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世界遺産 日光大紀行

織内将男のブログ; 世界遺産の日光寺社を中心に、大地域の日光を巡ります

175、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠とさざれ石(Ⅱ)」

2014-12-24 17:30:17 | 日光二荒山神社




  175、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠とさざれ石(Ⅱ)」  








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この、さざれ石は他の主要な神社にも鎮座されている所があり、
特に京都の護王神社(京都市上京区:京・平安遷都に功績のあった
和気清麻呂を祀っている)のものは和歌に詠まれた
「君が代」の原点になったものといわれるが・・?。 


「さざれ石」は、その他の主要な神社である出雲大社(島根県)、
鶴岡八幡宮(鎌倉)、霧島神宮(九州)、
又、「君が代」を尊愛する関係先では千鳥が淵戦没者霊園(東京都)、
さざれ石公園(岐阜県)というのも在るらしい。



国歌・「君が代」について、

『 わがきみは 千代にましませ さざれ石の 
           巌となりて 苔のむすまで 』  

(古今和歌集 よみ人しらず)

(あなたは、千年も万年もおすこやかに長生をお保ちください。細かい石が大きな岩となり、苔が生える先ざきまでも) 新潮日本古典集より




この歌句が、「君が代」の大元になったとされている。

明治憲法では、「万世一系の天皇はこれを統治す」と、
「君が代」は天皇自身を指していたが、これは歌の解釈が当時の
「富国強兵」に解釈利用された、戦後は国民にある種の思惑で翻弄された。

現在は天皇を超えて、国民を讃美、讃歌する歌として
親しまれていることには間違いないとしている。



次回、 「二荒山神社・中宮祠と宝物館」






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174、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠とさざれ石」

2014-12-23 17:57:21 | 日光二荒山神社



  174、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠とさざれ石」  




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写;さざれ石




本殿の右に「二荒山上奥宮登拝口」と書かれた碑があり、狛犬に護られた優雅な登拝門が建っている。 登拝門から入ると、急な石段が続いている。

この門が開けられるのは、毎年5月5日の開山祭(開山日)から10月25日の閉山祭(閉山日)までの間だけであり、この期間中は、社務所に申し出て参拝料(登山料金)、この門から男体山に登ることになる。


その他境内には、稲荷社、大黒殿、山霊宮、幸運の社等の境内社や七福神などが点在しており、ご神木の「イチイ」も畏敬の念を覚えさせる見事な姿で聳えていた。
また、境内奥に「さざれ石」というのがあった。



さざれ石と国歌・「君が代」の由来、

『 君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌(いわお)となりて
苔(こけ)のむすまで 』

今の言葉、口語にするとにすると

「 汝(なんじ)の治世が幸せな数千年であるように
われらが主よ、治めつづけたまえ、今は小石であるものが
時代を経て、あつまりて大いなる岩となり
神さびたその側面に苔が生える日まで 」

「さざれ石」というのは「細かい石」のことで、鉱物的には長い時間をかけてこれらが集まり堆積して、粘土や砂などと混ざって礫(れき)岩となり、やがて巌(大きな岩)になったものである。

古来、小粒のものが大きく育つ意味合いで、目出度い「石」とされている。
勿論、我が国歌「君が代」の題材になっていることは承知である。


次回、「二荒山神社・中宮祠とさざれ石(Ⅱ)」






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173、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠境内の各所」

2014-12-22 18:00:39 | 日光二荒山神社





 173、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠境内の各所」  



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世界遺産に登録されて12年が経つ、日光の二荒山神社。国立公園を飲み込む広大な境内地の中でも冬花が一番パワーを感じるのは中宮祠です。
こちらは男体山中腹の中禅寺湖畔に鎮座し、本社と奥宮との「中間の祠」という意味です。

中宮祠
こちらは重要文化財に指定されている建物も多く、参拝だけでなく、建築文化にも触れることができます。立派な手水舎で手と口をきれいにしてから、参拝の開始です。


中門(重要文化財)を入ると中宮祠本殿・拝殿(重要文化財)があります。本殿は拝殿の後ろにあり、正面からは見えづらいですが、拝殿からしっかりお参りしましょう。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)(大国主命)です。わかりやすくいうと、大黒様ですね。

恋愛、結婚の縁結びの神様としても有名ですが、財運や商売繁盛の神様と言われているように、マルチにご利益がいただけます。まさに勝活の神様です! 力強いイメージもあるかと思いますが、大きな口をあけて笑っている姿のように、とても穏やかで優しいエネルギーをわけてくれます。参拝する時は、友人に相談するかのようにお願い事をしてみましょう。





http://kura2.photozou.jp/bin/photo/156615513/org.bin?size=1024
■山霊宮

本殿の隣には、山の霊を鎮める御宮があります。ここの御宮では個人のお願い事をするのではなく、「男体山に入らせて頂いています、よろしくお願いします」と言ってお祈りしてくださいね。神様への御挨拶だと思って下さい。
謙虚な気持ちで臨むのがよいでしょう。




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■ご神木のイチイの木と御守
山霊宮のすぐ裏に、ご神木のイチイがあります。栃木の名木百選でもあり、樹齢1100年の大変立派な樹木です。そしてなにより、勝運上昇させ、邪悪なものを打ち消し、豊かな心と強い精神力を導くパワーをそそいでくれる神様がいらっしゃいます。

