ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

雑談。

2008年08月04日 | 雑談
JIN 仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
村上 もとか,酒井 シヅ,富田 泰彦,大庭 邦彦
集英社

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ちょっと気分を変えて。。。最近読み始めた漫画の話。主人公は現代の脳外科医なんだけど、なんと幕末へとワープしてしまう。まだ第1巻しか読んでないから、話がどう展開して行くのかはわかんない。主人公が脳外科医。。。というだけで飛びついてしまいやした。

JIN 仁の公式ホームページはココ。 けっこう充実。

犯人は誰だ?!?

2008年08月03日 | パーキンソン病の薬
さて、どうにか幻聴/被害妄想は落ち着いたので(職場にもガッツで復帰したし)、ちょっと振り返ってみたいと思う。

まずは、この幻聴の原因について。

主治医の先生によると、ノイプロ(ニュープロ、ロチゴチン)の副作用。

でもね、ノイプロを16mgに増量したのって数ヶ月前なんだよね。疑うべきは、最近服用を始めた薬じゃないの?!?ってことは、スタレボ(中でもエンタカポン)じゃないの?!?って思うわけ。この件に関しては、しつこくスコダ先生に確かめたんだけど、ノイプロだって譲らない。(←譲るわけがないか。。。)

まあ、実際にノイプロを減量したことで幻聴が治まったんだから、スコダ先生の判断は正しいのかも。でも、幻聴が治まったのはクロサピンを増量したからかもしれんし。。。ようわからん。

で、もうひとつ考えられるのは、Mr.Pakipakiが最近やせたってこと。(どうして痩せたかって話はまた今度。)そういえば、レキップ(ロピニロール)が原因で幻聴が始まっちゃったときも、体重が減った直後だった。

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で、私はまだまだ「スタレボ原因説」を支持しているので、今度の診察(来週)のときに、もう一度しつこく聞いてみようと思う。

ちゃんと質問できるようにチョイと勉強。

EPDAのサイトにコムテス/コムタン(エンタカポン)の説明が載っていたんだけど、副作用のところにHallucination(幻覚)って書いてある。

Mr.Pakipakiの服用量は1200mgなんだけど、
The drug maximum recommended dose is 10 Comtess/Comtan tablets each day, i.e. 2000 mg of entacapone per day. Your doctor will provide you with specific instructions.(1日2000mgを超えないこと)
と書いてあるので、服用量としては「まあまあ多め」って感じかな。

ちなみに、日本のノバルティス ファーマのサイトには、
「 通常、成人にはエンタカポンとして1回100mgを経口投与する。
なお、症状によりエンタカポンとして1回200mgを投与することができる。
ただし、1日8回を超えないこと。」
と書いてある。この日本語、わかりにくくない?結局のところ、1回100mg×8がマックスなのか、1回200mg×8がマックスなのか。。。わかりにくいのは私だけ?!?(たぶん後者の解釈でいいんだとおもうけど。。。)

でもここはヨーロッパなので、日本のことはあんまり関係がないかもね。

とにかく、エンタカポンの量はムチャムチャ多いってわけではないみたい。。。それでもやっぱり気になるので、今度の診察の時に聞いてみようっと!

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参考までに、MAO-B阻害薬とCOMT阻害薬については
去年の10月5日のブログに書いている。これは10月1日のブログ10月4日のブログの続きなので、の続きなので、10月1日から順番に読んでもらうほうがわかりやすいかも。

下のこたえ。。。

2008年08月02日 | パーキンソン病の薬
えっと、下のリスニング問題の答えでごじゃります。

The problem is the Rotigotine, the active ingredient, may crystalize in the patch.
If that happens, less drug is available to be absorbed through the skin, and so the efficacy of the product may vary.

The crystalized drug may cause the patch to have snow flake like patterns. The more snow flakes, the greater the chance that the patch won't work properly.

まあ、これって新しいニュースではないんだけど、結局のところ「アメリカではノイプロ(Neupro ロチゴチン)がリコールされた」ってこと。

理由はね、ロチゴチンがcrystalizeするからなんだけど、こういうのって「ロチゴチンが結晶化する」って言うの?!?言葉の使い方がわからん。「ロチゴチンの結晶が形成される」って言ったらよいのかしらん?

