還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

被害者無視の法律が蔓延(ハビコ)る

2008-08-20 04:01:09 | ネタ

被害者無視の法律が蔓延(ハビコ)る

朝 起きてからのルーチン・ワークは変わらないが、部屋の湿度、温度はもう秋を感じる。湿度75%。温度27度。

窓の外は未だ暗い!夜明け前の漆黒の闇である。

ただ今午前4時である。

未だ新聞も来ていない。

そこで昨日らい気になっていた新聞記事の掲載とした。

下記は昨日(8/19)の我が家で取っている読売新聞読売新聞の朝刊の記事である。

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即決裁判で猶予判決の男、被害弁償せず不明…懸念が現実に
8月19日3時5分配信 読売新聞

 タクシーのフロントガラスなどを壊したとして器物損壊罪に問われた男(27)が4月、神戸地裁であった即決裁判で執行猶予付きの判決を受け、被害弁償をしないまま行方不明になっていることがわかった。

 執行猶予が必ずつく即決裁判には、導入前から専門家らの間で「被告が罪と向き合わず、被害弁償もしなくなる」と危ぶむ声があり、懸念が現実となった格好だ。

 即決裁判は軽微な事件の捜査、公判を省力化する目的で2006年10月にスタート。被告が起訴事実を認めるなど有罪が明らかで、執行猶予が見込まれる事件を対象に検察側が申し立てる。原則、起訴後14日以内に初公判が開かれ、その日に判決が言い渡される。

 裁判記録では、男は今年3月、タクシーのボンネットやフロントガラスを壊したとして、現行犯逮捕された。被害額は約30万円。捜査段階で容疑を認めて被害弁償する意向を示し、即決裁判手続きで起訴された。

 4月の初公判では、弁護人も弁償を約束。地裁は即日、懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡し、男は釈放されたが、その後、連絡がつかなくなった。

 最高裁によると、即決裁判は4月末までの1年半に全国で7058件あった。主に被害者がいない事件に適用されてきたが、詐欺事件が31件、傷害事件も22件あるなど、被害弁償が必要となるケースへの適用も増加傾向にあるという。

 通常の刑事裁判では、判決まで執行猶予が付くかがわからず、被告が情状を有利にするため判決言い渡し前に被害弁償に応じる傾向が強い。これに対し、即決裁判では、弁償したかどうかにかかわらず判決が言い渡される。このため、制度導入の際、司法制度改革推進本部の検討会で「被告が罪に向き合わなくなる」との指摘があり、検察内部でも「被害弁償が進まなくなる」との意見があった。

最終更新:8月19日3時5分

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「山口県光市親子殺人事件」の本村さんに対しても(未成年者によるお奥さんと赤ちゃんの殺害凶悪事件)被害者には法の気遣いは全くなかった。

犯行者が未成年と言う、ただそれだけのことで法律はトコトン犯罪者を守ったのだ。

弁護士の弁護姿勢も見るに耐えない粗悪な、邪悪なものさえ感じたものだ。

この事件の裁判の経過をTVで見るに付け暗澹たる気持ちになった。

今回の、この「即決裁判」の例でも加害者には毛ほどの罪の意識はなかったようだ。30万円の支払い命令も無視して執行猶予を利用して遁走しているのだ。

*「即決裁判では、弁償したかどうかにかかわらず判決が言い渡される」 そして
この即決裁判では“執行猶予が見込まれる事件を対象に検察側が申し立てる“


この執行猶予が問題だ!何故に支払い能力のある 連帯保証人を立てないのか?

違約の場合は3倍の金額を保証人から徴収するとか?

刑期を数倍延長するとか?罰則も厳しくすべきと思う。

被害者も守るのが法律ではないのか!

法律に弱い我輩であるが腹のたつ話題である。

最近の世相には腹の立つ“法の不備”とも思える話題が多い。

以前と言っても数年前であるがマンションの鍵を破る現場で現行犯の外人グループの一人が警官に反抗して警官の肋骨を折るなどしたため警官が拳銃を発砲!

