市民活動総合情報誌『ウォロ』(2013年度までブログ掲載)

ボランティア・NPOをもう一歩深く! 大阪ボランティア協会が発行する市民活動総合情報誌です。

2011年4月号(通巻464号):特集

2011-04-01 00:01:09 | ├ 特集(表紙)
《特集》公園の野良猫保護活動がもたらしたもの



■特集「こぼらばなし」 ウォロ編集委員・談

▶なんと猫好きは多いことかと、なかば驚きながらネットの世界を巡っていたときに、この大震
災が起こってしまいました。震災はともかく、原発の事故は人災です。たとえ事故が起こらなく
ても、常に危険と隣り合わせ。孫の代でも終わらない放射能という怪物は、なるべく早く葬りた
いです。来月は上関でカンムリウミスズメに会って、決意を新たにしてきます。(千)

▶どうせ巷の野良犬や猫、保健所送りの犬猫、全てを救えはしない。野良動物なんかより困っている人間に金や労力を使うべき、と言う人も。今現在なら、なおさらかも。それでも、目の前にいずれ飢え死ぬ猫がいたら。普通の人の市民活動って、目の前の野良猫、目の前のテレビ画面の向こうの誰か、 を救いたいという気持ちから始まったりする。それでいいんだと思う。(ひ)

▶取材していて、犬猫の問題は実は人間の問題だということがよく分かりました。最初は、飼うのに困った誰かが公園に飼い猫を放置し、そこから繁殖が始まったのでしょう。生き物を飼うには飼う側の生命に対するモラルが必要です。今回の大災害でも多くの猫たちが津波にさらわれたはず。あまり言及されることはありませんが、彼らとて「命」なのです。合掌。(吐)



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