冤罪を訴えていた「出歯亀」事件 Ⅱ
「
出歯亀」といえば、「のぞき」の代名詞。その名称が、明治時代、「女湯をのぞいたうえ入浴帰りの女性を襲った強姦致死事件の犯人」として無期刑を受けた「出歯の亀太郎」に由来することは、広辞苑などの辞書にも書かれ、広く知られている。
しかし、この「出歯亀」こと池田亀太郎が、実は裁判で一貫して無実を訴え、弁護団も冤罪を主張して争っていたことは、案外知られていない。
当時の
新聞記事は、センセーショナルに書き立てている。今となっては、争う術もないが、真相は全て闇の中・・・・・
平成17年3月12日 B

