本日で今年の最後の例会です。会長としての半分の任務が終了する訳ですが、どうにかここまで大過なく来る事が出来ました。
これも、羽賀幹事はじめ、皆さんの支えのお蔭だと思います。本当に有難うございました。 この半年間、長かったのか短かったのか、
12月1日に行われました、両丹クラブ会長幹事会では、案外短かったなという意見が結構ありました。私も同様であります。
どうか来年も宜しくお願い致します。
この1年の国内を振り返ってみますと、今年の漢字に選ばれた『偽』という字が、全てを物語っています。清水寺の貫主は、こんな字が選ばれるとは恥ずかしいといっておられました。食品偽装、年金問題、防衛省の汚職等々、そこには道徳、倫理、又仕事に対する誇りのかけらすらもありません。あるのは、金と欲です。子供は大人の背中を見て育つといいます。この様な嘘つきの大人の生き方を見て、まともな育ち方はしないと思えます。
昔の日本は外国人が訪れて、その気品の高さと礼儀正しさに驚嘆し、尊敬されたという歴史を持ちます。我々の子供の頃には、「嘘をついたり、悪い事をしては駄目だよ、神様がいつも見ているよ」といわれたものです。ひょっとして現代人は、見えない大きな存在を畏敬するということを、忘れてしまったのでしょうか?我々ロータリアンは職業奉仕を看板としています。せめて我々は、その様なことの無い生き方をしたいものだと思います。
今年が底辺であることを祈って、会長タイムと致します。
(週報2007/12/21)