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近江湖西会家族会へようこそ!

精神障がい者の家族と支援者の集まりです。

「希望の集い」

2018-02-19 14:14:03 | 集会の報告

「希望の集い」は当事者の集まりで、代表も当事者がなさっていて、

そういう点では「いろりの会」と似ています。

けれどもいろりの会は支援者がたくさんいて、かなりお手伝いができますが

希望の集いは、まだよく知りませんが、たいていのことは当事者だけでされているように思います。



昨日初めて参加させていただきました。

社協から支援者が特別に来てくださって、そのほかには当事者5人でしたが

欠席の方もいるので7人くらいの会だそうです。

社協から来ていただくという要請などもたぶん代表の方がされただろうと思います。

書類作りなども自分でされているようです。



こういうグループならば、例えば一般の人としゃべるのは気が進まない当事者などは

とても来やすいのではないかと思いました。

そして今日の話し合いテーマはまさにそれでした。

精神障がい当事者が自分から世の中に出て行くにはどうすればいいのか。

すでにこうして世に発信している者たちが、家にこもっている当事者を

どうサポートすればいいのか。その方法にはどんなものがあるのか。


顔見知りの当事者の方々に参加を勧めるというのが

一番早道なのでしょうけれど、引きこもっている人にとって

すぐに出かけて行こうというのは、大変な決心が要ります。


ですから最初は「公的機関を通してお手紙を届けてもらう。

受け取った人は返事を出してもいいし出さなくてもいい。

手紙を書いた人の顔が見えないので圧迫感がない」

このようなやり方もあると社協の方が提案してくれました。

そのうち返事を書く人が出来て会合にも出席する気になるかもしれない。

これを実行するにはどこかの公的機関への相談が要ります。

しかし少しずつでも出てくる人を増やしていって

「精神障がいとは特別なことではなく、4人に一人が何らかの障害になる

世の中なのだ」ということを市民に分かってもらうことがいま必要だ、

との話し合いがありました。

また世の中には「差別」ということが当然のようにはびこっている、

自分は差別意識がないから、といって済ませるのではなく

差別意識のある人はどうしてそうなのか、そもそも差別とは何なのか

歴史的にどうしてそういう世の中になっているのか、

そんなことをちゃんと考えていかねばならない。

そのようなことを特別に出席してくださった社協の方が熱く語られて

この田舎町にも素晴らしい人材がおられると思いました。




小さなグループ同士でときには合同で活動し、当事者や家族や支援者が一緒に

力を合わせてゆけば、

「特別なことではない、誰でもが罹りうる精神障がい」

のことを市民に知らせ、障がい者や家族が少しでも生きやすい

世の中を作れるのではないでしょうか。


























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