
さて、またまたやってきました!
八郷の新規就農者たち、そして特にその女性陣にスポットライトを当てて、
さまざなこれからの農の形をみなさんと一緒に模索していきたい、と願うこのコーナー!
第5回の今回は、ちょうど先日、天然酵母パン作りを教えていただいた、
くみこ先生こと、田中農園の奥さまにご登場いただきま~す!
実はこんな若く魅力的な女性なのですよ。うんうん。
田中農園の奥さま、久美子さんは普段はご主人とともに有機農産物の栽培をされていますが、
彼女自身は「ペトラン」の名で天然酵母パンを焼くパン職人でもあり、
そして、お料理のレシピの考案など、食に関した多彩な活動をされてる女性。
実は以前にもご紹介したように、久美子さんは東京のフレンチレストランで、料理のお仕事をされていた方で、
そのレストランの有名なオーナーシェフ、というのが、(お料理好きの方はきっとご存知の方も多いと思いますが)
数々のお料理関係の本を出版され、プロデューサー・料理研究家としてテレビや雑誌などでもご活躍の、
パトリス・ジュリアンさんだったのです。
実際わたしも、パトリスさんの本、持ってました。主婦と生活社の『生活はアート』。
若いころ、普通に本屋さんで買いました(笑)。
パトリスさんのお料理のレシピ本は数多く出版されていますが、この『生活はアート』はレシピの本ではなく、
何気ない日常に心を込め、心地よく日々を暮らすことを大切にしていらっしゃるパトリスさんからの、
「普段の暮らしを素敵に過ごす」ためのヒントがたくさん詰まっている本です。
中を読むと、その普段からの生活における美的感性、自分の人生を真剣に楽しんで生きる哲学のようなものは本当に徹底していて、
若いわたしはその本を読んで、世の中にはこんなに生活を楽しんで生きている人がいのだなあ、と感心してしまったものです。
ちなみにフランス語では「生活スタイル」は「アート・ド・ヴィーヴル」、生活のアートと呼ぶのだそうですよ。
そして、我が家に遊びに来た久美子さん、本棚にあったその本を見て、
「あ、わたし、この人のところで働いてたんですよ・・・。」
「い~?!この人、ってこのパトリス・ジュリアン・・・?!(笑)」
八郷には、ほんとに多彩な人々が集まってくるもんだ・・・!
(久美子さんの就農後、パトリスさんも実際この八郷に遊びにいらしたそうですよ。)
そんなわけで、レストラン時代には、料理、パン、デザート、ホール係りまで、いろいろな仕事を担当していた、という久美子さん、
知り合いのいた八郷の地を初めて訪れたとき、その風景に「こんな場所があったんだ・・・!」と感銘を受け、
なんと、その帰りの電車の中でもう八郷への移住を考えたとか(笑)。
そして、その後本当に、第3回の農園紹介でご登場くださった『魚住農園』での農業研修を始められ、
その時代に、"周囲にあれこれ結婚のことをいわれながらもずっと八郷で独身を通していた若き農業青年"
であった現在のご主人と知り合い、結婚。
(ヨッ!長いこと独身だったかいがありましたねえ~、ご主人! ←失礼ないいだかなこ・・・笑)
現在は1児の母となり、農園の仕事、料理の仕事、パン作り・・・と多忙な日々を過ごしていらっしゃいます。
それでは、実際のお答えいただいた、アンケートのほう、ご覧ください!
・・・・・以下、質問者いいだかなこ 回答はご本人によるお言葉です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Q1.農園名と家族構成、就農年数を教えてください。
田中農園・ぺトラン(天然酵母パン) 夫・子供(2歳)の3人と犬1匹
夫は就農8年目・私は3年目です
Q2.就農のきっかけを教えてください。
研修後、先にやっていた夫と結婚したこと
Q3.就農の方法は?また転職組の方、構想から実行(移住・就農)までにかかった時間は?
1年間通いで研修し、結婚した。
研修までは東京のレストランで働いていて、一度こちらに遊びにきたときにすぐこちらに来ようと思い、
すぐにお店をやめた後、知人の協力で家を借り、研修を申し込んだ。
Q4.実際の就農にあたって、もっとも困難だった点はなんですか?
夫が先に就農していたので、特にない。
Q5.就農前後の理想と現実のギャップはありますか?
就農というより結婚したことで自分ひとりでやりたいことを金銭的な面や自由なタイミングで出来なくなったこと。必ず二人で相談したりすること。
Q6.1番好きな作業と1番きらいな作業を教えてください。
旬の野菜を収穫する作業が好き。
嫌いな作業は倒れたおだがけの干した稲をもう一度かけ直す作業。
Q7.現在の暮らしの一番の醍醐味は?
やはり毎日美味しい採れたての食べたい野菜を好きなだけ食べられ、いい食材も地元で何でも手に入る暮らし。
Q8.今後就農を目指す方にメッセージを!
