ベランダの「金のなる木」の花が開きました。
今年は1月から咲き始めて
去年より2か月くらい早いです。
1つの花序(房)に15~25くらいの
蕾をつけて、先端から咲いていきます。
通常は5弁の花ですが
時々4弁の花が、混じります。
4弁の花は、房の先端(最初の花)で
咲くことが多いようです。
昨年と今年の花で、花弁を比べました。
まだ一分咲きにも足りませんが、
4弁になるのは、10%足らずです。
最初の花が4弁になることが多いので、
1房当たりの4弁発生の割合とすると
20~30%ぐらいの割合になります。
桜(バラ科)ですが、花弁の数が違う花について、
植物生理学会のサイトにコメントありました。
(https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=675)
(途中省略させていただいています。)
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桜の花弁の数について
桜は,同じ木でも異なった花弁が咲くと聞きましたが,
このようなことはあるのでしょうか。
あるとしたら原因は何でしょうか。
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花弁の数の決まり方についてのご質問と理解して、お答えします。
一つの花につく花弁の数は、桜はバラ科ですので、
基本数としては5枚に決まっています。
バラ科のものとしては他に、ヤマブキ、モモ、ウメ、など、
たくさんの身近な植物があります。
これらはすべて、原種の場合は花弁が5枚です。
原型の花では、花弁を作る領域を遺伝的に決定すると共に、
そこに何枚の花弁を作るかが決められるわけですが、
その領域が普通より広く設定されると、より多くの花弁が作られます。
あるいは、花弁を作る領域を何度も繰り返し設定すると、いわゆる八重咲きとなるわけです。
こうしたものは、いずれにせよ本来の、きっちりと決まった遺伝的な仕組みが突然変異で異常となったものですから、
システムがあまり正確ではありません。そのため、同じ個体、同じ枝の中でも、花ごとに違った結果になりがちです。
同じ木でも異なった花弁の数となるのは、こういう理由からです。
塚谷 裕一 先生 (東京大学・院・理学系研究科)
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「カネノナルキ」については、
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8D%E3%83%8E%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%AD
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英語ではマネーツリー(money tree)[要出典]、などといい、
葉が硬貨に似ているのが名前の由来である。
日本では栽培業者が五円硬貨の穴を頂芽に通して固定し、
若枝が硬貨の穴を通ったまま成長するようにして
硬貨がなったように見せかけ、一種の縁起物的な販売方法をとったため、
「金のなる木」[2]や「成金草」の園芸名で俗称されることが多くなった。
葉は多肉質の倒卵形で、葉身の長さは3 - 4センチメートル、明るい緑色に金属樣の光沢があり、葉縁は赤みを帯びて[2]、特に秋から冬に鮮やかな色になる。また、葉に斑の入る種類もある。
株が成熟すると茎頂に集散花序を出し、白色から淡桃色の径1.2センチメートルほどの小花を多数つける[2]。開花期は冬である[2]。
今年は1月から咲き始めて
去年より2か月くらい早いです。
1つの花序(房)に15~25くらいの
蕾をつけて、先端から咲いていきます。
通常は5弁の花ですが
時々4弁の花が、混じります。
4弁の花は、房の先端(最初の花)で
咲くことが多いようです。
昨年と今年の花で、花弁を比べました。
まだ一分咲きにも足りませんが、
4弁になるのは、10%足らずです。
最初の花が4弁になることが多いので、
1房当たりの4弁発生の割合とすると
20~30%ぐらいの割合になります。
桜(バラ科)ですが、花弁の数が違う花について、
植物生理学会のサイトにコメントありました。
(https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=675)
(途中省略させていただいています。)
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桜の花弁の数について
桜は,同じ木でも異なった花弁が咲くと聞きましたが,
このようなことはあるのでしょうか。
あるとしたら原因は何でしょうか。
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花弁の数の決まり方についてのご質問と理解して、お答えします。
一つの花につく花弁の数は、桜はバラ科ですので、
基本数としては5枚に決まっています。
バラ科のものとしては他に、ヤマブキ、モモ、ウメ、など、
たくさんの身近な植物があります。
これらはすべて、原種の場合は花弁が5枚です。
原型の花では、花弁を作る領域を遺伝的に決定すると共に、
そこに何枚の花弁を作るかが決められるわけですが、
その領域が普通より広く設定されると、より多くの花弁が作られます。
あるいは、花弁を作る領域を何度も繰り返し設定すると、いわゆる八重咲きとなるわけです。
こうしたものは、いずれにせよ本来の、きっちりと決まった遺伝的な仕組みが突然変異で異常となったものですから、
システムがあまり正確ではありません。そのため、同じ個体、同じ枝の中でも、花ごとに違った結果になりがちです。
同じ木でも異なった花弁の数となるのは、こういう理由からです。
塚谷 裕一 先生 (東京大学・院・理学系研究科)
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「カネノナルキ」については、
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8D%E3%83%8E%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%AD
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英語ではマネーツリー(money tree)[要出典]、などといい、
葉が硬貨に似ているのが名前の由来である。
日本では栽培業者が五円硬貨の穴を頂芽に通して固定し、
若枝が硬貨の穴を通ったまま成長するようにして
硬貨がなったように見せかけ、一種の縁起物的な販売方法をとったため、
「金のなる木」[2]や「成金草」の園芸名で俗称されることが多くなった。
葉は多肉質の倒卵形で、葉身の長さは3 - 4センチメートル、明るい緑色に金属樣の光沢があり、葉縁は赤みを帯びて[2]、特に秋から冬に鮮やかな色になる。また、葉に斑の入る種類もある。
株が成熟すると茎頂に集散花序を出し、白色から淡桃色の径1.2センチメートルほどの小花を多数つける[2]。開花期は冬である[2]。