立石寺・銀山温泉・秋保大滝へ

ここ何年か夏の休暇は秘湯へ旅していたけど、テレビで銀山温泉が放送されていてそれを見ていた主人が行きたいと言い出したので
宿を探すと希望の日にちは空室がなく１日ずらしてやっと１軒予約が取れました。
でも、銀山温泉というネームバリューからか宿泊代金が高くて「うぅーん！」どうしよう
ここは冬の方が趣があっていいけど冬は雪道が怖いし、思い立ったら・・・今でしょ

我が家から銀山温泉までは４時間弱で着いてしまうので行ったことが無い息子に見せたくて途中の通称"山寺"「立石寺」へ寄りました。


暑い日だったし何回か登っているので私は下で待ってると言いながら、気がついたら一緒に登ってました
木々の間は涼しく歩け、途中からちょと暑かったけど片道1000段の階段を良い汗をかきながら登って来ました。






立石寺の後は銀山温泉へ直行温泉街までは車で行けないので途中の駐車場に車を置いて、宿の送迎車で温泉街へ行き、そこからリヤカーで宿まで荷物を運んで頂きました。

木造4階建ての「古勢起屋別館」さんにお世話になりました。銀山川のほとりに建つ趣のある宿です。
夜になると尚ステキです


宿に併設されているレストランもレトロ調で、お風呂も昔懐かしい雰囲気で気分上々



お部屋はリニューアルされて以前は2部屋だったのを1部屋にして、きれいでゆとりある造りです。
お食事は見た目も美しく食材も豪華でエビ、カニ、牛肉、鮎、ウニと大満足でした



系列のホテルの温泉にも入れるので石造りの露天風呂と寝湯を楽しんできました
露天風呂に大きな蚊帳が張ってあって虫や木の葉が入らないようになっていて、良いアイデアだと感心しました


お蕎麦の美味しい「滝見館」やサクサク揚げたてのカリーパンの「はいからさん通り」を見降ろして・・・
カリーパンは少しピリ辛で美味しかったです
ガス灯の灯る夜の温泉街はそぞろ歩きを楽しむ宿泊客で賑わって活気あふれてなんだか嬉しい
大正ロマンの温泉街の石畳を下駄で歩く贅沢な一時を楽しみました。


「古山閣」は創業当時から変わらない木造建築で鏝絵（こてえ）がとても見事でした


国の登録文化財になっている「能登屋」さんの堂々とした造りには圧倒されます。



温泉の奥にある落差22mの「白銀の滝」　白銀公園のなかにある長者池のある「おもかげ園」　疎水坑跡


銀坑道の中は無料で見学出来ます。　　　「夏しらず」と呼ばれる冷たい風が吹いてくる所で寒くて長い時間はその前にいられない程です。


銀山温泉からの帰り道の途中にある「秋保大滝」にも行ってみました

お盆中だから混雑しているだろうと覚悟して行くと車は多いけど駐車スペースも残っていて、すんなり止めることが出来ました。駐車場は無料でちょっぴり嬉しい

　　　　　　　　　　　秋保神社と秋保大滝　　滝つぼまで近付いたけどここからの眺めの方が良い感じ


観曝台から山道を歩き車道のわきの歩道を歩いて滝つぼまで遊歩道を下りてやっとたどり着いたけどあまり涼しくない
滝の下から見上げると迫力はあったけど、晴天のこの暑さで涼しく感じられなかったのかな
大滝の横のうっそうとした奥へ行くとヒンヤリ心地よい風と清涼感。ホッと出来る場所でしばし休憩して
また暑い地上へ長い階段を上って大汗をかいて今回の旅も終了。
１日目の山寺の階段と２日目の秋保大滝への道のりと足を使った健康的で身体に良い旅でした
帰りの渋滞はちょっとだけで比較的順調に走れて早い時間に帰れ今年の夏の旅は終わりです。
いつか冬の銀山温泉、行くぞー