素振りはゴルファー保険の「ゴルフの練習」か

ゴルファー保険というのがある。ホールインワン保険などが有名だが，ゴルフをやっていて事故を起こしたというときにも役に立つ。

では，路上で素振りをしていて，クラブが人に当たったら保険の対象になるか。

大阪地裁昭和63年3月29日判決は，路上で素振りをしていたら自転車に乗った人に当たり，当たった人が亡くなったという事案について，路上での素振りはゴルファー保険の「ゴルフの練習」に当たらないとする。

その理由としてゴルファー保険の「ゴルフの練習」に素振りが該当するためには，「空間の排他的支配」が不可欠であるとする。

ゴルファー保険の宣伝文句によくある「ティーグラウンドで素振りしてたら当たった」というのは，原則としてティーグラウンドは次に打つ人がその空間を排他的に支配しているので，保険が適用になる。

しかし，道路は排他的に空間を支配しない。だから，路上素振りはダメ。

では，公園はどうか。おそらく排他的に支配はしていないだろう。

ゴルフ場，練習場以外でクラブを振る時は気をつけましょう。

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冬の服装

R9はちょっとした手違いで木曜までお預け。しかし，これは幸い。

辛い，じゃないですよ。

幸い。

下手に今日新ドラを入手しちゃうと明日練習に行ってしまうかも知れないのであります。

さて，ゴルフの真髄の録画したのを見てたら，渡辺さんと深堀が面白い実験をやっていた。服装によるヘッドスピード測定である。

夏の格好と冬の格好とそれプラスレインウェアと，みたいな感じだったと思うが，着込むとヘッドスピードが2m/s程度下がるということだ。

ヘッドスピードが2m/s下がるとだいたい15Y～20Yロスするという目安になる。

着込めば常にそうなるのかという議論はあると思うが，自分の思った距離より，少なくとも10Yはショートすると思っていいだろう。

ということはワンクラブ大きめでいいという結論になる。

ゴルフは半日かけて屋外でやるスポーツだから，こういうところも大事になってくる。

奥が深いですなあ。

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