パチャママ的あぐりびと通信

茨城県石岡市、有機生産・飯田農園の妻(焼き物屋)が現場からお届けする日々雑多有機的考察。

ああ、猫足のいとしさよ

2011年05月31日 | 日々パチャ

こちら我が家の居候猫、とうきちろうくんです。

寝てますねえ・・・。
すやすやと。
このまとまった猫足の肉球の愛らしいことよ。
ローソファのカバーと体が同系色で
すごい保護色みたいになってますが。

父が猫嫌いだったので、わたしがこどもの頃
ねこが家にいたことは一度もありませんでしたし、
このようにねこと一緒に暮らすことになるなんて
想像もしていなかった。
そしてましてや自分が農家になるなんて思ってもいなかった・・・。
なのに今、こうして家業が農家になって山でねこと暮らしている・・・。
人生って思いがけないことが起こるものですねえ。

あまりねこが身近でなかったわたしの、ねこに対するイメージって、
「きまぐれ」とか「呼んでも来ない」とかそういう感じだったのですが
とうきちろうはそんなイメージををことごとく破る、超~なつこいねこ。

呼ぶとすぐ来る。
名前を呼ぶと「にゃー」と返事をする。
おしっぽを触られようと、ギューと抱っこされようと、
なにをされても、まったく怒らない。
膝に乗ればいつまでたっても降りようとしない・・・。

えっ・・・ねこってこんななの・・・??!




また寝てます・・・。
まぶしいのきらいみたいで、目に手をかけるこの寝相。
ねこはけっこうこういうことするんですってねえ、
いやはや、愛らしいじゃないですか・・・。

我が家でもっとも人気のしぐさは、ぐーっと握った前足をぺろぺろする姿。
顔を洗うのとはまた違って、ただグーの手を一生懸命なめる。
これは我が家では「グーなめ」と呼ばれていて、できれば見逃したくないので
見かけた人はほかの家族に「グーなめ出た!見な!かわいい~!」と教えることになってます(笑)。

わーい、あぐりびとに初レビュー!(amazon)

2011年05月26日 | 日々パチャ
わーい。
先日のブログでも書いた、アマゾンのレビューの件。
今日初レビューを発見してしまいました!
(わたしの自作ではない・笑)

五つ星つけてもらってねえ、優しい方ですねえ!
本の感想を短く述べるのって、なかなか難しいし
ましてネットに書き込むのだっておっくうなことなのに
ありがたいですねえ!


うれしかったので二つ目の記事アップしてしまった。

みなさんも見てね!(ハート)

amazon「わたしがあぐりびとになるまで」<野草社> いいだかなこ

やっていること、やるべきこと、やりたいこと・・・

2011年05月26日 | 日々パチャ


このところ、日々こつこつとお店からご注文いただいた焼き物の製作をしております。
(お店でいいだかなこのこどものうつわを買ってくださるお客さま、ありがとうございます!)

しかし、もちろん家業は有機農園。
日々の農園の出荷もあり(宅配+生協さんなど)
すると伝票の作成、ダンボール組み、お便り作り・・・などなど
出荷関係の仕事が発生いたします。
(飯田農園の有機野菜をご利用くださるお客様も、本当にありがとうございます!!)

そして昨日みたいにものすごいいい天気!ともなると
作業着の洗濯、日常の洗濯、布団干し、部屋の掃除・・・などなど
やらないわけにもいきません。
(おてんとさまも、ありがとう~!!!)

そんなこんなで、やっとこ土仕事にかかって、ノッテキタころには
忙しいコージさんがドタバタと戻ってきて、
「後何分でメシ食える!?」となるわけです。

昼ごはんもひと段落、再び仕事にとりかかるわけですが
あっというまに午後も深まり、3時には下の子のお迎えだ・・・
その後買い物いかないと、冷蔵庫がからっぽだ~・・・
あー、出る前に布団を取り込まなくちゃ!
でかけるなら郵便局で振込みしなきゃね・・・

とかなんとかやっているうちに、子どもをひろって
買い物まわって、帰ってきたらもう夕飯の支度。

曲がりなりにも仕事をしている主婦ならば、ご飯の支度もちょっとは省略しないと
時間がない~、ということなんですが、我が家は農家ですから
おかずはいちから、野菜の土を落とすところから始まります。
もちろん、だからこそ日々のごはんが美味しくて、食事から力をもらえるのですが。

