ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

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2007年02月27日 | パーキンソン病の薬
今日はレキップの話。

下のエントリーで取り上げたのは、24時間持続型のレキップの話で、最近やっと日本で発売されたレキップのことじゃない。

そうそう、「レキップ」といえば、最近「レキップ」というキーワードでこのブログにたどり着くひとが多いみたい。でも、私「レキップ」って名前はあまり使っていない。「ロピニロール」で検索してもらえると、レキップに関するエントリーにたどり着くと思う。

おっと脱線。レキップ24時間営業コンビニエンスストア型の話だった。

*********sophiaさんのコメントの引用ここから**********

レキップのextended-release tabletというのは徐放錠controlled releaseと同じ技術で作られたもののようです。
徐放というのは成分がゆっくり溶け出すという意味で、long actingというのは薬効時間が長いということになります。
つまり、薬の成分の溶け出し方に注目しているのと、薬効の持続時間に注目しているのとの違いで、long actingの要素としては
・ゆっくり成分が溶け出す(controlled release)
・血中に長く留まる(代謝されにくい、半減期が長い)
・レセプターでの作用時間が長く持続する
などが考えられます。

*********sophiaさんのコメントの引用ここまで**********

ってわけで、私も extended-releaseという言葉が気になっていたんだけど、これは単に従来のレキップと比べるとextendedというだけだと思う。で、extendedされてlong acting になったわけね。で、さらに徐放錠と同じ技術なわけだからcontrolled releaseってこと。


さらにカバセリル(カバサール)についても、sophiaさんと通りすがりさんに教えて頂いたんだけど、「カバは半減期が長い」のだ。(だからMr.Pakipakiは朝1回飲むだけでいい。)で、私の理解では「カバは徐放じゃなくて、半減するのが遅い」ってことなんだけど。。。。想像がどんどん膨らんじゃって。。。。真夏日なんかに動物のカバが汗をたらたら流しながら60時間もゆっくり減って行くとこを想像したりして。。。。。ああ最後にはミニカバになったりして。。。。こんな想像をするなんて私はバカだなあ。。。とか思うと、もう楽しくてしかたなくなった。

↑↑↑こういうのは、私の記憶術で、こういうことを一度思い浮かべておくと「カバサールは半減期が長い」ってことが記憶に定着するわけよん。

溶けてミニカバになる様子を思い浮かべたところ、今度は数年前に読んだ「カバの汗」の新聞記事を思い出した。検索してみたらココに載っていた。この記事の何がおかしいかと言うと、大の大人が真剣にカバの汗を拭き取って集めているっこと。パーキンがどーのこーのと研究をしている学者もいれば、「カバの汗」に魅せられている学者もいるらしい。あはは。この研究者たちはジリジリと太陽が照りつける真夏日に動物園に出かけて、カバの汗をガーゼで丁寧に拭き取っているんだよ。もうこんな愉快な仕事はないと思うし、こんな仕事をしている人とぜひ友達になりたいと思う。

おっと脱線!薬の話の続きだった。

最後にもうひとつ。。。今後ぜひ使いこなしたい単語は「口内崩壊錠」。。。口の中で溶ける薬は「口内崩壊」なんだね。これはもうセンセー業の私にはたまんなくオカシイ表現なわけよ!崩壊といえば、「学級崩壊」とか「崩壊家庭」を思い出してしまうもの。「口内崩壊」だって、ついつい「校内崩壊」って変換したくなる。ぶはははは。