7月31日(水)
拓殖大学の教授で評論家の呉善花さんが、母国である韓国に理由もはっきりさせないまま入国拒否された。呉さんの入国理由は、兄妹の結婚式に出席するためであり、韓国国内で講演をしたり、政治的活動を目的とした理由で入国をしたわけではない。
日本人は「たかが結婚式」と思われる方もいるかもしれない。しかし、韓国は「儒教文化圏」で何よりも家族間、親族間の繋がりが深く、大切なものと考える。その結婚式出席のために入国しようとした呉さんが入国拒否されたと言うことは、日本人が考える以上にその意味は深い。
今回の入国拒否は、4月に安倍総理会談したことや雑誌「VOICE]にて論文を掲載したことを指摘する人もいる。その内容は「日本の政治家はこれまでも誤ってきたけれど、今なお韓国人が謝罪を要求するのは、その謝り方が韓国式の謝り方ではないからである。ではどのような謝り方をすればいいのかと言えば、土下座して、手をすり合わせながら涙を流し、繰り返し「悪かった」と言ったうえで、日本の領土の1/3ほど差し出すことである」 しかしどうであろう。日本の統治時代を考えるに、日本は韓国に対し大きな悪事は働いていない。それよりも韓国に対する社会貢献の方が遥かに大きい。しかし、韓国はそれを認めず、「日本は悪い」と言う教育を徹底して行ってきたのが「朴正煕大統領」であった」
もしこうしたことを理由にして、入国拒否をしたのであれば、韓国は自由主義の一員と言う猫を被った「言論弾圧国家」であり、「文化的後進国」である。ましてや、韓国は90年代の冷戦終結後に国連に加盟し、日本による「多額の援助」を受けながら、一応、先進国の仲間入りを果たした。しかし、今回の件により、中共や北朝鮮の一党独裁国家同様、韓国も言論・思想の自由が無い「後進国」であることを自ら認めた格好となった。
サッカー東アジアカップ日韓戦の時に、サポーターが掲げた横断幕「歴史を忘れた民族に未来は無い」の言葉が、韓国人自らに向けられたものであるならば、少しは「先進国」として認めてもらえるのではなかろうか!?