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旅日記:「新疆ウイグル自治区を行く」 ⑭新疆時間 前編

2005-10-20 23:54:19 | 旅日記 「新疆ウイグル自治区」

旅日記:「新疆ウイグル自治区を行く」 ⑭新疆時間 前編

   写真㊤:新疆ウイグルの日の出
   画像元URL http://tombi.web.infoseek.co.jp/xinjian/xinjian09.htm


                注:旅程表&新疆ウイグル自治区・地図

 北京と東京に時差は1時間である。地球を西へ行くほど表示時間が遅くなる。だから北京の朝8時は東京の朝の9時である。これらを中国あるいは日本の標準時と呼ぶ。日本の場合は、明石の天文台に標準時の設定がなされており、それより東と西の微妙なズレを標準時に統一している。

 アメリカのように地理的に東西南北が大きい国は標準時だけでも5つくらいある。ところが中国はたったひとつなのだ。全て北京時間なのだ。

 ここから、実生活上奇妙なことが発生する。
新疆ウイグル自治区の区都ウルムチと北京のズレは1時間であるが、西の端のカシュガルとは2時間40分くらいズレる。約3時間近いズレは大きい。


      bainburk20.jpg    夕日が草原に沈む
    画像元URL http://tombi.web.infoseek.co.jp/xinjian/xinjian09.htm


 実際カシュガルでは、日が沈むのが北京時間22時20分頃である。日本時間では、23時20分ということになる。
 夜中の24時頃、星を観察しようと夜空を見上げたところ、未だ明るくって星は見えなかった。
 3時間近くアジャストすると、北京時間と実感が合ってくる。東京とは4時間の調整が必要である。

 従って、カシュガルで新疆時間(北京時間-2時間40分)を使用することが多いそうである。航空機に乗る場合等は、特に念を押して北京時間を使用することがある。航空機の発着は、当然北京時間を使用しているからだ。
 それ以外は、通常は「新疆時間」を使用するようだ。約束、アポイントのときは北京時間か新疆時間か、特に神経を使って確認するそうだ。 (「後編」につづく)

05.10.18

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