ごはんだ、お風呂だときて、夜9時。
こどもたちに本を読みつつ、はっと気づく!
やりかけの焼き物の仕事・・・取ってをつけないままに乾いちゃってるよね・・・。
(あまり柔らかいうちに取ってなどつけると歪みの原因になるので、ある程度、
 プロセスチーズくらいの固さに乾くのを待つのですが、それ以上、白っぽくなるまで
 乾いてしまうと、もう新たな細工を加えるのは無理になります。。。)

あーあ。

しかしきっとこんな状況にいるのもわたしだけじゃない!
女性がお仕事しつつ家のこともやる、っていうのは
多かれ少なかれ、こんなものですよね。
なかなかそれだけに集中する!っていう時間をたくさん作ることができない・・・。

それでも、やらねばならぬことはやるしかないし、
やりたいことも、やるしかないわけです。

こんな状況なのに(笑)、わたしのやりたいことはまだあって、焼き物の仕事しながらも
アイディアが浮かぶと、ささっとメモをしたりするわけですが
この写真のように、子どもたち向けたイラスト(漫画?)メインの本を作ってみたいと思っています。
楽しく読んでいるうちに、農業のこと、野菜のこと、料理のこと(たけのこのあく抜きとかみそ作りとか)
を知って、興味を持ってしまうような、そんな楽しい本。
ねこのとうきちろうと、こどもたちが主人公、っていうのも楽しいなあと思っています。

今回の「わたしがあぐりびとになるまで」も、
こどもたちが、漫画のところだけ拾い読みしてるとお聞きしたりします。
我が家もそう(笑)。本文に興味がなくても、やっぱりこどもはイラストが大好き。
だから今度は大人だけでなく、こどもたちに向けてふりがながちゃんとふってあるようなもの、
農業や食に楽しく興味がわくようなものを作ってみたい、と思っています。
今もざっと簡単にお話を作ったものを試しにこどもに見せたりしていて(モニターがいて便利!笑)
早くも早く続きを描いて~!とご要望いただいておりますが
ま、なんらかの形になるまで、道は遠く険しそうです・・・・!(笑)

焼き物と、本作り(文章やイラスト描き)、やりたいことの分野はバラバラのように見えますが
こどものうつわや子どもに向けた本、こどものために何かをすることがとても好きです。
もともと初等教育学科卒業なんですしね。
(今年はなくなってしまったのですが、昨年は学校の放課後キッズクラブの指導員もさせてもらい、
 毎週こどもたちと遊んで楽しかったです。)

今後もやりたいことのために、まとまった時間はとれそうにないけど、
ちょっとずつでも進めていけば、ちりもつもれば山となる!

そのためにも、まずはやるべきこと、やらねばねえ!


こども×本の楽しみ・・・

2011年05月25日 | 日々パチャ

我が家の子どもたちは、もう小学5年生と2年生ということで
夜絵本を読んでやるにはちょっと大きいわけなのですが
夜の本読み、けっこう楽しんでます(笑)。

今はこれ、ミヒヤエル・エンデの「はてしない物語」
装丁からなにから、物語にからめて、よく仕組まれてますよね~。
本の存在感になんかドキドキさせられる感じ。
いわゆる「ネバーエンディングストーリー」の原作ですね。

ちょっと前まで、夜寝る前に子どもたちと読んでたのが
(というか、もちろんわたしが読んで、こどもたちが枕に頭を寄せて聞くってスタイル)
「はなはなみんみ物語」。
これも、けっこうな厚みの3巻組ですが、
お読みになったことのある方はご存知のように、これはほんとに
子ども向けとくくれないほど、すばらしい世界観のある物語です。

こどもたちもはまって、毎晩かなり楽しみに読んで
とうとう3巻まで読み終わってしまったときには、がっかりしてしまったものです。

わたしは本が好きだし、どの本がどう、というか
「本」という存在自体に、不思議さとロマンを感じます。
物質的には、ただ、紙の束と、インク。
なのに、本ってものすごい空間を秘めたカプセルみたい。

ただの紙とインクでできてるはずの本の中には、広い広い空間が広がっていて、
その中に見知らぬ場所の見知らぬ町があって
そこで誰かが生きたり、風が吹いたり、太陽が昇ったりするのが
まるでこの目で見えるみたいな気がする・・・。

ベイカー街には霧の中、ガス灯がともり、石畳に馬車の車輪の音がして
マントルピースの上には、モロッコ革のケースが置かれてる・・・(笑)
まったく見たこともないはずの風景なのに、あんまり何度も想像しているから
まるでそれが慣れ親しんだ景色のように思えてくる・・・。
(子どものころから読んでたからか、やっぱり今でもホームズ読むとなんか落ち着くんですよねえ・・・!)

