメージし難く、
ユーザには伝わりませんが、
データが入っており、さらにそのデータが自社にとって必要な情報であれば、
訴求力が格段にUPするでしょう。

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新幹線FASTECH360

2007年04月05日 22時49分45秒 | IT
JRが新しい新幹線を作っているらしい。
今度の最高速度は360km/hだとか。
次世代型新幹線登場へ 速度アップで「空」と競争

しかし、CNN Students Newsを見ていたら、
アメリカで世界最高速の570km/hという記録を叩き出した列車があった!

もちろん、JRは一般の人が乗る用の列車で
アメリカの方は速度のみを追い求めた列車なので
比較対象にはならないのだけども。

それにしても、地平線が見えるような場所で
大きな列車が一瞬で見えなくなるスピードというのはかなり驚きでした。

↑の記事では空と競争なんて言ってますけど
570km/hだったら、超えてるんですかね?

と、思って調べてみました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1410911759
このサイトによると、860km/hと書いてあります。
比較に音速が出てくる辺りが恐ろしいスピードということがわかりますね。

360km/hで空と競争なんて言ってますが、
全然話にならないことがわかりました。

JavaScriptのお勉強

2007年03月31日 01時15分26秒 | IT
最近、いや、結構前からAjaxが流行っている。
しかし、私は簡単なJavaScriptならわかるが、
Ajaxをフルに使うようなスクリプトを見るのはちょっと気が引ける程度のレベルだ。
そこで今日は下記のサイトでJavaScriptの勉強をした。

・MyCOMジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/column/js/001/

上記サイトでも紹介しているが
これからJavaScriptの勉強を始める人、既にやってる人、必携のツールがある。

それは最近、知名度も上がっているツール「FireBug」

これはFireFoxのプラグインだが、とても便利な開発ツールだ。
正直、感動を覚える。

以下のような機能がある。
・ブラウザ上でJavaScriptのデバッグが出来る
・画面を見ながらHTMLを直接編集が出来るので、結果を見ながら編集可能。
・画面レイアウト情報を表示
 (HTMLにテーブルのTDタグ等にカーソルを合わせると、それが画面上、どの箇所に関係するかを表示できる)
・Ajax レスポンスのヘッダも確認できるようになった(らしい)

イメージとしてはこんな感じ。
http://sample.ecmascript.jp/20060331.html

ちなみに、IE対応のJavascriptデバッガもある。
Officeのスクリプトエディタ
IEerBug

セールスフォースが今年は中小企業向けに注力

2007年03月29日 21時50分57秒 | IT
今年、セールスフォース・ドットコムは中小企業向けに注力していく方針らしい。
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/03/28/341.html

うたい文句としては
「大手企業と同じソフトを同じインフラで同じ価格で使える」
というもの。

中小企業としては機能が同じよりは、機能縮小していいから、
もっと安い価格にして欲しいというニーズがありそうな気がする。

日本は基本的にソフトを自社向けにカスタマイズする。
パッケージを導入して、それに自社のプロセスを合わせるのではなく、
パッケージを自社に合わせるようにする。

システム導入額が上がるのはカスタマイズするためだ。
個別にカスタマイズするということは、
その分の開発費用を顧客一社に負担してもらうということなので
当然、高くなる。

さらに、向こう(ソフト)をこちらに合わせるという態度でいるために
ソフトを使いこなそうという気がないのではないだろうか。
結局、新しいものは慣れるのに労力と時間がかかるため、
根気よく推進する人がいなければ、途中で頓挫。
放置される。

そんなカスタマイズをノンプラグラミング、つまり
開発なしで行うことが出来る機能が最近、人気だ。
ユーザが画面上でドラッグ&ドロップすることで
画面のレイアウトを変更したり、文字を編集することが出来る。
(操作性を良くするために、Ajaxが役立つ)

また、機能の追加をプラグイン形式にすることで、
簡単に追加、削除が可能である機能も重要だ。

これにより、エンドユーザはカスタマイズの操作を
一人で出来るため、開発を行うよりはお金はかからない。

ただし、欲しい機能自体がない場合は開発をする他ない。
そこは事前にしっかりと調査する必要がある。

SugarCRMがプロジェクト拡張モジュールをリリース

2007年03月28日 22時11分20秒 | IT
仕事柄、CRM関係のアプリケーションの情報に興味が向く傾向があるのですが、
今日はコマーシャル・オープンソースのCRMのWebアプリケーション、SugarCRMについて。

SugarCRMにはCRMの基本的な機能が備わっている。
しかも無料だ。
高機能版として有料のProfessional,Enterprise版がある。
この有料版があるところがコマーシャルと言わしめる由縁だ。

ただし、アメリカ発のソフトであるため、日本には馴染まない点も見受けられる。
このソフトを国内でOpusSquare CRMというソフトウェア名で販売している会社にシーイーシーがある。
日本向けにローカライズ、日本市場に合わせた機能を開発して付加価値を付けて販売している。
他にもSugarCRMの販売代理店のケアブレインズという会社もある。

