ハイッター・「三時の川岸」

団塊は何かをするとき、空中を浮遊する。

負の先払い

2016年07月23日 | Weblog
今月初めのMRI、足のしたのしびれは腰の背骨のつまりから来てるようだ。と3か月の様子見で薬を。
 
 そしたら、旅行から帰ったら今度は膝の下からのしびれと冷えになってしまった。これは大変と、整形外科に行った。もう一度MRIを。そして結果が「腰部脊柱管狭窄症」との診断、年内中には歩けなくなるかも、と脅される。生活全般のゼロからの見直しを言い渡され、年明けからの予定は入れないこととした。

 まず私のどんな生活が悪かったのか、腰に負担のかからない今はどこが悪いのか、私としては最高の生活行動をとっていたつもりだったが?今は頭が真っ白なのだ。先生は加齢から来たというが。

 今日たまたま弟が来て、案ずることない、経過によってはブロックを入れたり、対応策があるから と。これ以上進まない方法もあるんだ。何かホッとする。

 謡の先生に惚れ込んで、今までにない打ち込みをし始めたばかり。そんな姿を見て嫉妬した神様が、私に罰を与えたんでは。そんな気がしてならない。謡といい、バンドといい、最高のパターンで活動しているなが、ちょっと待て、とブレーキをかけたのでは。

 とにかく年を取ることは、体の部品がすり減ることなのだ。このMRIの結果を聞きに病院に行く途中に、車のハンドルの部品がすり減り、路上で立ち往生。また息子の世話になる。世話をかけまいと思えば思うほど、ならざる事態が起こってしまう。世の中とは、人生とは、こんなものなのだろうか。

 明日は白石の能楽堂で、ゆかた会で謡うことに。両隣に能楽師の親子に挟まれ、最高の舞台になるのだろう。さぁ着物の支度だ。

負の先払い

2016年07月04日 | Weblog
今日6月4日、「むけのついたち」・・旧6月1日、蛇の脱皮の日なのだそう。蛇生まれの私も脱皮しなくては。と思っていたのだが、ここ1週間嫌な咳が出ているので、病院へ。もうすぐMRIを撮れるので、結果も10分。肺の方には何の形跡もなし、かえって心臓の周りが注意信号!!!血圧の薬は欠かすな、と。

 頭・胸・腰、自分の骸骨を、内臓を、先生と一緒に見ながら、あ~だ、こ~だ、凄い時代になったものだ。全て納得で体を自分自身で管理する、そんな感じがする。こんな地方の小さい病院でできるのだから、ガンなど、早期発見できるはずだ。自分の体を管理できない人は、早く死ぬしかない。

 また外国でISがらみで、日本人が殺された。彼らからすれば、蟻のように纏まってるところを踏み潰すように、動物としか思っていない。サイボーグのような現代の若者が、自分の考え方を通すだけの、スマホのゲームのやりすぎの、5P人間。パソコン・ペィジャー(携帯電話)・プレステ・ペットボトル・ポテトチップ、だそう。こんな人間が蔓延し始めている。有名歌手の10万人ライブとか、サッカー・ラクビーなど国旗を振り回しはじめ、裏で計画してる疑似イベント屋、「ネット右翼」といわれる人たちがいることを。今度の東京オリンピックが基塾にガラリ日本が変化するのではないか。

 「むけのついたち」に当たり日本脱皮が始まると、余計なシュミレイションが頭を走ったが、MRIには映らなかった。


負の先払い

2016年07月01日 | Weblog
京都旅行ーその二
 不在中に残ったものを、一つずつかたずけながら、6月30日の神社での夏越しの行事参加に、忘れ物が無いかのあたふたさ。2時起きの3時出発で友を待つ。これまた10分前の迎は、生活のけじめをしっかり持ってる。さぁ新潟長岡までの道中、3~40年来の同業者、何でも話し合える弟なのである。7時到着までの4時間は話が止まらない。

 そして旅行の続き。鞍馬山から下って、夕方時間に余裕があり錦市場に。五条駅からの歩き、1.5キロ位の・・足が重い。でも喧騒にまぎれいつの間にか店に釘ずけ。でも休みたくお茶屋さんの裏の休みどころで、甘いものを食べようかと。

 買う意欲もなく、駅に向かう。汽車で琵琶湖湖畔の今治に。さすがホテルは田舎の安いホテルのよう。でもそこの2階に居酒屋チェーンがある。早速そこで晩酌開始。この一日からの話題から、何といっても義経の育った幼少時代からを思いはせ、「能」の中の一句一言が想像力を、心の内側がそれぞれの皆の頭が、発表会に。
 兄貴である頼朝から疎まれる人間性が、垣間見えてくるようだ。どんなにある部分は天才でも、人間性においては劣る部分もあり、結局平均すれば同じ人間か。だから他の人は良く見えても、私は別な良いことを持ってると思って、羨むことはないと思うことに。
 4合瓶の酒、あれが美味しい、これがイマイチ、何本飲んだか。頭の上が「ねぐら」という安心か盛り上がりがいつもと違う。

 前日とは違いバイキングの種類が3分の一、私の弁当に入れるのにも頭悩ます。竹生島への船着き場へ。この島も「能」竹生島の物語にある。我々塩釜宝生会も「能」融の曲木島に造詣を持ち、何か同じものを感じられないか、楽しみでこの旅行の目的でもある。30分の船旅、ヒョウタン島が近ずいてくると、ますます期待感。
 船降りてのすぐ階段、足ももの張りが気にかかる。あたりの神社仏閣、威厳ある圧倒的威圧感、遠いだろうが私にも造詣を持ってほしいと訴えている。ここにももう茅の輪があり、神社としての行事を綿々と続けているようだ。1000年も前から京の都びとの憧れた場所。

 「島という処、一人静かに思いを馳せる、自分を見直す絶好の場所なのだろう」

 帰りの船の中、2~3歳の男の子を連れた美人のお母さん、「今一番大変なことは?」と聞いたら、「歯を磨かない」・・「この3人歯医者さん」、「何でも聞いて」。何気ない時間だったがあっという間の30分。

 また汽車で、今度は彦根城。井伊直弼、井伊家の居城、天下の名城、やはり町造りの中の佇まい、趣がある。また階段がきつい。この旅行の後がももたは?このお城の中に能舞台がある。ガラスに囲われているが前もって予約すれば使えるそうな。ちょっと試してみたいなぁ。それを眺めながら和菓子でお茶を暫し。

 なんか時間が少なくなり、帰り足を急ぐことに。私は京都駅でお決まりの寿司屋から鯖寿司を買いに。飛行機の中で旅行の締めを「しめさば」で。


 新潟行きの車の中で、話してる中で感じたのが、運転する友との話は、私の「左の脳」で話してる。そして京旅行の友との話はどうも「右の脳」で話をしてるのではないか。商売繋がりと文化繋がりと別々の対処をしているようだ。

 帰りの途中、山形の峠の茶屋で、鳥の唐揚げをいつものように買って食べて。・・・車に往復乗せられていたのに、えらい疲れた。ばたんきゅう!