映画考察

「笑の大学」

舞台向きの話だな、と思ったら元は舞台らしいですね。
役所広司さんがうますぎる。やっぱりすごいなぁ、この人。
お金かけなくたっていい映画は撮れるという見本ですよ。
作り方も良く出来てたし、ところどころにはさまれるギャグがまた面白い。
純粋に楽しめる映画です。

「ランド・オブ・ザ・デッド」

う～ん。
なんだこりゃ!?

「着信アリ２」

呪いは続いていた。舞台は日本から台湾へ。
呪いの大元は日本にいなかった。
やられた。
死の予告電話を受けた人が殺されるんですね。
つまり、他人の電話だろうが電話に出た人が呪われる。
いいのか、そんな適当で。
日本を離れてから急に興が削がれてぼけーっと見てました。
ラストは少々意外性があったかな。

「猟奇的な彼女」

普通に面白いんですけど。
最初はバカ映画かと思ったら、ちゃんと伏線張ってあるし、ゲロ吐いてるし、シリアスとギャグの区別がしっかりとつけてあるし、ゲロ吐いてるし、韓国映画バカに出来ませんね。ゲロ多いなあ。

「Kill Bill」

やべえ、おもしろい！
劇中曲やら日本語やら、真面目に作ってんのか何なのかさっぱりわからねえ！
女子高生が鉄球振り回したり、寿司屋が刀鍛冶で服部半蔵だったり、外国人同士が下手な日本語で互いを称えあったり、主人公の名前がピー音で伏せられてたり、刀の構えがへっぴり腰だったり、オーレンイシイの右腕ことソフィーが一番日本語うまかったり、やたら血しぶきが上がったり、刀刺した相手をそのまま持ち上げたり、子供にはお尻ぺんぺんですませちゃったり、急にアニメになったり、なぞのモノクロ演出だったり。こいつは天才の作品だ!!
しかも続き物！気になるぜ！

「シリアナ -SYRIANA-」

石油をめぐるＣＩＡとアラブの王族とアメリカ司法省とイスラム過激派テロリストの本当の関係。
そしてそれらが〔ぜんぶつながっている〕という真実を。
という話なんですが、しっかり考えながら見ないとわからなくなります。
主人公が４人もいるのでその辺のつながりも考えないといけないし、理解しないと楽しめません。
おいらの頭が足りてないのはこの際置いといて、参考までに。
訳もわからず見てたけど、つまらないとは感じませんでした。

「マスク２」

もう全編ＣＧでいいじゃん、な出来の悪さ。
マスクの正体と家族愛がテーマですが、マスクについては冒頭で正体を明らかにしてるし、家族愛もなんだか中途半端。オーディンとロキの確執もあっさりと終わりをむかえ、これなら全部アニメにしてド派手なことをやってくれたほうがまだ思い切りがいいと感じた。なにやっても中途半端なんだよな～。