連休の3日目。
道路が渋滞しないうちに朝から一仕事。
実家で不要になった毛布をハサミでカットしてきました。
どうしてそんなことをするのかと言うと、みぃちゃん、チィちゃんを保護した愛護団体さんの
「収容犬にも毛布を」
という活動で毛布を寄付するためです。
この愛護団体さん、殺処分されてしまう保健所の犬、猫を助けて新しい飼い主さんに譲渡する活動をしています。
助け出されて新しい飼い主さんのもとへ行くことができる子は以前に比べると増えてはいますが、
保健所で殺処分される子もまだまだ沢山います。
特に茨城の保健所で殺処分される頭数は全国でワースト1。
茨城ではいまだ犬を番犬として飼う人が多いのか、命を軽く考えているのか・・・。
全国でも繁殖場の崩壊やペットの遺棄のニュースが後を絶ちません。
不幸な犬猫を減らすには、そんな繁殖業者やペットを捨てる人を減らすことはもちろんですが、
ショーウィンドウでペットを展示販売しているようなペットショップからペットを購入する
人も減らない限り処分される命は減っていかないでしょう。
私達一人一人の意識を変えて、もっとペット業界の闇の部分にも目をむけていかないとならないのだと思います。
「収容犬にも毛布を」の活動ですが、茨城は関東と言えども朝晩の冷え込みも厳しく、
保健所に収容されている犬が冷たいコンクリートの上で寒さに震えながら収容期限(つまり殺処分される日)までの数日間を過ごしているそうです。
子犬などは寒さの為に弱り死んでしまうこともあるそうです。
そんな子達に命の終わる数日だけでも温かい毛布を提供しようということで不要になった毛布を保健所に届けているということです。
少しでも命を繋ぎ止められるなら・・・。
活動の詳細は「保健所の成犬・猫の譲渡を推進する会」のホームページ内の
「収容犬にも毛布を」のページに記載してあります。
さて、田舎ではお祝い時など何かと毛布を贈る風習があるのか、
実家で不要になった毛布はなんと10枚にもなりました。
一軒の家に毛布が10枚って・・・。(不要じゃない毛布はこの他に4枚はありました。)
ハサミで半分に切ったら手が腱鞘炎になりそうでした。
さあ、冬本番になる前に毛布を送らないと。
