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落語の登場人物~与太郎

2011-08-09 11:05:27 | 落語・その他芸能一般

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落語の登場人物~与太郎 
写真㊤:春風亭柳昇師 ←clickすると柳昇の落語『雑俳』が聴けます。

 
 え~落語の方に登場する人物はと申しますと、熊さんに八っあん、横丁のご隠居さん、人の良いのが甚兵衛さん、バカで与太郎と相場が決まっております。
 隠居さんてぇのは、どういうわけか大概横丁に住んでいますナ。あまり銀座通りの隠居なんてぇのは聞いたことがない・・。

 これは噺家が噺の冒頭でよく振る「落語の登場人物紹介」だ。
 登場人物としては、他にも大勢出てくる。若旦那、頭(かしら)、男前だが嫌味な半公、本屋の善公………などなどきりがない。
 また、大家さん、若旦那、頭には具体的な○○さんという名前がない。あくまでも、ただ大家さん、若旦那、頭 に過ぎないのだ。

 ところで落語では、なぜ‘頭の足りない’人物を与太郎と呼ぶのか? イヤ、落語の世界だけでなく社会生活でも、よく我々は「あいつは、与太郎だ」なんてことを言う。

 なぜか?

 これは「与太」という言葉が…
1.知恵の足りない者。役に立たない者。おろかもの。
2.でたらめ。ふざけた、くだらないことば。(例)「与太を飛ばす」
 …という意味を持つからだと思いこんでいた。いまでも、そう思っている。

 ところが、異説に出逢ったのだ。異説の大意は次の通りだ。

 商家の跡取りは若旦那と呼ばれ、大旦那(主人)を継いだときに備え、謂わば帝王学を学ばされる。しかしこれが放蕩息子で手に負えず、倒々勘当になり、後を婿養子なり番頭が継ぐことになれば、若旦那は家を追い出されてしまう

 こうなればもう若旦那とは呼ばれないで「与太郎」と呼ばれる。「与太郎」は「不要太郎」が訛ったもので、嫡男が不要になったということです。(杉浦 日向子)←click

 杉浦氏は、これ以上の根拠を示していないので、説の当否は判断しかねる。正直に言って、俄には信じがたい気がする。

 どなたか、ご教示いただけないだろうか。

11.08.09 (06.03.28)

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