そして、文字って要するに暗号みたいなものですよね。
母国語だから自然に読めるんだけど(もちろんそれでも学習しないと読めない)、
もし外国語で書かれていたら、さっぱりわからない・・・。
なんか文字ってそれだけで、もうロマンティックな気がします。

そして、意外に声を出して読むのもけっこう楽しい(笑)。
おばあさんのセリフはしわがれ声で、こどもたちの声はかわいらしくかん高く、勇者はきっぱりと勇ましく
ナレーションは静かに落ち着いて・・・。
そんなふうに声を出して読んでみると、本の中の世界がますます生き生きと
瑞々しく広がっていくようで、まるで自分たちがその中にいるような気がしてきます。
(特に下の娘は日常の生活の中で、読み聞いた本の中の出来事を、
まるで目で見た風景のように話します)

こどもたち相手のママのひそかなワンマンショー!?
楽しんで聞いてくれるのはあとどれくらいかな・・・。
ま、中学生にもなれば一緒に本読みもないでしょうから、あとわずかな時間。

それでも、あったかい布団の中で、本の中の主人公たちとともに旅し
ママと兄妹と、同じエピソードをわかちあった記憶は
きっと彼らの中に懐かしい思い出として残っていくんじゃないかと思っています。

そして大人になって、もう一度自分で読むのもまた、
覚えていたのとけっこう違ったり、間違いなくはっきりしてたりして
おもしろいんですよね!


茨城新聞と週刊朝日にあぐりびと!

2011年05月20日 | 日々パチャ
今朝、出版社(野草社)さんのほうから

「今度の5月25日の「茨城新聞」と
「週刊朝日」6月11日号(5月31日頃発売)に広告が出ます」

とのご連絡をいただきました!

わー!すごいです~!パチパチ。

もしその日に発見した方いらしたらぜひご一報くださいねえ!

本の出版を知った方から、どこの書店で買うことができますか?
とお聞きいただくこともあるのですが、
たぶん、東京の大手の本屋さんとかにはなかなか置いてないかも・・・
と思います。探していただいた方、すみません!!

そういうときはわたしもネット注文をお勧めしたりするのですが
アマゾンとかにも、レビューってありますよね。

せっかく検索してもらっても「まだレビューはありません」という状態もさびしいかなあ・・・?とか思い
じゃあ、こっそり自分で書いてみちゃうとか!?と思って、一応頭の中でシュミレーションしてみたのですが
いざ、自らサクラになろうと思っても、ああいうのって難しいものですね~(笑)。

ペンネーム(ハンドルネーム?)でもう挫折。
自分じゃないみたいな適当な名前って付けづらいものなんだなあ、と。

そんなわけで、飯田農園の本「わたしがあぐりびとになるまで」
個人的には、やさとの新規就農農家の女性陣によるアンケート部分をぜひ読んでほしいし、
農家の方だけでなくても、女性の生き方としても、なんか勇気をもらえるところがおススメです!

いつか、どなたかがほんとにご感想を書いてくだって
レビュー解禁になるのを楽しみに待ってみたいと思いマース。


山暮らしの地味な苦労part2

2011年05月19日 | 日々パチャ
こりゃ、なんでしょう。

ぶどうのへたのような。

どんぐりのぼうしのような?


風薫る5月。
5月といえば思い浮かぶのはなんでしょう?

山の我が家での5月といえば、あれですよ、あれ・・・。
5月になったとたん、やってくるのはあの重低音。
そう、巣作りに最適な場所を探して飛び回るスズメバチの羽音です(怖)。

やだやだ。(再び)

音もなく動くへびよりは、羽音がするだけまだましともいえますが。

先日はベランダの屋根の内側に重低音。
しばらく飛び立つ気配がないのでおかしいな、と思い点検にいくと
なんだかせっせと作業中ではないですか!
こりゃいかん!巣作り開始だ~!

と、いうわけで、すみませんが撤去です~!!!

虫取り網で追い払って、作業中の箇所を網の柄で破壊!(ひどいがすまん!)

そして落ちてきたのがこのへたのような、巣の基礎部分。

落ちてきたのを拾ってよーく観察すると、意外や意外、
あんなこわーい乱暴ものイメージのスズメバチの作業とは思えないほど、繊細な作りですよ?

