今日は、『噛む事はガンの予防になる』という話を致します。
現在、世の中には発癌物質、例えば農薬、食品添加物、排気ガス等があふれています。昔はもっと酷い発癌物質が平気で使用されていました。
40数年前のことですが、主に魚肉ソーセージに使われていました「AF2]という防腐剤です。腐る事がないので重宝がられ、よく弁当のおかずに使われました。当時よくぞ認可されたものだと思うほど、酷い発癌物質です。勿論「AF2]は現在は使われていませんし、化学実験室においては、
毒薬を保管する場所に置かなければならないとわれている代物です。
ガンは、何十年もかけて大きくなるのがあります。現在非常にガンが多いのは、それの影響があるかもしれません。しかし、この様な酷い物を食べていたのですから、もっともっとガンが多くても何の不思議ではありません。が、何故爆発的に増えなかったのでしょか。実は、唾液の中にペルオキシダーゼという物質が含まれていますが、このペルオキシダーゼが発癌物質の毒性を随分軽減しているのです。人間の体の防御機構は、良く出来ています。ただ、人によってこの含有量は違うそうです。
以上より、少しでもガンになりたくなかったら、唾液をたくさん出して、1,2回噛むだけで飲み込まずに、何度も良く噛んでから飲み込むと言う事が大切です。その為には、健全な歯がたくさん残っていると言う事が必要です。良く噛むということは、物を美味しく食べる事が出来る、又脳を活性化する、心を落ち着かせる等、色々と効用があります。
と言う事で皆さん、歯は本当に大事です。歯を大切にしましょう!その為には治療よりも、予防なのです。
(週報2008/4/25)