このSugarCRMにはプロジェクト管理機能があるのだが、
この機能を拡張するモジュールがリリースされた。

これにより、以下の機能が実装された。
・プロジェクトの進捗状況をガントチャートで表示(ただし、印刷不可)
・進捗率、マイルストーン、担当者のリソース、担当者の休日を管理
・プロジェクトの各タスクをAjaxにより、ドラッグ&ドロップで編集可能

SugarCRMはこの他にもポータル、キャンペーン機能にも力を入れている。
キャンペーンにはWeb To Leadの機能もある。
また、今年中にはナレッジ系の機能もリリース予定だ。

SugarCRMの開発元はソフトと同名でSugarCRM社。
SaaSを牽引するセールスフォース同様にCRM業界を牽引する会社の一つであり、
オープンソース業界の台風の目の一つである。

セールスフォース・ドットコムがAppSpaceを発表

2007年03月27日 22時27分50秒 | IT
最近、次々と新サービスを発表しているセールスフォース・ドットコムが
新サービス「AppSpace」を発表した。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070327/266533/

北米で人気があるコンシューマ向けのSNSサービス「MySpace」をヒントにしたらしく、
自社専用ページを用意するサービスのようだ。

例として、画像を顧客と共有して見るという使い方を提示しているが、
どう考えても、その画像ファイルをメールで送るのと大差がないようにしか思えない。

ファイルを共有できる自社専用ページということは
セキュリティに守られた、許可されたユーザだけがアクセス可能な共有フォルダということなのだろうか。
それであれば、大容量/大量のファイルを会社間で共有するのに役立つ。

つまりこのサービスの狙い目は簡単には社外サーバが立てられず、
立てられたとしてもセキュリティを十分に確保できない会社で、
社外との連携が多く、大容量/大量のファイルを共有する必要のある
会社ということだろうか。

そのようなニーズがあるとセールスフォースは考えているようだが、果たしてどうなるだろうか。

始めにも述べたが、新サービスを続々と発表しているセールスフォース、
SaaS市場を牽引するリーダーとして、どこまで伸びていくのか目が離せない。

オープンソースカンファレンス 2007 Tokyo/Spring

2007年03月17日 21時10分41秒 | IT
昨日、今日とオープンソースカンファレンス 2007 Tokyo/Springに参加してきました。
参加したセッションは主に、仮想化、Postgre、MySQLがキーワードでした。

一番、参加して良かったのはMySQL、Postgreの性能徹底比較です。
私は仕事でMySQLを使っているので
MySQLが性能面でどのような立場にいるか知るのに非常に参考になりました。
比較結果としては、JOIN等しない、シンプルなクエリではPostgreの方が速いという意外な結果となりました。
一般的にはまだまだMySQLの方が速いという認識だと思いますが、
常識を覆す結果ですね。
Postgreも8から速くなったとは聞いていましたが、驚きです。

ちなみに、この比較測定はMySQL、Postgreユーザ会、両名の方が共同で行っているので、
意図的に、どちらかの性能が速くなるようにはしていないと思います。

さらに、MyISAMの同等以上にInnoDBの方が速いという測定結果には驚きました。
それではMyISAMの存在意義はどうなるんだろう?って(笑)
もはや過去の遺物ですか?


仮想化については、3つの仮想化のタイプを勉強しました。
1、ホストOS型仮想マシン(VMWare)
2、ハイパーバイザー型仮想マシン(Xen)
3、仮想環境

パフォーマンスは2,3よりも落ちますが
仮想化を始めるのが手軽な1番のタイプを使って、
今度、会社の開発サーバの仮想化を図りたいと思います。

やはり、限られたサーバで、様々なミドルウェアのバージョンを入れて、
アプリケーションが正常に動作するかをチェックするのは難しいものがあります。
一人で、開発サーバを使っているわけではありませんからね。
負荷試験の時は他の人にアクセスしないようお願いしないといけませんし…

とにかく、今よりも自由度を挙げて、
より良い開発環境を手に入れるために、
仮想化に取り組みたいと思います!

