米Palmが、またまた買収されるようです。
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Palmは、
1992年にJeff Hawkins、Ed Collican、Donna
Dubinskyによって創業。
1996年には同社初のPDAとなる「Palm
Pilot」を発売
その後、U.S.Robotics、3Comに買収され..
2000年に再び独立し、スマートフォンの先駆けともなる「Treo」シリーズを発売。
その後OSは分社化した PalmSource が開発し、各社にライセンス供与を行ってたが、 2005年11月15日に PalmSource が現社名・ACCESS Systems)に買収。
Linuxカーネル2.6 ベースの Access Linux Platform (ALP) の開発を始めた。
ALP には Palm OS エミュレータが内蔵されており、Palm OS アプリケーションが動くが大きく成功していない。
2009年1月Consumer Electronics Show(CES)にて初代WebOS搭載機としてPalm Pre(米Sprint Nextel社2009年6月6日発売)が発表された。
そして またしても
2010年/4月 米HPによる買収が発表。 PalmWebOS 搭載スマートフォンの販売台数は、後の発表で40万台と少し..
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と紆余曲折というか波乱万丈な歴史です。
しかしこの様な状況にも関わらず、Palmというブランド名が引き継がれたことには意味があります。
それは、palm誕生直後の 非力なハードウェアでもサクサク動くアーキテクチャーのよさと、HOTSYNCというPCのPIM (Personal Information Manager/Management)
連携すると便利だという斬新なアイデア..そして付随するたくさんの特許などがあり、その技術が未だに魅力的であることです。
これらは、長時間動作と、限られたバッテリ容量を重視するモバイルデバイスにはこれからも必要な技術なのです。
ですから米HPにはpalm魅力的な特徴を生かした製品を開発していただきたいものです。もしも、魅力的な製品がリリースされた場合は、またアプリを開発してみたいと思います。
それにしても米Palmが、米HPに買収されてよかったと思います。
他の企業よりは、「Palmの哲学」が継承される可能性が高いと思います。
その拠り所は、HPのPersonal Systems Groupでエグゼクティブバイスプレジデントを務めるTodd Bradley氏は、2002年から2005年までPalmの最高経営責任者(CEO)を務めていたというだけなんですけど期待しましょうね。
Palmdreamsは、「てのひらにフィットする"夢"のようなデバイス」が大好きなのですから..