『バレット』観た
うん。( ・∀・) イイネ!!
因みに、自分はめちゃくちゃスタローン贔屓な人間です(笑)
ウワサでは、監督のウォルター・ヒルと揉めたとかなんとか。。。
最後はスタローンがワガママを通したとかなんとか。。。
でも、そんなことはこの映画観ればわかる。
これは、ウォルター・ヒルの映画ではなかった。
スタローン映画まっしぐらな映画でした。
でもそれはつまり、オレ好みだということでもあるワケで(笑)
もちろん、ウォルター・ヒル監督も好きなんだけどね。
そっちの世界観はまたよそでやってね、って感じ。スタローンはこれでいい。
新たな、スタローン的ダークヒーローを創造したって感じかな。
ちゃんと興行的に当たれば続編もできまっせっていう風に作ってあったし。
商売も上手いスタローンちゃん。
監督の世界観でいけば、もっとシブいシブい、男の世界、もしくはマッドな世界にしたかったんだろうけど。。。
スタローンって、その存在自体がもうかなりデフォルメチック。
シブくはなれないのよ。。。
極端で、ガサツ、ブサイクはできてもシブくはなれない。
ダークになりきれない。
ほんでやっぱり、女には弱い。。。ここ。
まあ、、、、スタローンはそうだから。仕方ないよ。
しかも、スタローンのヒロイン抜擢センス、抜群!!!
審美眼サイコー!!
というか、単に自分と好みが合うだけか(笑)
これね、観てて思ったけど
トム・クルーズの『アウトロー』思い出してた。
彼も、新たなヒーロー像を作り出したかったんだと思う
(因みにトム・クルーズも大贔屓な俳優です)
でも、あれ観たときに感じたのは“ズレ”だったよ。
作りたいキャラ、がこうなんだろうなっていうのは解る。
でも、劇中の主人公の行動がそれとはズレてる。
トムくんの表情がズレてる。
あの映画の中ではトムくんは今までのトムくんのままだった。
この映画のキャラは違うんでしょ?って何度も感じた。
そのへん、スタローン。さすが。
有無を言わさぬ存在感。
新たなキャラ、、、、といってもぜんぜんいつものスタローンなんだけどね(笑)
設定が変わりました~!(*゜▽゜*)
もしも『コブラ』の刑事が殺し屋だったら??(*゜▽゜*)ってな感じのノリなんだけど。
でもスタローンが演ると、それでハマる。オッケー(・∀・)!!
これはもう、完全にスタローンの映画になってた。
流れもキャラもエンディングも。なんならシリーズ化だね。
もう次からは脚本・監督・主演でいいよ。
スタローンだと、クールな、シブい、ニヒルな男の世界
非情な殺し屋のストーリー、、、にはならなくて
いかにもマンガちっくな、アメコミみたいなんになるんだけど、それでいい。
クサくて、ダサくて、独りカッコつけな主人公になっちゃうんだけどね。
でも、自分の目線での“語り”から入っての流れは
いい感じにB級路線のテイストでよしよし。
トラボルタ的よね。
あんなに狂えないのがスタローンだけどさ
サン・カンもレギュラーにしてほしいな。
ほんと、あんな風にサブキャラで出るといい味よね~サン・カン。
長身ぶりもスタローンと好対立でいい。
今回のヒロインも美人キャラ(๑≧౪≦!!
いいんだけど、娘役だから、ロマンチックな路線はサン・カンに譲るのかな?
韓国系のサン・カンとイラン系のサラ・シャヒ、なかなかいい感じじゃない?
ぜひ、シリーズ化してほしいな。。。。
でも、シリーズ化すると非情な殺し屋のハズがだんだん“いい人”になっていくのよね、、、アメリカ映画って。。
それがネック。。。。