パチャママ的あぐりびと通信

茨城県石岡市、有機生産・飯田農園の妻(焼き物屋)が現場からお届けする日々雑多有機的考察。

20年前の自分に出会う旅。

2013年12月11日 | 日々パチャ
突然ですが(笑)
わたくし20歳で南米に旅立ちまして、今年であれからなんと20年!!

南米行きは実は小学生時代から抱き続けた夢。
しかしそれはもちろん、とうてい叶わぬ夢物語と固く信じて迎えた20歳、
成人式がわりに計画した初めての国内ひとり旅(焼き物を見に行く旅)で
運命の出会いを果たしてしまった、「中南米博物館」!!

20歳の5月にここを訪れ、ロビーで「南米旅行申込」のパンフレットを見て
初めて“実際に行ける場所”としての南米を意識してから
(そのパンフレット自体の旅行の申し込み期限は切れてたんですが・笑)
大学の夏休みに住み込みのアルバイトをしてお金を貯め、
ブルブルと未知の世界に飛び込む怖さに震えながらも、
もてる勇気のすべてを振り絞って(笑)
その同じ年の10月に日本を飛び立った南米へのひとり旅。
懐かしい中南米美術館はまさにそのきっかけとなった場所。

ここにきていなかったら南米行は単なる夢のままだったのかも・・・と思うと
ここがわたしの運命を変えた原点といっても過言でないかも。

今年の記念すべき40歳突入年にはなにか思い出に残ることをしたい、
とかねがね思っていたのですが、天の神様の粋な計らいで
なんとなんと20年ぶりにかの中南米博物館を再び訪れることができました。




20年前の自分と出会うセンチメンタルジャーニーは
あの頃の「夢」が現実になって、懐かしい「思い出」に変わってる
時間と場所が記憶が交錯するまか不思議体験(笑)。

美術館の階段の吹き抜けの壁に
でっかいマチュピチュのパネルがかけてあるんですが
20年前に見たマチュピチュは、とうてい行くことのできない遠い遠い憧れの場所、
今回見るマチュピチュは、現地ガイドのお手伝いをしてたくさんのお客様をご案内した懐かしい場所・・・。

これってなんだかものすごく不思議な感覚で。

あれからいろんなことがあったなあーーー。
あの頃のなーんにもなかった自分このことを思い返すと
ただひたすら若い時代がいい、なんてわたしには決して思えない。

あれから出会った場所、出会えた人たち・・・

そういうすべてがわたしの人生そのもので
あれから経てきた時間が今のわたしの年齢そのもので
それは1年も欠けたら成り立たない、とても大事なものだと思いました。

こういうことを感じられる「原点」を縁あって再び訪れることができたこと
本当にありがたく思います。
すてきな40代のスタート!これからもがんばるぞ!

(ね?これぞまさしく、センチメンタルジャーニー♪ 笑)

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