うーん、なんとなくやつらの繊細で丁寧な意外な一面を知ってしまったような気分・・・。
しかし、こんな棒状の部分を基礎に、よくあんなバルーンみたいな巣を
作り上げるものですよねえ・・・。(感心)
ほっといたらあれができるのかと思うと恐怖ですが!

しかし、山に暮らして11年。
初めはスズメバチもこわかったなあ・・・。
ま、なにごとも慣れというのは素晴らしいものですね。
わたしがまだスズメバチにビビッてた頃
友人農家のおくさんは、部屋に入ってきたスズメバチを
ハエたたきで「ペン」てしてましたからね・・・(笑)。
ペン、でいいのか~!?と大いに驚いたものですが、
わたしも今やスズメバチの巣を虫取り網の柄で撤去するまでになりました。
成長!


習慣を持つわたし(まだ10日)

2011年05月18日 | 日々パチャ
「なにか習慣にしていることはありますか?」

と聞かれてぱっと答えられる人って、なんかちょっといいなあと思ったりします。
なんか、ちょっとした目標を意識して生きている、みたいな感じでねえ・・・。

しかし!
今わたしが「何か習慣にしていることありますか?」と聞かれたら
にこやかに、「ええ」と答えちゃうのです。

これがこちら!
『体のゆがみ解消メニュー』なのです!

この3月に「わたしがあぐりびとになるまで」という本が無事出版となり、
いろんなことの合間を縫ってぎゅうぎゅうに製作を進めていた焼き物の納品をすませると
やっと気が緩んで、ずっと感じていた背中の痛みが気になり始め、
人生で初めて整体のお世話になってしまいました。

気になっていたのは(自覚があったのは)背中の痛みだったのですが
それ以上に、首から背中にかけての全体がガチガチに固まっており、
骨盤も左右で2センチくらいはずれてる、とのこと。
うーむ。
どうりでなんかこのところ、冷えた棒きれになったような気分だったのか・・・。
(どんな気分だ!?)

整体を施してくださった方がおっしゃるに

「自分のために15分、時間がとれますか」


うーん、そういわれると、15分ならなんとかって気がしますよね。
そこで、教えていただいた、体のゆがみをほぐしていく動きを自分なりにメニュー化して
毎日15分を目標に続けていくことにしたわたし。

毎日続けるためには、やることを紙に書いて壁に貼る!これが以外と大事な気がします。
わたしはあえて部屋の姿見の鏡の上に貼ったのでいやでも目に付くし、
3日坊主は乗り越えて、10日くらいは続いてます(笑)って、
3ヶ月くらい経ってから発表したいとこですが。
書いてしまったことをきっかけに、今後も続けたい、ということで。

自分のために1日15分、と思うとなんかできそうな気がしてきませんか?
英語だって、楽器の練習だって、ストレッチだって、
15分でも毎日続けられたら、なんかいいこと起こりそうでわくわくしますね~!

焼き物も書き物も、どうしても上半身を使うのがメインになってしまうので
足腰を重点的に気をつけて、長く仕事を続けていきたいと思います!

しかし、30代も半ばを過ぎると、確かに若いときとは違いが出てきて
いろいろ体に不調が現れるのですね~。
でも、新品で調子がいいマシーンもいいけど、調子の良し悪しを把握しながら
メンテナンスに気をつけて乗るマシーンもなんか愛着わくものがあるっていうか(笑)。

「これまで無頓着でごめん、
よる年波、一緒にがんばっていこうね、わたしのボディ!」
みたいな気持ちの今日この頃。



焼き物な日もある

2011年05月17日 | 日々パチャ

こちらのブログは飯田農園としての公式ブログではなく
あくまで、飯田農園の妻、いいだかなこの私的ブログであるために
農作業とかの話はほとんど出てきませんで(汗)
日々の出来事、思うこと、読んだ本の話などつらつらと綴っておりますが
やっぱり主婦だったり仕事してたり、いつもいつも本ばっかり読んでるわけにはいかないのだなあ~!、
ということでときには仕事をしている風景を少しばかり載せてみたりもしようかと思い立ったりして。

こちら土を練っております。
こういう状態を「荒もみ」といいます。
種類を混ぜた土の状態を均一にしたりする程度のざっとした練り方です。


そしてお次が「菊練り」
こちらは土の中に空気が残らないよう、内部の空気を押し出すように練る、と。
そのさいに下半分が菊のような模様になることから「菊練り」と呼ばれます。
(「菊もみ」とも。)

菊練はともかく、荒練のあたりは土練機というものがあると
ものすごく助かるわけなのですが、
(というよりプロの焼き物やさんで土練機のない人はまずいない?かも)
そんな初歩的な機械すら持っていない弱小個人工房・・・。
地道に2~3キロずつにわけながら、ねりねりしています。


そしてこちら、本日のBGM.
沖仁さんのスパニッシュギターなわけです。
うーん、かきたてられますね!
練って練って練りまくるのだ、というような気持ちが高揚してきます!

