市民活動総合情報誌『ウォロ』(2013年度までブログ掲載)

ボランティア・NPOをもう一歩深く! 大阪ボランティア協会が発行する市民活動総合情報誌です。

2011年1・2月号(通巻462号):特集

2011-01-01 00:05:32 | ├ 特集(表紙)
《特集》あしたのコミュニティFM



■特集「こぼらばなし」 ウォロ編集委員・談

▶地域になくてはならないもの、それがコミュニティFM。しかもそこには「人」がちゃんと介在していて、アナログだけれど、非常にあたたかい。反面、経営危機に陥っている局の多いこと。番組CM料・広告費、自治体からの広 報委託費、寄付金、イベント等その他収入、そして会費に大別できるが、いずれも寒風まっただ中。ただし、これはFM局に限らず、市民活動全般にいえることなのだけど。多くの人々がお互いに助け合って、ぜひともあたたかい春を迎えたいものです。(ケン)

▶ 2001 年に開局した北海道のFMピパウシ。本文で紹介できなかった局のひとつだ。「アイヌ民族が自由に意見を発表したり、言葉を学んだり、あるいは情報を共有したりする道具としてだけでなく、ラジオで聴いている地元の人、あるいはインターネットを通して聴いている世界中の人にアイヌ語、アイヌ文化、二風谷または平取町という地域の情報を伝えることで、アイヌ民族をはじめ先住民族、少数民族について理解を深めてもらい、そして放送を聴いている人達とつながっていきたい」。初代の編成局長だった萱野茂さんのこのコトバにコミュニティFMの使命が凝縮されている。(村)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