今日は19日。そう、地元109シネマズのお安い日(*゜▽゜*)
で、気になってた『ジョブス』観てきた。
実は気になってたいうのは悪い意味でなんだよね。
オモロくない、ってウワサを耳にしてた。
うん、確かに外しそうな予感は見えてたよね。。。
で、安い日にダメモトの期待で出かけたワケだけど。
結果。。。。。撃沈。。。
アカン、たしかにツマランかった。
予告のイメージと違うのは最近、どの映画もそうだから(笑)
そこは商売でもあるんだし、興行としては騙せたら予告編作成者を褒めるべきってことでイイとして。
映画がね。。。
魅力ない。
因みに自分はapple信者でもなければスティーブ・ジョブス信奉者でもない。
apple製品を好きではあるし、コンセプトに共感したりもする、一般的なファンユーザーってくらいの立ち位置。
でもね、今思ってるappleという会社、その製品について持っている好印象が
増すということがなかった。
或いは創設者であるジョブスについても全くなんの感情も(良くも悪くも)湧かなかった。
工業製品である、単なる無機物なはずのapple製品に今感じてる愛着とか親しみとか
或いはその製品のコマーシャル、世間に溢れているそれらのものよりも
創設者、世界一有名かもしれない伝説のCEOであるところのスティーブ・ジョブスを題材にしながら
30秒のテレビCMよりもワクワクしないって。。。。
これは、はっきりと作り手のヘタだと思うな。
“映画”になってなかったよ。
長い“あらすじ”を読んでるみたいだった。
アシュトン・カッチャーが頑張ってたのはイイんだけどね。。。
本人に似せたつもりか、歩き方も今見てしまうとスピルバーグの『リンカーン』で演出されてたものの真似に見えたしね
せっかく、主役・脇役、みな本物にそっくりだった(エンドロールに本人の写真が登場する)んだけど、
ストーリー・展開がツマランから、単なる形態模写のモノマネショーを見てる気になってしまった
これってある意味“リアル”なのかもしれないけどね。
そこに価値を見出すなら、伝記やドキュメンタリーを見ればいいワケで。
“映画”なんだから、製品以上にダマしてほしかったな。
いい意味でダマして煽って、盛って盛って、アップルの製品を持ちたい!!!って気にさせて欲しかった。
もしくは、世にいう“天才”にもこんなところが、、って、どこか意外性とか共鳴とか、
ある種の同情もしくは愛情、、、そんなものを感じさせて欲しかった
そのどれもなかったのよね。。
今、もっているappleという会社や製品についての愛着が増すこともなければ減ることもなく。
ひょっとしたら、ジョブスがいなくなったことで持つべきapple社・apple製品への不安さえも、特に感じなかった。
今までもこれからも、優秀な企業として存続していくんだろうかな。。
気に入った製品があれば使ってみようかな。。。
それだけ。
作り手は何が言いたかったんだろう。。。。
ジョブスが伝えられなかったことを更に伝えることができた、と思っているのかな?
それとも、そもそもそんな視点でさえもなかったのかな?
作る側の目論見を聞いてみたい映画だったわ