土壌・植生・写真の解析に興味があります

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「中秋の名月」見れました!

2021-09-21 21:37:08 | 日記
横浜市で、南東方角に綺麗な「中秋の名月」を見れました。
ベランダから、まん丸のお月さまです。


20倍のズームで撮影すると
月の模様が見えました!!


Webで調べると、暗い場所は「海」と呼ばれ
白っぽい場所は「陸」と呼ばれるようです。


「海」と「陸」の生まれは、次のサイトで説明がありました。
「月探査情報ステーション」
https://moonstation.jp/faq-items/f310

月の表側全域の地図は、1645年、オランダのラングレヌスによってはじめて作られましたが、
そこで彼は大きな暗い地域を「海」、明るい地域を「陸」と名付けています。
「陸」は現在では「高地」と呼ばれる方が一般的です。
海は月の全表面積の17パーセントを占めており、特に月の表側に多く分布しています。

現在のところ、月の海は次のようにしてできたと考えられています。
月が誕生した初期には表面から深さ数百キロメートルに及ぶ領域は溶けており、
巨大なマグマの海ができていたと考えられています。このマグマの海が冷えるにつれて、
いろいろな鉱物が結晶していきますが、軽くて白っぽい斜長石の結晶は表面に浮かび、
重くて黒っぽい輝石やかんらん石の結晶はマグマの海の底に沈みました。
誕生から5.5億年ほど経った今から40億年ほど前に、直径数十キロメートルの巨大な隕石が月に衝突し、
直径数百キロメートルから千数百キロメートルという巨大な盆地ができました。
さらに数千~数億年後には、表面から数百キロメートル部分でカリウム、ウランなどの
放射性元素の崩壊熱によって岩石の一部が溶け、玄武岩質マグマができました。
これが上昇して衝突盆地を埋め、海となったのです。

月の玄武岩は、主に鉄に富む輝石とチタン鉄鉱という鉱物からできています。
これらの褐色~黒色の鉱物に富むために、月の海は黒っぽく見えます。
海でもよく見ますと黒っぽさに濃淡があり、場所によって組成に幅があります。


横浜市の地形

2021-09-08 17:29:47 | 日記
横浜市港南区付近は
丘陵地になっています。

神奈川県生命の星・地球博物館から
縄文時代の海進(~6000万年前)
によって、
火山灰の積もった(富士山、箱根山の)
山地が、波に浸食され
残った山域と河口付近の海底域で
現在の丘陵ができたようです。



次の二つの文献に詳しく書かれています。
(神奈川県生命の星・地球博物館の文献)

縄文の海は広かった

横浜の大地~土地のつくりと変化


富士山、箱根山に繋がる山地が
河川に削られて、谷ができて
相模湾、東京湾に達しています。



海に繋がる広い平野は、
縄文時代の地球温暖化で
氷河が溶けて、海面が上昇して
陸地周辺が波で削られ、
河川からの土砂が河口付近に堆積
長い時間を経て、壮大な地形になりました。

温暖化した「縄文海進」時代から、
現在は寒冷期に向かっています。
海面は後退を続けて、6000万年前にくらべ
30~50mくらいの標高で
海底だった地域が、陸地(低地)に変わっています。





港南区笹下の笹下台団地は
旧大岡川が削った谷地の
ちょうど崖の付近でした。



丘陵の丘では
富士山、箱根山の火山灰が
たくさん積もった赤っぽい土で
丘陵の下では
火山灰土は波により流されて
海底に積もった土砂、貝殻などが
出てくるような灰色の硬い土
が、見られる場所もあるそうです。