10人10色の就農方法や暮らし方がある楽しい世界です。自分がしたい暮らしを自分なりに模索して頑張ってください。
<連絡先・HPアドレス・ブログアドレス・野菜の注文の受付先など教えてください>
田中農園ブログhttp://tanakanouen.blog.ocn.ne.jp/blog/
メールアドレス tanakanouen@vega.ocn.ne.jp
電話/FAX 0299-43-2434
田中農園・久美子さん、本当にありがとうございました!
さて、久美子さんの素敵なブログには、日々の農作業のほか、おいしいお料理レシピや天然酵母パンなどの情報もいっぱい!
リンク集には、パトリスさんのブログなどもリンクされていますので、ぜひ、チェックしてみてください!
余談ですが、最近の新規就農者の若い奥さまたちに、就農のきっかけをお尋ねしたところ、
「雑誌に久美子さんの研修時代の情報が載っているのを見たのがきっかけで・・・」と答えた方が二人もいらっしゃいました。
さまざまな分野の特性を持った若い力が参加することで、農業に新しい風が吹き込み、
それがまた新しい農業のイメージを作り出していく・・・。
やっぱり、わたしには、これからの農業はあたらしい魅力のある職業へと変わっていくように思えてしようがありません。
個人的に興味深かったお答えは、Q5の「やりたいことを相談しなくてはできなくなった」、というところ(笑)。
仕事と自分との関わりって、結婚に限らず、子どもと生きることや何やかやと、
女性は特に自由の身でいるときとはいろいろと事情が変わってきますよね。
でも、その事情の中からこそ生まれてくる方向性、というものがきっとその人らしい仕事につながっていくのだと思います!
ご飯党でお酒も飲まないご主人と、フランス料理とパン焼きの技術を持っている奥さま。
その融合点になにかきっと独自の素敵な方向性が産まれるのだと思います!
わたし自身も、久美子さんの農と食を含めたこれからのご活躍に、とても期待しております。
なにか新たな動きがあったときには、またこのパチャママブログでも、ピックアップさせていただきますので
ぜひ、皆様もチェックしてくださいね~!
さて、次回はどんな農園の奥さまが登場してくださるのでしょう!
今後もまだまだ続きますよ~!
どうぞお楽しみに!!
八郷の新規就農者たち、そして特にその女性陣にスポットライトを当てて、
さまざなこれからの農の形をみなさんと一緒に模索していきたい、と願うこのコーナー!
第5回の今回は、ちょうど先日、天然酵母パン作りを教えていただいた、
くみこ先生こと、田中農園の奥さまにご登場いただきま~す!
実はこんな若く魅力的な女性なのですよ。うんうん。
田中農園の奥さま、久美子さんは普段はご主人とともに有機農産物の栽培をされていますが、
彼女自身は「ペトラン」の名で天然酵母パンを焼くパン職人でもあり、
そして、お料理のレシピの考案など、食に関した多彩な活動をされてる女性。
実は以前にもご紹介したように、久美子さんは東京のフレンチレストランで、料理のお仕事をされていた方で、
そのレストランの有名なオーナーシェフ、というのが、(お料理好きの方はきっとご存知の方も多いと思いますが)
数々のお料理関係の本を出版され、プロデューサー・料理研究家としてテレビや雑誌などでもご活躍の、
パトリス・ジュリアンさんだったのです。
実際わたしも、パトリスさんの本、持ってました。主婦と生活社の『生活はアート』。
若いころ、普通に本屋さんで買いました(笑)。
パトリスさんのお料理のレシピ本は数多く出版されていますが、この『生活はアート』はレシピの本ではなく、
何気ない日常に心を込め、心地よく日々を暮らすことを大切にしていらっしゃるパトリスさんからの、
「普段の暮らしを素敵に過ごす」ためのヒントがたくさん詰まっている本です。
中を読むと、その普段からの生活における美的感性、自分の人生を真剣に楽しんで生きる哲学のようなものは本当に徹底していて、
若いわたしはその本を読んで、世の中にはこんなに生活を楽しんで生きている人がいのだなあ、と感心してしまったものです。
ちなみにフランス語では「生活スタイル」は「アート・ド・ヴィーヴル」、生活のアートと呼ぶのだそうですよ。
そして、我が家に遊びに来た久美子さん、本棚にあったその本を見て、
「あ、わたし、この人のところで働いてたんですよ・・・。」
「い~?!この人、ってこのパトリス・ジュリアン・・・?!(笑)」
八郷には、ほんとに多彩な人々が集まってくるもんだ・・・!
