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ゑびす・大黒(七福神)と尾張万歳

2006-07-27 10:05:45 | 落語・その他芸能一般

 

ゑびす・大黒(七福神)と尾張万歳      
 写真㊤:尾張万歳保存会 

                                        

    

      (写真右上:葛飾柴又のゑびす家   写真左上:市川八幡の大黒屋)


 ゑびす・大黒は、七福神の中でも代表的な存在だ

 葛飾柴又に「ゑびす家」という250年も営業をしている料亭がある。外回りや庭も大層立派に見える。チョイト近寄りがたい。ところが、ここの出店が帝釈天の参道にあるらしく、小耳に挟んだところによれば、極めて庶民的な店らしい。

 市川の八幡には、永井荷風が亡くなる前日まで飯を喰っていた「大黒家」という店がある。詳しくは知らないが、こちらも至極庶民的らしい。

 「ゑびす」といい「大黒」といい、昔から庶民の信仰の対象だ。ひとつ、キドラネエでやってモレエテエものだ。ねえ? ゑびす様、大黒様? 

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◆ところで、「ゑびす」「大黒」といえば…

 尾張万歳を思い出す。       

 御存知だと思うのですが、通常は太夫と才蔵の二人が門付け芸を披露する。

 
 しかし正月だけ披露する「七福神」を演るときは、才蔵が六人であり、太夫を含めると七福神になる。 勿論才蔵のうちの一人は女性が演じる。これが弁財天だ。

 七人が「アハ、ウフ、エヘ、オホ(笑い声)」という掛け声とともに盛大に目出度たさを言祝ぐ。なかでも紅一点の弁天様は皆から特別にチヤホヤされる。

 そこで、布袋だか…福禄寿だか忘れたが、弁天に嫉妬する。仮に布袋だとすると・・・
 全員が揃って「♪すると布袋が悋気して~、弁天だけを何故褒める~♪・・・」と面白い節と調子で大合唱する

 幼少の頃の正月の原風景。 楽しく面白かった印象が強く残っており、懐かしく思い出される。だが今ではもう見られなってしまった。

 どなたか、もっと正確に記憶している方は、いませんかね? 誰が嫉妬したのか、ご存知の方はいませんかねえ?  

06.07.27

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