おつかれ山っ!/(^o^)\

山行報告&コラム

黄金崎 2018年7月14日

2018年07月21日 | シュノーケリング

海の日を含む三連休、我が社は土曜日も海の日も休日出勤になっていた。
夏場が繁忙期であるため致し方のない事だが、働き方改革が叫ばれる昨今あまりにも悲しい現実である。
加えてここ数日続く猛暑。
(あ〜、もう西伊豆の海にプカプカ浮かんで入道雲を見上げたい!)
と言う訳で、土曜日に極めて重要な任務が入ってしまったと上司に告げ、自主的働き方改革を強行。

黄金崎海岸

天気もすこぶる良好。

今日は全身でリラックスするのだ!


エントリーしてすぐ、青いルリスズメの群れが私を癒してくれる。


時期がまだ少し早かったのか熱帯性の魚の数は少なかったが、チョウチョウオ等もチラホラ見られた。

何度も潜っては岩下にいるヒトデやウニ、貝類を見て楽しんでいたら、ずっと私の周りをうろつく者がいる。

マダイだ!

しかもデカい。

私の履いているフィンと比較してみたが、1.5倍はあったので体長1mといったところだろうか。


私が岩をひっくり返すと底に着いたバテイラやヒザラ貝をバクバク食べていた。
なんとムラサキウニまで丸呑みにし、バリバリやった後、ペッ!と吐き出していた。

面白いので捕らえたトコブシを差し出すと、やはりバクッと丸呑みにした後バリバリ噛み砕いて、殻の部分だけをペッ!と吐き出していた。


その後も私の傍からずっと離れずついて来るのですっかり友達になってしまい、私が差し出す貝を食べた後はウンウンと頷き「美味い!」と親指を立てるまでになっていた(ウソ)

そんな事を繰り返すうち、仲間のマダイも嗅ぎつけて私の周りには三匹のマダイがぐるぐる回る始末。

帰宅後、黄金崎ダイブセンターのスタッフブログを確認したら…
いたいた!

こちらではマダイのダイちゃんと呼ばれているらしい。

ここに通い続けてもう25年になるが、毎年毎年新たな出会いが未だに続いている。
本当に来て良かった。
時には休日出勤を断ってもリラックスは必要である。


疲れを知らない子供のように

2008年03月24日 | シュノーケリング
山を始めたきっかけは大きなストレスからの開放、つまりは癒しだったが、そもそも家の中にいるより外で体を動かして遊んでいる方が好きだった私は、遅かれ早かれ山に向かっていただろうと思う。

今ではキャンプ、シュノーケリング、自転車ツーリングなど、山に限らずアウトドア全般楽しんでいる私だが、一番最初に始めたのはシュノーケリングだった。

まだアウトドアとは無縁だった20代の頃、観光で訪れた西伊豆の海で、波打ち際に打ち上げられていた子供の頭くらいあるでかいクラゲを見掛けた。
普通の人であれば
「うわぁ~、こんなのいるんじゃ泳ぎたくねぇ~」と思うところだが、私は違った。
「うぉぉぉ~!こんなのいるんじゃ海の中で見てみたいぞ!」
と思ったのである。

早速、その年の夏からシュノーケリングを開始!
もうこれが楽しいのなんのって!子供のようにはしゃぐとかそんな時限じゃなく、子供が見たら目を丸くして驚くようなはしゃぎっぷりを見せる私だった。
水中の世界に魅せられてしまい、疲れも忘れて潜り続け、陸に上がった時には岩場についたフジツボであちこち擦り傷を作って全身血だらけ。
シュノーケルも長時間くわえていたために歯ぐきからも出血。それでも痛いとも思わず大興奮する自分を他人のように笑っていた。

何がそんなに楽しかったのかと言うと、基本的に水中の物が見える!という極めて単純な話しなんだが、透明度の高い西伊豆の海ではかなりの範囲を見渡せた。
エントリーしてすぐにルリスズメの青い塊に出会い


オヤビッチャの群れに出会い


ツノダシの群れを見つけた


ホバーリングしながらこちらをチラチラと伺うカワハギ、岩の間をクネクネと移動していくウツボ、なんだこれ!?と思うようなヤガラ、私を見つめるハコフグ、美しいチョウチョウオ、イカの群れ、地味な色だが、メジナ、ボラ、ネンブツダイ。
岩の上では貝類が歩き回り、バテイラ、サザエ、ボウシュウボラ、トコブシ、アワビ。
石をひっくり返せば、クモヒトデが慌てて逃げて行き、良く見ればイソスジエビがウジャウジャいたりして、もうどんだけ私が興奮していたかお分かり頂けるだろうか(笑)

それからというもの毎年この海に通い続け、もうかれこれ15年になる。
その間、新たに見掛ける種類が毎年絶えず、パサバサと泳ぐアカエイを目撃したり、砂に隠れていたヒラメを見つけたり、数え上げれば切りが無いのである。

私が海に寄せる熱い想いを語り始めると、進化を辿って話しは結局宇宙にまで行ってしまうので今回は割愛するが、また今年も新たに何を見せてくれるのか今から楽しみな私なのである。

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実は…

2007年09月01日 | シュノーケリング
山より海の方がキャリアが長い私。
気が付けばもう15年もここに通い続けシュノーケリングを楽しんでいる。


今回、毎年恒例の島に行く予定でいたが、台風9号の接近により帰りの船便が欠航になる恐れがあるとの判断で勇気ある撤退。
西伊豆のホームグラウンドにてお茶を濁して帰ることにした。

エントリーしてすぐに15匹ほどのイカの群れに遭遇。
死滅回遊魚の、ルリスズメ、オヤビッチャ、チョウチョウオも、例年通り私を楽しませてくれる。

(ルリスズメだけ必死で捕らえました、笑)

美しい熱帯性の魚と目を合わせながら潜るのも好きだが、なにより私は原始地球を思わせる生物が好みで、イソギンチャク、ウニ、ヒトデ、クラゲなど、どういう理由があってこんな形になったのか、潜りながらその経緯を考えているだけでワクワクするのである。

30cmオーバーのボウシュウボラ(ほら貝)を捕らえ、水槽に入れて観察

(時間をおくと触角を伸ばして移動開始!)

しかし、貝ってよくこんな硬い貝殻作るよね!
生まれてから何年かけてこんなに大きくなるんだろ?

島に行けず不完全燃焼だったけど、まぁとりあえず海にも復帰出来て何よりである。

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