で、とにかく、パッチに雪の結晶のような模様***(←こういう模様)が見られたら要注意。この雪の結晶のような模様があればあるほど、皮膚からの薬剤の摂取量が少なくなってしまうわけ。毎日一定量を摂取できないって、問題だものね。

で、で、で、我が家のノイプロのパッチなんだけど、端っこのほうに雪の結晶みたいなものが1、2個ある!。。。でも使ってる。。。

主治医の先生によると、ヨーロッパでは薬の保管の仕方が違うから結晶になりにくい。。。らしい。。。と書いてしまっているけれど、Mr.Pakipakiからの又聞きなので本当かどうかはわかりまへん。来週の診察のときに聞いてみようと思う。

リスニング

2008年08月01日 | パーキンソン病の薬
Neupro Patches Recalled アメリカでノイプロ(ロチゴチン)がリコールされたってニュース。今年4月の話。ヨーロッパではリコールされてない。



ここで、ぱきぱきちゃんの英語講座 リスニング問題。穴埋め問題。0:17(ニュース開始後17秒のところ)からです。女性アナウンサーは何と言っているでしょう。

The problem is the Rotigotine, the active ingredient, may ( ) in the patch.
If that happens, less drug is available to be ( ) through the skin, and so the ( ) of the product may vary.

The crystalized drug may cause the patch to have snow flake like patterns. The ( ) snow flakes, the ( ) the chance that the patch won't work properly.

リスニングの苦手な方へ。。。ぱきぱき達人からの耳寄りアドバイス
一 耳の穴をかっぽじって聞くこと。(綿棒を使うと耳を傷つけません。)
二 利き耳をスピーカーにできるだけ近づけること。(そばだてやすい方の耳が利き耳です。)
三 こう言っているにちがいない と決めつけること。(人生、時には「思い切り」も大切です。)
四 さっさと切り上げること。(これが「引き際の美学を追究する」ということです。)

ちなみに、ぱきぱき達人は、某大学院で英語教育を専攻いたしやした。




その2

2008年08月01日 | 副作用(精神症状)
下の続きね。翌日の火曜日のこと。。。

この日は仕事だったわけ。で、朝からちゃんと起きて、身だしなみを整えて。。。出勤か。。。と思いきや「今日は仕事は休むよ。。。」の一言。「それに、警察が来るのも時間の問題だし。。。」

 一晩で、バージョンアップしとる。。。

で、ご丁寧にお別れの挨拶。今までのことに心から感謝され、もうこれっきりだからね。。。と真顔で言うMr.Pakipaki。。。

あかん、ほんまに限界かもしれん。。。

ということで、まずは会社に電話。上司のアネットさんがでたので、事情を説明。話しているうちに、なんだかすんごく悲しくなって、急に泣けてきたワタクシ。すると、アネットさんが気を利かせて、私の代わりに病院に電話してくれることに。。。いい人だー。

すぐに、アネットさんから折り返し電話があって、Mr.Pakipakiの幻聴がひどくなったことは伝えたから、とにかく急患の窓口に行くようにと指示。

はい、私は肝心なときに役に立たない介護人でごじゃりました。 病院にいく段取りをしたのは。。。Mr.Pakipakiの上司。。。すんまへん、お世話になりやした。

てなわけで、二人で「急患受付窓口へゴー」ってことに。。。 とりあえず段取りが決まったら、涙もピタッて止まったし、頭も働くようになっちゃって、もしもの入院に備えての「お泊まりセット」の準備。ふふ、やっぱ私って気が利くじゃーんと、自分のテキパキとした介護人ぶりに酔いしれる私。おほほほほ。なんでさっきは泣いたんやろか。ナゾや。


で、病院到着。急患受付の窓口へ。。。
スコダ先生、すぐにやってきてくれて。。。もちろん 即入院。スコダ先生には前の晩に「もう限界です」メールを送っていたので、対応がものすごく早かった。

「エージェントに見張られているんです」と泣かんばかりに訴えるMr.Pakipakiの手を握りながら、薬の副作用であることを優しく言い聞かせるスコダ先生。。。あれは、キレイなお姉さん風神経内科医の巧みの技だね。ついでに私の手も握ってくらはいって思ったもの。。。患者に対して、あーんなに愛情深いしぐさを見せるお医者さんって初めて見た。いやー、やっぱ人柄って大切やわ。

ここまで書いて疲れてきた。。。ゲンチョーの夏、日本の夏。。。あっ、ここは日本じゃーなかった。。。