某アイアンの値下げについて

数日前，「某」アイアンがGDOで値下げ商品としてGDOショップのトップに告知してあった。今は告知はないが，値下げ商品として売られてはいる。

定価は88,200円だが，59,800円だという。

実はこのアイアン，某ショップの店頭でも59,800円で売られている。

で，この某アイアンであるが，私が買ったのはもっと安い値段。「私が買った」などというと「某」と言ってる意味が全くないけれども。

税込59,800円で6本セットというのは1本9,967円くらいだが，新作だった当時，単品アイアンの本当の値段が1本1万円だった。定価は14,700円。

単品アイアンというのは3番とか4番，AW，SWで，これはあまり数が捌けないので安くなりにくい。3番や4番は過去の遺物になりつつあるし，AWやSWも別売りのウェッジを買う人が多くなっている。だから値下げ幅が小さい。

それが1本1万円だった。

当然セットの方が安い。

セットの本当の値段が1本いくらだったかというのは黙秘するけども，1本1万円ということはない。もう少し安い。そしてその6本分の値段が，このセットのアイアンの本当の値段ということになる。

正確には，セットのアイアンをバラ売りはしないから，本当の値段から1本あたりの値段が分かるわけだが，まあ，それはここの論点ではない。

ちなみに現在，GDOでは単品アイアンをセットの1本の価格に合わせて9,967円で売っている。これはお買い得かも知れませんね。

GDOでは難しいが，店頭では59,800円からもう少し相談することは可能だろう。しかし，アイアンセットだけを買うという前提だが，相談の結果4万円台にまで食い込むかというと，それは相当な常連さんでなければ現段階ではかなり難しいと思う。

88,200円が59,800円になったというと，ものすごく値下がりしているように見える。しかし，私に言わせれば，「型落ちになった結果として本当の値段が公開された」にすぎない。

某アイアンセットを私よりずっと安く買い叩いたったわ，という人はこの世にゴロゴロしていると思う。私は某アイアンセットを買ったときはそんなに常連じゃなかったからね。

それでも私が買った値段は現在の「値下げしました」より安いわけだ。

そして私はそのアイアンセットを思う存分使い倒して，別のアイアンセットを買い，そのセットはサブバッグの中に放り込んでいるわけだ。

単品アイアンと同じで1本1万円としても，新作当時の本当の値段は6万円だったわけだ。それが型落ちになったのに，もしくはもうすぐ型落ちになるのに59,800円にしかなってないと考えれば，まったく値下がりしていないというべきではないだろうか。

型落ちした現段階で「値下がりしたからGDOで買いました」というのであれば，それは正直言って，損，だと思う。