イチイは一位と書いて最高を表し神職の持つ、シャクの材料として使われており、昔から高貴で縁起のよい木として、日本人に愛されてきました。ゆっくりと歩いて、両手を天に仰ぎ、深呼吸をしてみてください、それだけでもかなりのパワーを頂けます。


神社恒例のお楽しみ、おみくじとお守りはせっかくですから、押さえたいところですね。特にこちらのお守りでイチオシは「いちいの勝守」です。

勝運上昇、願望成就には最強でしょう。




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■稲荷神社
中門の手前にある稲荷神社は中宮祠の勝運を担っていますので、金運をアップさせたい方や勝負ごとにチャレンジする人には特におススメ、是非参拝してください。





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■変わり石
中禅寺湖畔には不思議な石が祀られています。はるか昔、まだ御山は女人禁制・牛馬禁制だった頃でしょうが、禁を破り、入山してしまった巫女が巫女石・牛が牛石にされたという言われがあります。


何とも悲しいお話ですね。この牛の姿に似ている「牛石」や、三つ並んだ「さざれ石」などが祀られていることから、自然霊を神様として崇める思想があり、その現れではないかと思われます。




次回、 「二荒山神社・中宮祠とさざれ石」







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172、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠の拝殿、本殿」

2014-12-21 16:41:50 | 日光二荒山神社





  172、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠の拝殿、本殿」  



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二荒山神社中宮祠の拝殿と本殿





二荒山神社中宮祠の概要 

二荒山神社の創建は天皇2年(782年)勝道上人が男体山頂に社殿(現在の奥宮)を建立したのが始まりと伝えられています。

延暦3年(784)に参拝が困難な事から麓に中宮祠を建立、以後本宮の遥拝所として発展し、延長5年(927)にまとめられた延喜式神名帳に記載されている名神大社で下野国一之宮、関東総鎮守として広く信仰されました。

古くから中禅寺と神仏習合し「男体中宮」、「男体権現」、「中禅寺権現」などとも呼ばれていましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により独立しています。

又、女人禁制だった事でも知られ、巫女が誤って境内に入り石化したと伝わる巫女石があります。


二荒山神社中宮祠のご祭神は、日光市内にある新宮(日光東照宮の隣)と同じで、

大己貴命(おおなむちのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)

の三神です。




拝殿と本殿の概要、

現在の本殿(3間社流造)、拝殿(五×四間)、中門、掖門は元禄14年(1701)に再建されたもので、室町時代の様式を残すものとして国指定重要文化財に指定されています。

二荒山神社中宮祠の唐門の抜けると、正面に拝殿があります。
日光二荒山神社中宮祠の神様は二荒山神社新宮と3人家族の神様なので、縁結び、家内安全、などが浮かびます。
ですが、縁結びには商売への縁を結んでくれる、芸能への縁を結んでくれる、という意味もあり、広くビジネス・芸能など、マルチ的なご利益が期待できる神様です。

また、戦場ヶ原の神話からか、「勝利の神様」という一面もあり、ここは絶対にはずすことのできないスポットです。


二荒山神社中宮祠の本殿は参拝できます。

二荒山神社中宮祠の本殿では8月の男体山の登頂祭になると内陣への参拝が許されるそうです。
男体山の登頂祭は毎年、7月31日から1週間行われるそうです。 拝殿をお参りして、しっかりと勝負運を頂きましょう。


 次回、「二荒山神社・中宮祠境内の各所」






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171、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠」

2014-12-20 17:44:06 | 日光二荒山神社




  171、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠」  







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うし石


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二荒山中宮祠





中禅寺温泉からは東表参道にあるこの鳥居、中禅寺湖の湖畔からは浜鳥居が境内への入り口となる。

浜鳥居から階段を上ると、8本の柱で支えられた八脚門があり、境内に入ると拝殿に続く唐門までに社務所、日光灯籠、手水舎、稲荷神社などの社など、数多くの建造物があり、本殿右側に山頂奥宮への登拝がある。

主要建造物は、重要文化財指定されているが、しかし、建造が比較的新しいせいか、世界遺産には登録されていない。


境内は3400haにおよぶ。宝物館には、日本一大きな刀「祢々切丸」をはじめ、男体山出土品、国宝、重要文化財が展示されている。



先ず、道路沿いの駐車場に車を停めて入口に向かうと、右側に変わった石があり、牛の顔に似ている「牛石」といわれる。

いろは坂から以降は、女人禁制・牛馬禁制だった頃、禁を破った巫女が巫女石・牛が牛石になったそうである。
湖畔の参道から石段を右奥に登っていくと、「八脚門」が建ち、門を入ると東参道と合流し、手水舎や稲荷社を脇に見ながら唐門へと進む。


 
唐門の奥からが境内で、右側には宝物館があり、渡り廊下のあるで拝殿、中門、本殿と繋がれている。

拝殿は、間口15m、奥行き12mの単層入母屋造り、総弁柄塗りの重厚で華麗な造りで、本殿は三間社流造り、昭和34~37年に塗り変えられて現在は彩色が際だつ華麗な姿を見せている。

普段は掖門及び透塀越しにしか見られない本殿ですが、八月の登拝祭には内陣への参拝が許されている。


拝殿の左側には、まだ新しい山霊宮があり、日光連山に篤い信仰を奉げた功休徳者の御霊を祀っているという。 その裏には天然記念物のイチイが聳える。

中宮祠にも神橋があり、正式名称は「上神橋」という。



次回、 「二荒山神社・中宮祠の拝殿、本殿」





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