最近、社内ナレッジが流行っているようですね。
ブログは導入障壁が比較的低いらしく、導入する企業も多いそうです。
SNSはまだこれから、というところでしょうか。
さて、その次にWikiも控えています。
企業用WikiというとエンタープライズWikiの
SocialTextが有名ですね。
SocialTextのWikiはWikipediaが使っているWikiです。
(間違えました。使っているのはMediaWikiでした。すいません。)
最近、社内で社内Wikiってどうやって使うんだろうね、という質問をされ、
答えに困ったことがありました。
そこで、じゃあ、自分でやってみればいいんじゃないか。
と思い立ち、善は急げってことで
速攻、日本語が使えるフリーのWikiを調べて
部内Wikiを立ち上げました。
しかし、そんなもの勝手に作っても、
利用する人がいないと考えた私は
まずは小さいところから始めるのが定石だろうと考え、
2人の先輩にこっそりWikiの存在を教えて参加してもらいました。
初めてWikiを触ったので、私も先輩もページを作るのが楽しくて
真面目なことから、ふざけたことを書き綴って遊びました。
それと平行して、私はこのWikiを使って実現したいことを考え、(それをWikiに書き)
Wiki内のページをカテゴリー分けし、
大元となるリンクページを作りました。
私はSEなので、OS、ミドルウェア、ブラウザ、開発技術情報などのページ、
また、部の歴史年表(+今後の夢の年表)を作りました。
この部の歴史年表は先輩が作り始めたのですが、
これはWikiの作ったページの中で最も秀逸でした。
部の今までの経緯、現在の状況、そして夢の共有と
部内コミュニケーションの活性化につながる非常に優れたアイディアです。
また、新しいことを始める場合に、それを他の人に利用してもらうためには
それを見た時に、視覚的に、直感的にその価値を理解してもらう必要があります。
Wikiはそれだけでは、ただのリンクで繋がったページの集合体です。
だから私は一生懸命、仕事の片手間ながら
カテゴリー分けを行い、その中に模範となるようなページを書き溜めました。
使い方をわかってもらうためにです。
そしてWikiを立ち上げて約2週間後、
私の所属するビジネスユニット(チーム)のメンバーに公開しました。
それから、現在は1週間が経過しています。
今のところ、書き込みのない日はありません。
これをまずは3ヶ月続けていきたいと思います。
その次は部長に承認を経て、部内公開が目標です。
次は本部公開、社内公開と夢は広がります。
小さなところから徐々に徐々にです。
しかし、Wikiはあまり大規模には向いていないんじゃないか?と思ってます。
あまり大きくなると収集がつかなくなってしまうんじゃないかなと。
(Wikipediaは成功していますが)
とりあえず、今は私が管理者としてページのリンクを修正するなどしていますが、
規模が大きくなると混沌とした状態になってしまうのでは、と危惧しています。
しかし、だからこそ、今、実験しているのです。
顧客に提案、導入するものを自分で使ってなくて果たしてできるでしょうか?
私はそうは思いません。
自分で使ってみて、良いところ、悪いところを学ぶべきです。
これからも、このWikiの状況をこのブログで報告していきます。