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銘菓「登り鮎」 うたげの夜、味わう伝統

2005-08-26 23:55:15 | 旅・鉄道・グルメ…

銘菓「登り鮎」 うたげの夜、味わう伝統

 岐阜へ立ち寄った際には、必ず買い求める。ほんのりとした上品な甘さは、堪えられないくらい美味だ。長良川の「鵜飼」や「花火大会」の想い出と結びつき、得も言われぬ味がする。
 この銘菓の賞味期限は、焼いてから10日間とされている。一番の食べ頃は焼きたてだ。格別旨い。だが焼きたては予約をするか、近所に住んでいないと無理。

◆◆◆◆◆岐阜新聞’99.08.05.付夕刊によれば…

 清流長良川を泳ぐ鮎をかたどった岐阜の銘菓・鮎菓子。元祖は岐阜市湊町玉井屋本舗の創業者、故玉井経(つね)太郎さんが上生菓子として創作した銘菓「登り鮎」。店は花火大会会場にも近く、道すがら立ち寄るお客も多い。 

                              

      
■町屋の風情と建物が残っている川原町にある玉井屋本店 ■一歩店内に入るとなにか懐かしい気分になります ■趣きのある玉井屋本店の中庭

                             

上質の小麦粉に玉子をたっぷり使ったカステラ生地で求肥(ぎゅうひ)を包み、長良川の清流に遊ぶ若鮎を型取って焼き上げた当店の代表菓子でございます。
商品情報 賞味期限 10日間

 登り鮎は一世紀近く前の一九〇八(明治四十一)年に誕生した。しっとりした薄いカステラに、ほんのり甘い求肥(ぎゅうひ)を包み込んだ。大きさ約二十センチ。目、口、えらを焼き付けた小顔はシンプル。登り鮎の名にふさわしい、無駄をそぎ落としたスマートな体。誕生当時から、味も形も変わっていない。

 三代目博■さん(54)によると、創作された当時、岐阜を代表する銘菓はまだなかったという。「岐阜の銘菓として、広め、定着させたい」と願った経太郎さんは、鮎菓子を売りたいと申し出た和菓子屋を回って、作り方を伝授した。

 花火大会の日に立ち寄るお客は、ほとんどが自宅遣い。「年に一度だけ立ち寄られるお客さんのためにも、登り鮎の形は永遠に守り続けたい」と博■さんは言う。 ※■は示へんに古

        
       岐阜の銘菓・鮎菓子の元祖「登り鮎」 
                岐阜の銘菓・鮎菓子の元祖「登り鮎」。
                味も形も1世紀近く前の誕生当時から変わらない
                《岐阜新聞’99.08.05.付夕刊一面掲載》

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05.08.23

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