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パナソニック、スマートテレビ比45%に 12年度販売強化

2012-07-21 |  パナソニック


 パナソニックは、「スマートテレビ」の販売を強化、薄型テレビの販売台数に占める比率を、2012年度は前年度の約2倍の45%に拡大する方針を明らかにした。

 スマートテレビは次世代のテレビとして、世界的に需要が伸びると予想されており、ソニーや韓国のサムスン電子など各社も販売に力を入れている。


収益改善狙う

 パナソニックは、他社にないサービスを利用できるようにして違いを出すことで販売を増やし、不振の薄型テレビ事業の収益改善につなげる計画。

 パナソニックは薄型テレビ「ビエラ」のうち、同社が提供するインターネットサービス「ビエラ・コネクト」が利用できるタイプをスマートテレビとしており、国内では23機種を販売している。

 パナソニックは12年度に全世界で1250万台のテレビを販売する計画。うち45%に相当する560万台がスマートテレビになる計算。

 子供が数の数え方や動物について学べるソフトを12年度からサービスに追加した。

 見逃したテレビ番組を有料で見られるサービス「もっとTV(テレビ)」は従来の在京民放キー局5局に加え、7月からNHKの番組も視聴可能になった。

 電子レンジや炊飯器などの白物家電とスマートテレビを連携させて使う機能も検討しているという。




【記事引用】 「Sankei Biz/2012年7月21日(土)」