子供さんのスクラッチプログラムで
物の形(文字でも)認識を試みます。
ここでは次のような「M」の形、大きさを調べます。
*「M」はスプライトの追加メニューから選択します。
調べる図形は画像をアップロードしても、描いてもOKです。
*形「M」を調べる手法は、スプライト「ネコさん」を10%の大きさにして
移動空間(横―240から240歩:縦―180から180歩)を順次移動させます。
移動中に「ネコさん:茶色」が「M:青」に触れると、
空間座標を横(X)座標、縦(Y)座標のリスト(表)に入力していきます。
*プログラム実行前の初期化を行います。
実行画面で表示するのは
「ネコさんスプライト」の大きさ(10%)
実行中の「ネコさんスプライト」の位置座標X,Y
実行中の「ネコさんスプライト」が認識した「M」のX座標、Y座標のリスト
認識した「M」の平均位置(重心)、縦×横の大きさ です。
これらの変数は実行後表示が残りますので、変数を「0」にリセットします。
「スペースキー」を押して、プログラムを実行します。
*かたち認識プログラムの実行
実行「旗アイコン」をクリックします。
*「ネコさんスプライト」を左下から右上まで5歩刻みで順次移動します。
移動中に「ネコさん:茶色」が「M:青」に触れると、「メッセージ1」を発して
空間座標を横(X)座標、縦(Y)座標のリスト(表)に入力していきます。
*プログラムの実行後は、X座標リスト、Y座標リストに
「M」スプライトのかたち情報が入ります。
数字を読みだすには、座標リストの下端をマウスで右クリックして
「書き出し」メニューを選択、テキストファイルを保存します。
エクセルなどの表計算ソフトで読み込み、グラフ化ができます。
*スクラッチプログラムでも認識した画像を描くことができます。
「上向きキー」をクリックします。
*X,Y座標リスト位置に「ネコさんスプライト」をスタンプしていきます。
ネコさんの茶色の「M」画像ができます。
*ここでは「M」スプライトがまだ残りますので
お手数ですが、「Mスプライト」のコードに入って
「スプライトを消す」アイコンをクリックして下さい。
*次に「下向きキー」を押して
画像「M」の位置座標、大きさを調べます。
位置X,Y座標は、座標リストの平均値で、「重心位置」です。
大きさは縦、横幅の最大値を示します。画像の外枠の大きさです。
スクラッチサイトに上記プログラムがあります。
https://scratch.mit.edu/projects/1097279962