なんちゃって、休憩してブログとか書いちゃって!
さあ、がんばりますか~!
フレーフレー、わ・た・し!

山暮らしの地味な苦労・・・

2011年05月14日 | 日々パチャ
こんな山の中に暮らしていると
不便なこともあっていろいろ大変でしょう、と言っていただくことも多いのですが
そんな中にもなかなか町での暮らしからは想像しにくい、地味~な苦労もありまして・・・。

こちらの写真がそういう地味かつ、とてもいやなことの代表なのですが
何の写真かおわかりでしょうか?

これは久しぶりに出した洋服を飾る「土の城」です。
はい、ようするに地蜂の巣ですねえ・・・。
地蜂と呼んでいますが、正確にはやつらはなんでしょう。
とっくりばち、とかいうのかもしれません。

3月に出版された「わたしがあぐりびとになるまで」
のイラストのページでも少し触れているのですが
季節ごとに旬を迎えるいやーな生き物たちの中でも
”めっちゃ室内に土を運んでくる!”と表現されているのが地蜂。

そしてやつらはその運び込んだ大量の土で、陶芸家もまっさおな
大量のつぼを作り上げるのです!!!

やだやだ。

やつらは、勤勉です。
とてもよく働いて、せっせ、せっせと土の城を作り上げるのです。
それも、ちょっとのすき間でもあれば、どこでもここでもお構いなし。

いつぞやは、礼服を着る際に箱の中から出した、めったにはかないよそ行きの黒い靴の内部に
がっつり、築城。
保存してたのは、室内の箱の中、ですよ?
まあ、室内とはいえ、機密性はゼロですけど。

山に住むって、こういうことなんですよねえ・・・。

虫にも読めるものならば、

“カメムシの冬眠、禁止
  地蜂の築城、禁止”

とでっかく表示してみたいものです。

もしくは、焼き物の仕事を手伝っていただけたら、ありがたい!

郵便ポストの謎

2011年05月13日 | 日々パチャ

先日、コージさんが農作業の合間に家に顔を出して
「ポストにコケが生えた」
と言ってまた出かけていきました。

もちろんわたしにはなんのことやら?でしたが
あとでポストを見てびっくり。

我が家のポストにもっさりとなにかが詰め込まれているではありませんか!

コージさんはたぶん下の子(小学2年)の悪戯だろうと思っている様子でしたが
こどもたちに聞いてみると「知らな~い」の返事。

その旨コージさんに伝えると、「おもしろがってしらばっくれてるんだよ」
とのイタズラ説を主張。

確認のため、もう一回下の子に
「ねえねえ、あれ、実はどうやっていれたの?」とさりげなく探りを入れてみたら

「ママはそんなにみうちゃんをしんようしてないのッ!」とまじで怒られた・・・。
すいませ~ん・・・。


しかし、となると、事態は深刻じゃないか?
まさか誰かのいやがらせなのか・・・?
(とはいえ、こんな山道、誰が通りかかりにいやがらせする?
 しかも、いやがらせにコケって地味じゃない・・・?)

とかちょっとイヤーな気持ちになりつつ、よくよくポストの中をのぞいてみると
なんか雰囲気が、どことなく清らか~な感じ・・・?
わざわざ一種類だけ、きれいなふわふわのコケが丁寧に集められた感じなのです。
なんか、いじわるな気配がまったくないぞ!?

と、ちょっとした謎を提供してくれたポストのコケ問題でしたが
翌日、事件は解決。

コージさんいわく、
ポストによじのぼった野良猫が中に手をいれようとがんばっていて
追い払ってポストをあけると中から小鳥がバサバサっと飛び出した、と。

そっかそっか、ポストは1日にして野鳥の巣箱になっていたのでした。

それにしても、ポストに入っていたコケは、ポストのまわりに生えてるわけじゃなく
どっかからわざわざ一生懸命運んできたんでしょうねえ・・・。
しかもその一種類のみ厳選で。

そのうち中にたまごを産むかもね、とそのままにしてあるのですが
郵便やさんもきっとさぞかし不思議に思っていることでしょう(笑)!