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藤本東一良画伯作 妙高山に魅せられて

2013-09-05 07:39:12 | 日記
 お宝というものは持っておりませんが、唯一あるとすれば藤本藤一良画伯の「秋の妙高」作品である。
芸術院会員でもあった画伯は、妙高山の見える野沢湖畔にアトリエを持ち数多くの妙高山を描いています。
 伸びやかなタッチと豊かな色彩が何ともいえない魅力である。今年、生誕100年の記念展が、銀座日動画廊で開かれました。


 藤本藤一良「秋の妙高」


 8月8日(木)晴れ
 今回は、東京マスターズ大会を兼ねて、異様な頂きを持つ妙高山を見んものと就航間もない松山発のジェットスター機に乗りました。座席は前から3番目の窓側に指定。料金は5千円足らず、少し窮屈感はありますが、1時間30分何のことはありません。旅行は常に質素倹約をモットーに行きます。
 成田からはジパング会員券を活用して、普段は高くてよう乗らない成田エキスプレスに乗車。東京駅までノンストップで値段相応の快適さを味わいました。
東京駅で10分足らずの乗り換えで長野新幹線に乗車。夕方、長野駅近くのホテルに到着。

 8月9日(金)晴れ
 よい天気に恵まれたかと空を見上げながら、山を見るのは午前中よとレンタカー店一番乗りで車を借り、長野ICに入り胸ふくらませ野沢湖を目指します。
 しかし、山間部に入るに従い、次第に雲が拡がってきました。悪い予感を覚えながら野沢湖に到着。湖畔沿いに車をのろのろ走らせて、藤本画伯もここ辺りから山を見たのだろうかと思いつつ西の方を見上げれど、山裾が見えるのみで、かくの如きで言葉もありません。

 野沢湖より妙高山を望む


 次は、多くの画家が好んだ「いもり池」からの風景を見ようと車を走らせました。名前から想像して自然的で草深い処かと期待していましたが、お土産店などもあり、きれいに整備された公園でした。ここからも狙いの妙高は、やはり雲がかかって上の方が見えませんでした。

 いもり池より妙高山を望む


 いもり池案内


 天気はどうにもなりませんと気落ちしつつ、ここまで来たからには、すこしは、元を取らねばとこんな時にと考えておりました、北野美術館を目指して長野市内に帰ってきました。
 美術館は私立で神社と隣り合わせにあり、国内外の有名画家の作品が陳列され一見の価値があります。特に日本画、洋画は日本の近代絵画史上貴重な作品がありました。

 神社の右が入り口


 北野美術館


 この後、川中島の古戦場なる公園を見て、ホテルに帰りました。
 今日一日、全国的な猛暑の中、此処は少しは涼しいかとの期待は見事に外れました。
 地元の人が言うのに軽井沢なんぞと違って盆地だから暑いのよと。四国と同じ35度をゆうに越す酷暑の一日でした。