仮想化の講師は日本仮想化技術株式会社の方でした。
現在の仮想化の状況がLinuxが認知され始めたころの状況と似ているらしく
仮想化は必ず、将来、普及する!という先見の明のもと
会社を立ち上げたそうです。

将来を確実に見通すなんてことは出来ないと思いますが、
こういう風に、決断をして始めるというのは非常に重要だと思います。
私も、自分の信念に従って、新しい一歩を踏み出したいものです。
悩んで、動けないのは愚の骨頂です。

以前、何かで読んだのですが、
悩むと考えるのは違うそうです。
悩んでいるだけでは何も進んでいない、
悩んでばかりいないで考えろと。

これは非常にタメになりました。
冷静に現状を分析し、目標、夢との差を認識し、
まずはわからないなりにも、何を始めるか考えることが大事だと思います。



社内Wiki

2007年03月15日 23時57分09秒 | IT
最近、社内ナレッジが流行っているようですね。
ブログは導入障壁が比較的低いらしく、導入する企業も多いそうです。
SNSはまだこれから、というところでしょうか。

さて、その次にWikiも控えています。
企業用WikiというとエンタープライズWikiのSocialTextが有名ですね。
SocialTextのWikiはWikipediaが使っているWikiです。
(間違えました。使っているのはMediaWikiでした。すいません。)

最近、社内で社内Wikiってどうやって使うんだろうね、という質問をされ、
答えに困ったことがありました。

そこで、じゃあ、自分でやってみればいいんじゃないか。
と思い立ち、善は急げってことで
速攻、日本語が使えるフリーのWikiを調べて
部内Wikiを立ち上げました。

しかし、そんなもの勝手に作っても、
利用する人がいないと考えた私は
まずは小さいところから始めるのが定石だろうと考え、
2人の先輩にこっそりWikiの存在を教えて参加してもらいました。

初めてWikiを触ったので、私も先輩もページを作るのが楽しくて
真面目なことから、ふざけたことを書き綴って遊びました。

それと平行して、私はこのWikiを使って実現したいことを考え、(それをWikiに書き)
Wiki内のページをカテゴリー分けし、
大元となるリンクページを作りました。
私はSEなので、OS、ミドルウェア、ブラウザ、開発技術情報などのページ、
また、部の歴史年表(+今後の夢の年表)を作りました。

この部の歴史年表は先輩が作り始めたのですが、
これはWikiの作ったページの中で最も秀逸でした。
部の今までの経緯、現在の状況、そして夢の共有と
部内コミュニケーションの活性化につながる非常に優れたアイディアです。

また、新しいことを始める場合に、それを他の人に利用してもらうためには
それを見た時に、視覚的に、直感的にその価値を理解してもらう必要があります。
Wikiはそれだけでは、ただのリンクで繋がったページの集合体です。
だから私は一生懸命、仕事の片手間ながら
カテゴリー分けを行い、その中に模範となるようなページを書き溜めました。
使い方をわかってもらうためにです。

そしてWikiを立ち上げて約2週間後、
私の所属するビジネスユニット(チーム)のメンバーに公開しました。

それから、現在は1週間が経過しています。
今のところ、書き込みのない日はありません。
これをまずは3ヶ月続けていきたいと思います。
その次は部長に承認を経て、部内公開が目標です。
次は本部公開、社内公開と夢は広がります。

小さなところから徐々に徐々にです。

しかし、Wikiはあまり大規模には向いていないんじゃないか?と思ってます。
あまり大きくなると収集がつかなくなってしまうんじゃないかなと。
(Wikipediaは成功していますが)
とりあえず、今は私が管理者としてページのリンクを修正するなどしていますが、
規模が大きくなると混沌とした状態になってしまうのでは、と危惧しています。
しかし、だからこそ、今、実験しているのです。
顧客に提案、導入するものを自分で使ってなくて果たしてできるでしょうか?
私はそうは思いません。
自分で使ってみて、良いところ、悪いところを学ぶべきです。

これからも、このWikiの状況をこのブログで報告していきます。

次々世代検索エンジン

2007年03月15日 23時24分48秒 | IT
Googleが検索エンジンを基にした広告業で大成功を納めていますが、
どうやら次の検索エンジンが胎動を始めているようです。

その名もパワーセット(Powerset)
※まだ利用は出来ません。

↓このブログで知りました。
マインドリーディング(毎日、拝見させていただいております)
http://www.mindreading.jp/blog/index.html


今までの検索エンジンはキーワード(単語)での検索、
Yahooのようなカテゴリー検索でしたが、
次は自然言語解析ですよ、みなさん!

簡単にいうと、「今、最も売れているデジカメは何?」という文章による検索が可能。
ピンポイントでの検索ができ、すぐに知りたい情報が手に入るということです。

ただ、↑のマインドリーディングで述べていますが、
キーワードによる検索では、もともと知りたかった情報ではないけども
興味のあるページがヒットするのはよくあることです。
さらに、なんとなく興味があるけど、よくわからない検索には不向きですよね。
この場合はキーワード検索の方が使い易いと思います。

さらに、自然言語解析は英語ではかなり精度が高くなってきているようですが、
日本語ではまだまだというのを大学で聞きました。
それを考慮すると、パワーセットが世界で成功するとしても
日本で流行るのはまだまだ先の話になるでしょう。
※私は情報工学科の出身なので、コンパイラ関係で自然言語解析を勉強したことがあるのです。

私はシステムインテグレータのSEですが、
こういった新しいサービスの担い手になりたいものです。

時代の先駆者、なんていうとかっこいいですよね。