goo blog サービス終了のお知らせ 

Palm-Dreams Blog

つれづれブログ

3M MP410 無線 (Wi-fi)接続

2014-03-13 10:39:58 | モバイル

少人数の打ち合わせに、DVD鑑賞に 大活躍している LED 光源の はがきサイズ プロジェクター 3M MP410を使い始めて約一年が経過しましたが、 最近安価なLogitec製 USB Wi Fiアダプタによる接続確認ができました。

MP410は、PCとケーブルで接続して使用する以外に、USBメモリやmicroSDカードに記録された画像や動画を直接投影することやWi-Fi接続ができるプロジェクタです。

ケーブル接続には、HDMI,Dsub, USB(DoUSB = Display on USBというのだそう..)で接続でき、HDMI , Dsubは、PCの表示画面を PCの処理負荷を増やすことなくダイレクトに表示できます。しかしケーブルが短かったり、太かったりしてPCから離して設置できません。
また、Dsub接続時の MP410側コネクタは特殊形状ですこし強度が足りず、壊れてしまいそうで安易に使うことができません。

この他にも、一番観やすい場所にプロジェクタとPCを置く台がスペースを占有してしまうことや、USB ケーブルは、規格上の長さの制限があるのとケーブルに足を引っかけてしまうと、プロジェクタが小型軽量なこともあり台から落下することが考えられます。

そこで、今回は、wi-fi USB アダプタによる 無線接続を試してみました。

結論からいうと DoUSB接続より良いと感じられる場面が多くありました。

Mp410wifi0

メリット
1) PCとプロジェクタ間に一切ケーブルが無く 必要なのはプロジェクタの電源だけ。実用性はともかく規格上100mぐらいはとばせます。ただし接続時にプロジェクタから投影されるキーコードを読まなければなりません)
2) CPU負担が軽減されます。
DoUSB接続時と比較して 2割ほどCPU負荷が低減されました。

デメリット
1) 純正の USB ワイヤレス ドングル(アダプタ USBW410)は高価で8k yen!!ほどします。
2) 接続時の手間
無線接続時の事前準備に MP410の検索とキーコードの入力があり、初期画面は1024x768つまり 16:9で表示されず、接続後に毎回画面解像度の変更をしなければなりません。(T400の場合は1440x900)

MP410に接続し無線接続できるUSB Wi Fiアダプタの選択枝は少なく、以下の方法は Win 7 pro 32bit環境下で確認しただけなのであまり参考にはならないかもしれませんが、ご紹介いたします。

接続に必要なヒントは海外コミュを読んでいてMP410に使用できる無線usbチップセットが紹介されていた事でした。

このチップ搭載した日本製の製品を検索してみるとLogtech社製の製品LAN-W300N/U2が該当します。(少し古いですが 2.4GHz帯で300Mbpsの通信が可能な子機です。) 

Mp410wifi1

同じメーカーの上位機種LAN-W450ANU2Eも同時に発注し試すとLAN-W300N/U2が動作し上位機種LAN-W450ANU2Eは動作しませんでした。

これらのWi-Fiアダプタは Raspberry Pi (Linux) やubuntuで動作実績のあるものですがMP410では動作しませんでした。

Mp410wifi2

最新のLED プロジェクタは、DLP 16:9 光量 500lm (ルーメン)以上なのに対して3M MP410は、は、スペック的に少し見劣りしてきましたが、特筆すべきは、そのコントラスト。 部屋を暗くしてみても、黒の部分の光漏 れがほとんど気になりません。 色の再現性も良いし結構気に入っています。 ランプの寿命を気にせず使える点もうれしいですね。


Linux携帯電話の仕様リリース

2007-12-11 17:30:21 | モバイル

今年の六月にアナウンスされていた、Linux携帯電話の仕様書がリリースされたようです

初期の携帯端末にはuITRONを採用したり、メーカー独自のOSが採用されたり、プラットフォームが共通化されていなかったので、俗に言う「車輪の再開発」がおこなわれていたわけです。このため、携帯端末に実装された多くの機能を開発したり試験/評価する場合などの端末の開発コストも上昇し、コストダウンをするためにもプラットフォームの共通化が望まれていました。

また携帯電話も、ビジネスユースでは、よりPCとの連携をしやすい高機能なOSを搭載した携帯端末がスマートフォンとして販売されているのは、よく知られているとおもいますが、このOSには現在いくつかの流れがあります。

