7月6日(日)
久しぶりに日曜日の晴天。麻生水処理センターにて、「平成26年度麻生消防団ポンプ操法大会」が開催された。
消防団員は、日頃別の仕事をしながらのボランティア活動でありながら、地域防災の一翼を担っている重要な役割である。
私が消防局を所管する健康福祉委員会の委員長をさせて頂いていた時、消防団の作業着の更新やワッペンの制作、ポンプ車全てにスタッドレスタイヤの装着などの支援をさせて頂いた。東日本大震災での被災地における消防団の献身的活躍は記憶に新しい所ではあるが、近年は地球温暖化の影響か各地でゲリラ豪雨などの水害も多数報告されている。ましてや、首都直下型の大規模地震がいつ起こってもおかしくないと言われている昨今、地域での火災消火活動も含め、消防団に対し、今後とも議会の立場から支援を続けていきたいと思っている。
午後、「川崎市身体障害者福祉大会」出席のため高津市民館へ。
今、国において、昨年4月に今までの「障害者自立支援法」を「障害者総合支援法」とし、施行された。これに伴い、障害者の定義に難病等を追加し、今年4月から、重度訪問介護の対象者を拡大、ケアホームのグループホーム一元化等が実施された。
また、昨年、障害者差別解消法の成立を受けて、「障害者権利条約」を批准を承認したのだが、今年5月現在で147ヶ国が批准している中、141番目の批准であった。
こうした背景を受け、川崎市でも来年度策定される「第4次川崎市ノーマライゼーションプラン」に反映されることになる。今日の大会でも、視覚、聴覚、肢体、脳性、脊損、オストミー等の様々な障害をお持ちの方々からの要望事項が大会にて承認されたのだが、出来る限り、障害を感じることのない社会構築のため、微力を尽くしたいと思う。