スマホに挑戦 ビックSIM

ちょっとした旅行などには、今まで10インチの小さいパソコンを持って行ったりしていましたが、嵩張るし、通信設備のあるところでないと使えないという不便さがありました。
このたび、ビックカメラから通信料が月々900円でLTEデータ通信と公衆無線LANが楽しめる「SIMカード」が発売されたので、携帯やスマホについてはまったく自信はありませんが呆け防止にもいいのではと購入してみました。

SIMカードそのものは2,990円でネットなどには接続できますが、通話はできません。通話のできるSIMもありますが、携帯＝お守り　にとっては、先ずはこれでいいかと決めました。
スマートフォン本体は、最近のドコモであれば使えるとのことで、テンキー付のSH-02D を選びました。これは、文字が打ちやすいのではと考えたわけです。携帯で文字を打つのは年寄りには難行苦行ですから。

設定もなんとかうまくできネット接続もできるようになりました。しかし、日頃見ているパソコンと比べると3.7インチ画面は文字が小さく見えにくいこと甚だしい。こんなことは、始めからわかっていることではありますが。

ということで、もう少し大きい5インチ画面でキーボード付きのミニパソコン的なSH-10Bを使うことにしました。

SIMを差し替えれば簡単に使用できると考えていましたが、なかを開けてみるとSIMサイズが標準です。マイクロSIMを使うのには、変換アダプターが必要と近くの大手電気店に行ってみましたが販売してないとのことでした。
仕方なくネットのAmazonで購入。
いつもは早いのですが4日後に配達されました。

マイクロSIMをアダプターに装着して、さぁ、これでよしとネット接続してみますがうまくいきません。
SH-10Bを初期化してからやってみたり、説明書に従って試みたりするのですが、うまくいきません。
2日ばかり小さい画面を睨んでいると肩はこり目も翳み、これは白内障にもなってはいけないと最後の手段とSH-02DとSH10-Bの2台のスマホを持ち、近くのドコモ店に行くことにしました。

店長らしき男性が10数分にわたって、みてくれましたが解決しません。
「SH-02Dと設定を同じにしてみましたが駄目ですね。アダプターに問題があるかもわかりませんね。」ということでした。
プロにそう言われるとそもそも自信のない分野であるし、また原因がはっきりしないだけにお先真っ暗がっくりくるものでした。
しかし、アダプターについては、装着には注意が必要だが、多くの人が難なく使っているものと思いつつ、懲りずにネットをみていたところSH10-Bにおける設定法というのが目に入りました。
写真付きなので初心者にもわかりやすいものです。これを最後のたのみと試みたところうまく繋がりました。
やってみるものですね。
「目をつむってバットを振ったらヒットだったよ」の心境です。

しかし、今になって思えば、ネットに繋ぐことは、素人の私にとってもそんなに難しいことだったとは考えません。

プロに「駄目です」と言われると大方は、為すすべはありません。
ビックSIMは、ドコモの純正品ではありませんが(裏面にdocomoと印字はあり)、プロともなれば現在注目されている製品についての一応の認識理解は大切でしょう。
「駄目、あきません」は、最後のさいごの言葉にしていただきたいものですね。
・・・・・いらぬこと。いらぬこと。