1 Symbian

英国生まれのOSでPSION社が開発したEPOC32を携帯電話用に進化させたOSです。

欧州での採用が多くスマートフォン全体でも高いシェアを誇っています。

2 BREW

米CUALCOMMが開発したCDMA端末に搭載されているOSです。

au端末のEZアプリはこのOS上で動作します。

3 Windows mobile

PCでは採用実績の多いMicrosoftのWindowsの携帯端末専用OSです。

開発環境は、基本的にPC用のものを使います。マルチメディアの親和性がたかいのも特徴です。 最近では採用実績が増加しており、 シャープ製W-zeroシリーズはこのOSを採用しています。

4 Palm OS

 米Palm社のPDAに採用されているOSです。 最近ではTeroシリーズなどのスマートフォンに採用されていますが、設計の古さは否めません。

5 その他

 他にもメーカー独自のOSはいろいろありましたがそんな中でもITRONは初期の国産端末に採用されていましたが、マルチメディアやプロトコルスタックの実装が困難だったり開発効率が悪かったりと現在ではその役目を終えているようです。

ここに新しい流れとしてLinuxOSを搭載した端末が加わることになるわけです。

Linuxは以前から、試作機のUIを確認したりする場合に、TCP/IPのプロトコルスタックが充実していたり、シュミレータをOpenなOS Linux上で動作させたりと開発の現場ではよく使用されていましたが、携帯端末そのものに実装されたケースは、最近でこそいくつかの事例があるものの希なケースでした。

しかし、今回Linuxを基本OSとする携帯電話の仕様が策定されたことで今後は、開発ツールから実際の製品までLinuxで統一することが出来、開発コストを下げる事ができることから今後採用事例が増えることが予想されています。

今では、古くさいUIを持つPalm OS もLinux上で動作させるためのALP(Access Linux Platform) もすでに開発されています。

今後の展開が楽しみです。


携帯電話で死亡は???

2007-11-30 12:28:27 | モバイル

以前このブログで、携帯電話に使われている、イオンポリマー バッテリについての発火について取り上げたことがあります。ここ

最近台湾で、携帯電話が爆発して 心臓を直撃して死亡という報道がされましたが、ウソだったようです。

以前携帯電話の落下試験やバッテリのショートテスト(短絡試験)というのに立ち会った事がありますが、 爆発するといっても 衝撃で人が死ぬほどではなく、むしろ高温になったときのやけどはかなり危険だと感じていました。

だから、「爆死」のニュースはすこし気になるニュースだったのです。

リチウムイオンバッテリは高いエネルギを蓄える事が出来るため、そのエネルギを短時間に解放するような事象..たとえばショートとか、内部の絶縁フィルムの破損を引き起こす、応力をかけるだとかで発火/発煙に至ります。

そして携帯電話は、大量に生産されているので、初期不良品が確率的に発生し、発火/発煙してしまう携帯電話は、年間少なからず発生しているので、尻のポケットに入れたりして、曲げ応力をかけてしまう使い方は危険です。

この携帯電話、顔の近くで使うモノですから、尚いっそうの防止策をとって欲しいモノです。

一番良いのは、携帯電話の機能を簡略化して、エネルギ密度を下げたバッテリでも動作するようにすれば、安全な携帯電話になります。 

通話中に何かのはずみで携帯電話に衝撃を与えたら顔や首に大やけどしちゃった..

というのは、本当にあったお話ですから..


日本の携帯通信キャリアは..なにやってんの

2007-07-26 13:44:20 | モバイル

国内の膠着した状況にくらべ、国外の携帯端末事情は、うらやましい限りです。

APPLE のifoneがたったの一日で27万台も売れたそうです。 アクセサリを含むか含まないかは不明らしいですが それでも話題性はあります。

Os_iphone2

アメリカでは、日本と違い携帯端末の価格は、ハードウェアとしてメーカーが決めることが出来るためifoneは、「Cingular Wireless」との2年契約込みで、8Gバイトモデルが599ドル(約7万円)、4Gバイトモデルが499ドル(約6万円)。と高いのですが、それでもずいぶん売れているようです。

でも予想を下回ったとかで..Appleの株価は少し落ちたらしいですが..

