谷間の百合

“足は大地に 理想は高く 心には愛を”

口論に勝つ方法

2008年05月03日 | 知性と感性と
先程、ふと立ち寄った「ジョナサン・ケイナーの星占い」
こんな文章に出逢いました。(牡羊座へのメッセージです。)

正直言って、私は占いや迷信は信じていません。
いいことが書いてあれば「ラッキー♪」と喜ぶ程度です。(笑)

でも、それが心に響く言葉であれば…
その時々の自分にとって必要な“メッセージ”を宇宙が送ってくれたような
気がするので、素直なハートで受け止めたいと、いつも思っているのです。

昔は、けっこう短気で切れやすく、お酒に酔って口論した事もある私。
今は、怒りを感じることもめったになく、毎日心穏やかに過ごせていますが
争いの種はどんなところに転がっているかもしれません。
このメッセージも、心のメモ帳に、しっかりと書き留めておきましょう!!


** 以下、一部を抜粋して転記させて頂きました **

どうしたら口論に勝てるでしょう?
一部の人は叫ぶことによって勝てると言います。
「難しい言葉を使って相手を煙に巻くのがコツ」と主張する人もいます。

でも、みんなが忘れていることがあります。
それは誰も口論に勝てないということです。

口論に参加すること自体、負けを意味します。
事はそれほど単純なのです。

勝ちたかったら自分を争う立場に置かないことです。
建設的な話し合いをしてこそ本当の進歩を達成できるのですから。
言い争いは子供じみています。
  (中  略)
今月は誠意と優しさとユーモアの精神を発揮すれば、それで十分です。

**  ***  ***  ***  ***  ***  **


何事にも、ユーモアの精神は大事ですね!! 
自分の失敗も他人の間違いも、お互いに笑って語り合えるような
心の余裕さえあれば、世の中にもっと笑顔が溢れることでしょう!

そんな、「幅」と「深さ」を兼ね備えた人間になりたいと思います。

宇宙より遥かに深く

2008年04月22日 | 知性と感性と
4/12のエントリー「魂の旅路 in チベット」に書かせていただいた中で、
私がどうしても思い出せなかった本の題名を、
何と、縷衣香さんが教えて下さいました。
偶然(必然?)にも、縷衣香さんも同じ本をお読みになっていたのです!

チベット永遠の書・宇宙より遥かに深く」
テオドール・イリオン著(林陽訳 徳間書店)

“In Secret Tibet”と“Darkness Over Tibet”(原題)の2冊を合本して、
日本では1994年に翻訳・出版されたこの本は、なかなか衝撃的な内容で
精神世界の奥深くに足を踏み入れる以前の私には、理解出来ない部分が
多かったのですが、それでも妙に惹き込まれるところがあって、
近所の図書館に足を運んでは、何度も読み返したのを覚えています。

1930年代に出版された当時、ヨーロッパ各地で大きな反響を呼んだらしく
ヒトラーがチベットに使節団を派遣するきっかけになったという噂まである
そうで… それこそ、「インディ・ジョーンズ」の世界ですね!(^_-)-☆

科学的・世間的な常識からかけ離れた内容の本を「トンデモ本」と呼ぶ
一部の人々がいる事は、もちろん私も重々承知のスケでございますが(笑)
この世に溢れる情報など、考えてみれば、すべからく玉石混交でしょう。

私は「何が正しくて何が間違っているか」という視点ではなく、
その中に潜む真実のカケラを心のままに掬い取るような気持ちで、
「新しいことを知る・学ぶ」「未知の世界に触れる」という
もろもろの興奮や喜びを、純粋に楽しみたいだけなのです。

本を読む時に私が心がけていることはただ一つ。
ゆがみのない、くもりのない、清らかな鏡のような心で読むことだけ。

 「戦争は、人間の利己心、悪念の産物じゃ。
  多くの者は心のなかで戦争を起こしている。
  彼らは絶えず色々な方法で隣人と戦いながら、同時に平和を語る。
  戦争が怖いという理由で戦争に対抗するのであれば、
  そのような抵抗に何の価値があろうか。
  症状に立ち向かってはならない。心を変化させることだ」

 「全世界が新しい生命観を必要としているのだ。
  西洋は霊性を放棄し、東洋は物質を放棄している。(中略)
  われわれが新しい生命観を生み出さない限り、
  東洋と西洋のいずれもが滅亡の危機にさらされることになるだろう。
  物質と霊性の両方をもつ新しいタイプの人間が必要なのだ」

                  (チベットの聖人の言葉より)

本は心のビタミン剤

2008年04月15日 | 知性と感性と
今日ご紹介するのは、この本(「ミュータント・メッセージ」)。
風邪で寝込んでいた時に友人からプレゼントされた中の一冊です。

 ---【裏表紙より】-------------
 一人の白人女性が、ふとしたことから、
 アボリジニ部族とともに砂漠を歩く旅に出た。
 言葉を介さず通い合う心、
 手を触れるだけで癒される体…
 灼熱の大地で体験する目をみはるような出来事の数々。
 その中で、ひとつずつ気づかされていく本来の地球と人類の姿。
 そして120日間の旅の末に彼女が到達したものとは…。
 物質文明にまみれた我々ミュータントへの強烈なメッセージが
 こめられた、衝撃的な作品!
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この本には虚偽の内容があるとかで、色々批判もあるようですが
元々私はどんな本を読む時も、ただ鵜呑みにすることはありません。

私が本を読む時は、先入観を手放して、真っ白な心で向かいます。
そうすれば、雨水が大地に染み込んで濾過されるように…
必要なエッセンスだけが心の栄養として染み渡るはずだから。

書評やレビューを参考にするのもいいけれど、
まずは、自分で読んで自分で考えるのが一番だと思います。

鵜呑みにしない。頭ごなしに拒まない。偏見を持たない。
いつまでも柔らかなハートで、のびのびと生きてゆきたいナ!!