稲穂の地平線

子供の頃は当たり前過ぎて 特に感じたりさえしなかったけど 大人になるにつれ、移動するにつれ あ、田舎の風景ってこんなんだったなあ…って思うようになった。 目線が近くで行き当たっちゃうんだよね 子供の頃は違った。 目線はずうっと遮られることなく遠くまで続き 音もまた、目の届く先より彼方の音を聞いていた 近くの世界、遠くの世界、それぞれに同じ位置に居て感じていた。 空からくる音、山からくる音… . . . 本文を読む

ケンタロ、ダウン…

今朝は、張りきって５時起きして出かけてきた。 新潟の爺ちゃんは釣り名人。 で、夏の帰省にはユウトと釣りに行くのが恒例だ。 小さな船を出してもらって、沖で釣るんだけど。 爺、親父、ユウトは釣竿垂らして釣ってるけど、見てるだけのケンタロはだんだん飽きてきて。 しだいに波もうねってきたし、ちょっと酔ってしまったみたい。 『もうおかずは足りるから帰ろう』 まだそんなに釣れてなかったけど、もうヘロヘロ。 . . . 本文を読む