こんにちはヘルパーの池田です
今月も研修の時期がやってまいりました
まずは虐待の通報件数や内容などを報告
施設介護での増加理由については、『知識不足·技術不足』という部分が約半数だったそうです
ここで「へぇーそうなんだ」で終わるとみなさんの記憶に残りません
自分自身が知識や技術不足かもしれない…と考えてもらうには…🤔
例えば、少々フラつきのある利用者さんの歩行介助などをする時、転倒予防の為に一昔前はズボンの後ろを掴む…なんてことがありましたが、今はNGですという話を即席で紹介すると
『えぇーそうなの!?』
そうなんです…
幸い?そのヘルパーさんは歩行介助のある仕事はしていなかったので、虐待案件にはなりませんでしたが、ヘルパー1年生の時のまま情報をアップデートしていないと、やはり知識や技術不足で知らず知らずのうちにやってしまっていることもあるかもしれません
利用者さんの安全の為とはいえ、NG行為もあるということも今後の研修で行っていかないといけないなぁと思いました
令和6年4月より、高齢者虐待予防については研修を行うだけでは不足という改正も加わり、事業所として必須なことが増えます
虐待類型例を見て、似たようなことがある・これはどうなんだろう?
と考えたり、疑問に思う事も大切な予防ではないでしょうか
前回おこなった時と比べ、担当する利用者さんが増えたり状況が変わっている方もいるので、虐待の芽チェックも続けていきます
する側もされる側もいい事なんて一つもない虐待
少なくとも「知らずにおこなってしまった」ということが無いようにしていきたいです