対して..日本では、「販売奨励金」という制度があり、 端末メーカーは通信キャリアが策定した仕様(アイデアの斬新さの欠落した)に従った標準的な機能をもつ端末を作るしかない状況なので、端末メーカーもユーザーも、「うれしくない」状況なのです。

また、日本では、このような状況を打破しようとして「モバイルビジネス研究会」を立ち上げていますが、研究会だけあって、全く進んでいないようで、成果が感じられません。

通信キャリアも、目新しいサービスも端末仕様も提供出来ずに、基本料金や通話料金を下げるなど消耗するサービスだけ..

その間に、どんどんその差が広がるだけなのです。

そろそろ、端末の価格は、他の電気製品と同じように、性能や機能を反映させた価格で提供してもいいのではないでしょうか。 

いまの携帯電話のビジネスモデルは、最新機能を持つ端末を頻繁に交換する人の端末の販売価格の不足分を、 機能的に劣る端末を長期間使い続ける人の通信料金で補填している構図で、とても歪んでいます。

総務省も、 いまの携帯キャリアに任せていたら進むものも進まないので、試しにGSM方式を日本で解禁してみたらどうでしょう? 農産物の自由化だけではなく、電波も自由化してみたら良いんです。

GSMは世界シェア7割を越えた通信方式ですし、すでに世界標準です。

このGSMの世代は2Gで旧いですが、次期通信方式はGSMの上位互換になるのは確実です。 

GSMもしくはその上位互換方式が日本においても標準になれば、日本国内の携帯端末メーカーが現在製造している、国内/海外、両対応の携帯端末のように、複数の通信方式に対応するハードウェアの必要がなく、回路の簡素化や、設計コストも下げることが出来る事でしょう。

ユーザの視点でみれば、 海外の魅力的な端末が日本でも使えるし、海外出張でつながるかつながらないか心配をしなくてもすみます。 世界中で同じ端末が使えるので、現地でのレンタル携帯の面倒な手続きも不要です。

国内の携帯通信キャリアも慌ててビジネスモデルを変更することでしょう..

そして、既得権益を持っている携帯通信キャリア以外の全ての方が 「しあわせ」になれます。

それにしても、通信速度は遅いですがAPPLE のiphoneは、 いいですねぇ..

国内メーカーもiphoneのような、とがった端末を出してほしいものです。

携帯端末の良さは通信速度だけでは無いのです。 所有したいと思わせる仕掛けが大切だと思うのですが..


Palmがフルサイズキーボード?

2007-05-31 10:02:50 | モバイル

米Palmが

米Palmは5月30日、スマートフォンと組み合わせて使うモバイルコンパニオン製品「Palm Foleo」を発表しました。

Foleo_1

OSはLinuxで、WEB ブラウザはOpera 9、BluetoothでTreoと接続しTreoをワイヤレスモデムにしたり、内蔵のWi-Fi機能を使い直接ネットに接続することも可能らしいです。

 Palmデバイスもそうですが、開いてボタンを押すだけで即座にアプリケーションが使える即時起動はそのままにしてすべての作業ファイルは自動的に保存されるため、アプリケーションを閉じたり、保存ボタンを押す必要がありません。

主な仕様は、

USBポート、ビデオ出力ポート、ヘッドフォンジャック、SDおよびCFカードスロットを装備しており、バッテリー持続時間は5時間、重量は(約1.13キログラム)。499ドル。

とあります。

Windows XP 搭載のNote bookは、ハイバネーションさせたり、スタンバイさせたりすると起動を早く出来ますが、Palm機の素早さにはかないません。

出先で打ち合わせの議事録を作成したり、メールを拾い、ブラウジングするのに限定すれば結構つかえるのではないでしょうか。

問題なのは、バッテリでの駆動時間が短いことと、重量です。 機能でWindows Note book にはかなわないわけですから、もっと携帯性を重視した方が良かったのでは...と思いました。

でも、OSがLinuxというのが興味をひきますね。最近PC環境の一部を RedHat ディストリビューションのLinuxに置き換えているのですが快適です。 この路線はそのまま継承して欲しいですね。

そのまえに、日本で使用できるPalm製スマートフォンが欲しいですけど..

さてPalmDreamsは、軽い打ち合わせには、Palmと携帯型のキーボードを持っていくことが多いです。

ATOKで日本語の文章は、楽に入力出来ますし、待ち時間には、動画や音楽が楽しめます。英会話のリスニングもたまーにやります。

やっぱりパームデバイスはいいなあ。