ジェットコースター系にも乗った話(USJ1万人貸し切りイベント)

いよいよ終盤(のはず)ジェットコースター系。

最近ＣＭでよく見るバックドロップとフライングダイナソー。
正直、乗るのにちょっとためらいました。
昔は続けて何度も同じのに乗ったりしましたが、もう10年以上乗ってないので生還出来るのか!?と不安にも思いましたが乗りました(乗ったんかい)。


バックドロップは先が見えない分、心の準備が出来ないし、落下しても次またどこで急落下が来るかわからない。
動き出してから完全に停止するまで不安と緊張の連続でした。
しかし、背中が常に椅子に密着しているので独特の安心感があると思う。

前向きで乗る方が多分私は恐い。
体の前で守ってくれる物が何も無いからでしょうね。

バックドロップもハリウッド·ドリーム·ザ·ライドも5曲のうち1曲を選ぶと走行中耳元のスピーカーでその曲が流れる仕組み。
ドリカムやマイケルジャクソンがありまして「大阪LOVER」を選択。
もう気分は「ごぶごぶ」(関西ローカル)。

意外だったのがフライングダイナソー。

これまで乗ったことの無い体勢だったので、前代未聞の恐怖感を予想してましたが、前代未聞の爽快感。

まず普通通りに座席に座り、上から安全バーを下ろして肩をがっつりホールド。
安全確認が終わった途端、頭を中心点として やおら体が90度回転して全員下向き。

前に乗った人達が同じ体勢で盛んに悲鳴を上げて連れて行かれたので「どんだけ怖いんだろう」とビビってましたが、がっちり安定感があるので姿勢自体は平気。
これからどんな恐怖を味わうんだろうという不安感だけ。

うつむいたままでどんどん上空に運ばれて行くので、もう真っ暗でしたが夜景は堪能できました。
キレイかったなぁ。
もう見える限りキョロキョロ見てました。

てっぺんに達し、いよいよ滑走。
今日は叫ぶぞーと決めていたのに「わ…あははは」と笑いが出るくらいの爽快感。
なんでだろう。
怖いより圧倒的な爽快感。
多分体の浮遊感がほとんど無いから、そういうのが苦手な私には良かったんだと思う。
スピードは大好き。

キリモミ状態の際は座席で背中やお腹をかわりばんこに打ち付けられて「ｲﾀﾀﾀﾀﾀ…」と言いながらも、もう楽しくてたまらない。
最初の急降下以降あまりにめまぐるしく、周りの景色を見る余裕が無かったですが、1年分くらいのストレスを発散した気分。
「一家に一台」とは言いません。
「一町内に一台」でどうですかね、日本の平和のために。