(久美子さんの就農後、パトリスさんも実際この八郷に遊びにいらしたそうですよ。)
そんなわけで、レストラン時代には、料理、パン、デザート、ホール係りまで、いろいろな仕事を担当していた、という久美子さん、
知り合いのいた八郷の地を初めて訪れたとき、その風景に「こんな場所があったんだ・・・!」と感銘を受け、
なんと、その帰りの電車の中でもう八郷への移住を考えたとか(笑)。
そして、その後本当に、第3回の農園紹介でご登場くださった『魚住農園』での農業研修を始められ、
その時代に、"周囲にあれこれ結婚のことをいわれながらもずっと八郷で独身を通していた若き農業青年"
であった現在のご主人と知り合い、結婚。
(ヨッ!長いこと独身だったかいがありましたねえ~、ご主人! ←失礼ないいだかなこ・・・笑)
現在は1児の母となり、農園の仕事、料理の仕事、パン作り・・・と多忙な日々を過ごしていらっしゃいます。
それでは、実際のお答えいただいた、アンケートのほう、ご覧ください!
・・・・・以下、質問者いいだかなこ 回答はご本人によるお言葉です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Q1.農園名と家族構成、就農年数を教えてください。
田中農園・ぺトラン(天然酵母パン) 夫・子供(2歳)の3人と犬1匹
夫は就農8年目・私は3年目です
Q2.就農のきっかけを教えてください。
研修後、先にやっていた夫と結婚したこと
Q3.就農の方法は?また転職組の方、構想から実行(移住・就農)までにかかった時間は?
1年間通いで研修し、結婚した。
研修までは東京のレストランで働いていて、一度こちらに遊びにきたときにすぐこちらに来ようと思い、
すぐにお店をやめた後、知人の協力で家を借り、研修を申し込んだ。
Q4.実際の就農にあたって、もっとも困難だった点はなんですか?
夫が先に就農していたので、特にない。
Q5.就農前後の理想と現実のギャップはありますか?
就農というより結婚したことで自分ひとりでやりたいことを金銭的な面や自由なタイミングで出来なくなったこと。必ず二人で相談したりすること。
Q6.1番好きな作業と1番きらいな作業を教えてください。
旬の野菜を収穫する作業が好き。
嫌いな作業は倒れたおだがけの干した稲をもう一度かけ直す作業。
Q7.現在の暮らしの一番の醍醐味は?
やはり毎日美味しい採れたての食べたい野菜を好きなだけ食べられ、いい食材も地元で何でも手に入る暮らし。
Q8.今後就農を目指す方にメッセージを!
10人10色の就農方法や暮らし方がある楽しい世界です。自分がしたい暮らしを自分なりに模索して頑張ってください。
<連絡先・HPアドレス・ブログアドレス・野菜の注文の受付先など教えてください>
田中農園ブログhttp://tanakanouen.blog.ocn.ne.jp/blog/
メールアドレス tanakanouen@vega.ocn.ne.jp
電話/FAX 0299-43-2434
田中農園・久美子さん、本当にありがとうございました!
さて、久美子さんの素敵なブログには、日々の農作業のほか、おいしいお料理レシピや天然酵母パンなどの情報もいっぱい!
リンク集には、パトリスさんのブログなどもリンクされていますので、ぜひ、チェックしてみてください!
余談ですが、最近の新規就農者の若い奥さまたちに、就農のきっかけをお尋ねしたところ、
「雑誌に久美子さんの研修時代の情報が載っているのを見たのがきっかけで・・・」と答えた方が二人もいらっしゃいました。
さまざまな分野の特性を持った若い力が参加することで、農業に新しい風が吹き込み、
それがまた新しい農業のイメージを作り出していく・・・。
やっぱり、わたしには、これからの農業はあたらしい魅力のある職業へと変わっていくように思えてしようがありません。
個人的に興味深かったお答えは、Q5の「やりたいことを相談しなくてはできなくなった」、というところ(笑)。
仕事と自分との関わりって、結婚に限らず、子どもと生きることや何やかやと、
女性は特に自由の身でいるときとはいろいろと事情が変わってきますよね。
でも、その事情の中からこそ生まれてくる方向性、というものがきっとその人らしい仕事につながっていくのだと思います!
ご飯党でお酒も飲まないご主人と、フランス料理とパン焼きの技術を持っている奥さま。
その融合点になにかきっと独自の素敵な方向性が産まれるのだと思います!
わたし自身も、久美子さんの農と食を含めたこれからのご活躍に、とても期待しております。
なにか新たな動きがあったときには、またこのパチャママブログでも、ピックアップさせていただきますので
ぜひ、皆様もチェックしてくださいね~!
さて、次回はどんな農園の奥さまが登場してくださるのでしょう!
今後もまだまだ続きますよ~!
どうぞお楽しみに!!
Q5の答えがちょっと農業とは違うコメントになって、参考になりませんね~。私的なコメントですみません^^
でも、いろんな形があるので、大丈夫かな~!?笑・・
融合点でのなにかきっとある。。だろう新しい発展を私も楽しみにしてます。
本当にありがとうございました~。