オーバードライブ

今月に入ってから、ＦＭいみずの番組では
『初心にもどって運転マナーを振り返ろう』をテーマにおしゃべりしています

自戒を込めて


ところで、今日は“ブレーキの使い方”を中心にお話ししました。
同乗者に優しいブレーキの踏み方とか。
急ブレーキの踏み方とか。

踏み方っていうか、急ブレーキ踏んだらＡＢＳが効いて「ごりごりごりっ」という衝撃が足裏にきますよね。
それを知っていれば「おぉぉ！ＡＢＳが効いてる効いてる」と思えるけど、知らなかったら「こ、壊れたッ！？」とパニクるんじゃないかと。
ごりごりしてもペダルから足を離さず、落ち着いてハンドルを操作しましょう。

昔、グランドシ○ックに乗っていた時、雪道で滑ってブレーキを思いっきり踏んだらタイヤがロックしてしまい、ハンドル操作がきかないまま、ゆるゆると進んでいって前に停まっていた車にコツンとぶつかったことがあります。
そのとき、ＡＢＳが標準装備じゃなかったということを知り・・・というか、ＡＢＳっていうものの存在を知ったんですよねー。

だいたい、車選びは“見た目”が第一で、せいぜい“乗った感じ”を確かめるくらいですから、目に見えない装置のことなんて気にしなかったですよね。

「オーバードライブ装置」もそんな感じで。
今回、ブレーキの話をするにあたって、坂道を下る時のエンジンブレーキのことを調べていたら、出てきたんです。
オーバードライブボタンの役目が何かというのが。

長い坂道を下る時って、ずっとフットブレーキを使っているとブレーキが効かなくなる危険性があるのでエンジンブレーキを使うわけですが、２速に落とすなどシフトレバーを操作しますよね。
その時、シフトレバーについているオーバードライブ（Ｏ/Ｄ）ボタンをオフにすることでも同じ効果を得られるそうです。

普段、Ｏ/Ｄボタンって意識してませんよね？　よね？たぶん・・・
普段はオンの状態になっているはずですので、見てみてください。
メーターパネルにもランプがあると思います（オフにするとランプが点く）。
Ｏ/Ｄボタンは、エンジンの回転数を比較的低めに抑えて、静かな音で燃費良く走行できる状態を保ってくれる、えらぁいボタンなんですってよ、奥さん！