犯人に重症を負わせた。

これに対して裁判官は「犯人に600万円を払え」だった。

これでは

「警官に撃たれて財産をつろう」

を地で行く犯罪奨励のような判決である。

このような日本に誰がした。スッカリ世の中 変に変わってしまった。

一日も早く正常な常識のある社会に戻って欲しいと深く願う。

このような世間では生きてゆくにも希望がもてないな!



おい・おい 

“くそ爺ィよ“ 何時まで生きる心算だ?



な~に 死ぬまで生きるさ・・・


今朝は珍しく政治いや世情の不満を口にした"”くそ爺"であった。




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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (すずか)
2008-08-20 08:06:01
osamuさん、おはようございます。

即決裁判という制度を、お恥ずかしながら初めて知りました。
osamuさんのブログで、いろいろ勉強させていただいています。

警察官は発砲するたびに、
「適正な発砲だったか?やりすぎではないのか?」
を問われるようですね。

よほどのときしか発砲はしないのではないかと思われるくらいです。
それなのに、これでは・・やり切れないでしょうね。

追突され、痛みもないのに「首が痛い」と言って保険金をいただく方もいるようです

でも、きっとそういうことで得たお金は、身につかないのでは?と思ってしまいます。
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すずか さんへ (osamu)
2008-08-20 20:41:17
>即決裁判という制度を、お恥ずかしながら初めて知りました。

私も新聞を読み知った次第です。然しその法律を悪用する輩(ヤカラ)は許せません。
「オレオレ詐欺」にしても老人がカモになっています。

警官の拳銃など「撃てないのなら持たすな!」とカミさんは怒っています。「持たしたなら、それを生かせ!」とも言っていますが私もそう思います。

「悪銭身に付かず」ですか?ところが現在は身に付いているようです。オレオレ詐欺の被害額は年間数百億円になっているようですん。困った世間です。

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常識ある社会 (沼じじ)
2008-08-21 10:12:42
安心、安全の国日本はどこに行ったのでしょう。
正直者が馬鹿を見る世の中。
常識の通らぬ世の中。
日本国民の将来はどこに向かっているのでしょうか。
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沼じじさんへ (osamu)
2008-08-21 17:56:18
正直、安心、安全、が世界になり響いていた日本の姿は今いずこ?です。

全てが”ゼニ”に汚染されているようです。
悪いことに年寄りが標的になっています。
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osamuさんへ (ベン)
2008-08-21 23:09:26
このアメリカに於いても全く同じで、裁判官は一体誰の為に存在しているのかと、誰にでも判る非常識な判決を下して憤慨しています。この話は可なり以前の事ですが、年配の老婆が或る有名なスナックのお店でコーヒーを買い自動車の中で自分の不注意でそのコーヒーを膝の上に溢して火傷をしたために告訴して莫大な金を手にした事。泥棒が学校の屋根の天窓から忍び込んで床に転落して大怪我をして学校を告訴。大抵のアメリカ人の家庭には必ず護身用のピストルや銃を持っていますが泥棒が侵入しても家の中で発射して逮捕しない限り発砲した者が逆に罪に問われる。強姦未遂も同様で、実際に強姦された証拠が無い限り被害者は泣き寝入るする羽目に成る。泥棒が警備員に発砲されて再起不能の障害者となって生涯の生活保護を受けてぬくぬくと生活をしている等、全くこの世の中はどうかしています。
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べんさんへ (osamu)
2008-08-22 07:21:44
日本もそのような理不尽と思える判決が多くなりました。何しろ最近、裁判官がストーカーで捕まり目下被告となり裁判中です。

弁護士、検事、裁判官の司法の世界も乱れてきています。みな同じ穴の狢(ムジナ)?の感じを受けます。
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