街金オヤジの日記

貸付けの時の気分、取立て・追込み
そんな日常業務?を書いていきたいと思います。

貸出金利:上限に特例、少額対象に1顧客1社

2006年08月27日 07時21分51秒 | Weblog
貸出金利:上限に特例、少額対象に1顧客1社 金融庁方針
これよやられたら、大手がマスマス巨大化になるな~
街金レベルに来るお客は少なくて5社くらいツマンでいるから.....
でも、、不思議な事があります。
借金の最初の窓口は、クレジットカードのキャッシングです。
そして、超大手に行きます。
そして、その段階で借金が返済出来れば結構ですが
便利なので、ついつい利用します。
街金までくるには、破産していなければ5~7社くらいツマンでます。
貸出する業者から言わせて貰えば、だんだんリスクが上がるのに
何でか?一番最初に貸した業者が美味しい果実を食べる。
この試案を現実にしたら、余計に破産者・多重債務者が増えるのは確実です。
例えば、資金需要者が3社ツマンでいる状態と仮定します。
希望融資額10万円で毎月2万円返済が条件です。
貸付金利が、29.2%での貸付が出来ず
利息制限法の18%が適用されたとしましょう。
俺なら、30万円融資で契約します。
それがイヤなら希望金額の融資は断ります。
ダイタイ貸金業者の考えている事は同じではないかと思いますが.....
審議している人たちは、お金の苦労したことないから
こんな、トンチンカン試案が出るのでしょう.....´Д`;)/ヽァ・・・