ベートーベン第九交響曲、は普通でしょう、自分の集大成ともいわれる最後の交響曲、人類愛を、平穏と幸福のハーモニーで人生が生きられれば最高なのに、心の乱れは誰でもあるが、ティンパニーの楽章は人間そのもの。
そんなに暗いことばかりでない、明るく歌おうではないか!と最後に合唱を。「喜びの歌」、”抱き合おう 千万の人たちよ、この口ずけを全世界に”。200年前のベートーベン時代も、今も地球のどこかでドンパチ。
本当はそうなんだけど、どこか空々しく感じる。それよりも私はドヴォルザークの「悲愴」の方がよっぽど良い。ソ連からの圧制で長年苦しんでも、何か人の心に明るい兆しが見える、感じさせられる、夢が見える。
小沢征弥がタクトを振ってた。突然の大恐慌に日本の大企業が風穴を開けられ従業員を解雇。日本の歴史の中で、自分を守るために子飼いの従業員を簡単に斬んなぎる。今の経営者、皆サラリーマンだからなぁ~。
外国人の楽団に棒を振る 小沢、一人でも欠けたら交響曲にはならない。リストラはできないのである。だから最高の演奏をするしかないのだ。そしてまた、足を運んでもらうしかないのだ。
日本の経営者よ、会社は交響楽団である。素晴らしい演奏を仕様ではないか。
明日からは心は指揮者になりましょう。そしてまた新しい時代のスタートの年にしようではありませんか。今日までが最低である。