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世界遺産 日光大紀行

織内将男のブログ; 世界遺産の日光寺社を中心に、大地域の日光を巡ります

16、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺宝物殿」

2014-05-13 16:54:23 | 日光山輪王寺





16、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺宝物殿」





http://img.travel.yahoo.co.jp/domestic/tif/kimg/la/jtba1201870a.jpg
宝物殿





逍遙園の隣にあるのが巨大な殿堂・宝物殿である。
創建当時からの宝物、国宝などが多数展示されている。(現在は特別公開の「家光公秘像」も展示中) 因みに、「逍遙園」と「宝物殿」は共通拝観券での拝観は不可、別料金(大人300円)が必要となる。

「輪王寺 宝物殿」は、1230年を越える日光山の歴史を物語る歴史的・美術的価値の高い資料(以下、什宝)を保存・研究するところでもあり、昭和57年落成している。
主に奈良時代~江戸時代の美術工芸品などを展示していて、展示は勝道上人から始まり、徳川家関連と神と仏を一緒にしていた神仏習合などの歴史を見ることができる。
廊下からは逍遥園を眺めることができる。

現在輪王寺(りんのうじ)の所蔵する宝物には、経典、仏画、仏器などの金工品、彫刻など仏事に使用されるものの他に、宮中・徳川将軍家関係史料や来訪者からの珍しい奉納・寄進品などがある。
収蔵庫の内容物には、国宝1件・59点、重要文化財51件・1618点、重要美術品4件・7点を含め、日光山1240年余りの歴史を物語る約3万点の什宝を収蔵、常時50点ほどを拝観室に展示している。
又、平成15年11月13日より、川記念財団の特別協力館として、宗家に伝来する初代家康公以来の貴重な宝物の常設展示も併せて行っている。

特に、承応3年(1654)、天海大僧正の後継者として皇族より親王(皇子・輪王寺宮)を迎え、以後、江戸時代を通して歴代法親王が着任する門跡(もんぜき)寺院とったことから、歴代法親王の調度品等も当寺に伝えられている。

開山から現在に至るまでに当山残された数々の遺品、その美しさは数百年経った今も衰えておらず、現在まで大切に保管されてきて、当時の人々の至高を凝らした技・伝統工芸の数々を観察することが出来る。


日光は、古くから栄えていた山岳宗教の霊地であり、勝道上人の開山以来、朝廷から門跡を迎え、さらに徳川家康・家光公も祭られている多彩な地域であり、国宝1件、重要文化財48件を含み、貴重な典籍を集めた天海蔵、日記類を多く含む日光文庫も収蔵されている。

又、宝物類は、神仏習合に関するもの、輪王寺宮ならびに徳川将軍家に関するものなどが中心で、各時代ならではの品が鑑賞できる。
仏具や経典も豊富で、歴史的に価値の高い古文書も多い。
数多い密教の曼茶羅のなかには、西洋占星術で使われる黄道12星座が描かれている「北斗曼茶羅」という貴重なものもある。
 
展示室は、左に古いものを配置されていて、神も仏も一体だった神仏習合の日光に関するもの、日光の開祖・勝道上人の持ち物から始まり、次第に現代に近づいていく。
入り口から順番に見ていけば、歴史の流れを追えるようになっている。


次回、輪王寺本堂








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15、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺逍遙園」

2014-05-12 17:53:41 | 日光山輪王寺




15、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺逍遙園」




http://nikkotoshogu.com/html/rinnouji/file/shoyoen4.gif


http://www.rinnoji.or.jp/keidai/homotu/koyo/071107.jpg
逍遙園




 
日光開祖の寺院で、天台宗の門跡寺院としても有名な輪王寺の境内に入るとすぐに「逍遙園」が迎えてくれる。
京風池泉回遊式(池を中心として、その周りを歩いて楽しめる形式)という形の日本庭園で、面積はおよそ3,200平方メートル(970坪)という広大さであり、庭園全体の造りは、南西部を築山として、南方の鳴虫山と西方の男体山、北方の女峰山(・赤薙山などの山々を借景(庭園外の遠山や樹木をその庭のものであるかのように利用してあること)として池を琵琶湖に見たてて近江八景を模したといわれる名庭園だそうである。
尚、近江八景を模した理由は、朝廷から門跡として迎えられた宮様が故郷を偲んで寂しがられないようにするためと言われている。

日光の自然の紅葉は言うに及ばずであろうが、こちらは人工の紅葉の名所として有名で、日光全山の各種の紅葉のコレクションを一園に集めたとも言える程の見事さといわれる。
佐藤一斉(江戸後期の美濃国出身の著名な儒学者)の著した「逍遥園記」から引用すると、『 園内には琵琶湖の近江八景を模した大池があり水清くたたえ、その水面に空の雲と囲りの木立が映し出される様、ならびに夕月が東から上って池の嶋の付近の樹木を照し出して、水面にうつし出される様は格別。嶋にかかる石の小橋を渡りつつ観賞されるあたりのたたずまいは、別天地に参ったような感慨を深める。 』と記されている。


なこの「逍遥園」は、1200年の歴史を持つ輪王寺門跡の庭園として江戸時代初期に作庭されたもので、一説には小堀遠州(こぼりえんしゅう;、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての大名、茶人、建築家、作庭家)の作といわれ、その完成を見たのは寛永年間とされる。
その後たびたび改修が繰り返され、江戸時代全般にわたる変化が見られる興味深い名園であるとされる。

 今は僅かに、中の島と滝の石組付近とに江戸初期の面影を残しているが、江戸後期には大改造されて面目を一新、さらに明治時代に一部改作され、ほぼ現在の景勝となったものとされている。
明治期、明治天皇の東北御巡幸の際には木戸孝允らを随え、この逍遥園に在った「輪王寺本坊」に三泊されたといい、世界遺産の二社一寺をはじめ、奥日光の中禅寺方面まで御巡視されたという。
この巡行の折はちょうど神仏分離の混乱の時で、天皇が「旧観を失うなかれ」という有名な言葉を発し、相当数の堂宇、仏像彫刻、その他の仏具が難を逃れたと言われる。 


次回、日光、 「輪王寺・宝物殿」







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14、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺と黒門」

2014-05-10 09:57:33 | 日光山輪王寺






 14、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺と黒門」 






http://rinnoji.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/rinnoji001.jpg



http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_883/tokutarou/E8BCAAE78E8BE5AFBAEFBC99.jpg
輪王寺黒門




勝道上人像を過ぎ、境内を回り込むように表参道を進むと右側に「黒門」が現れる。
右に、巨大な石塔で「日光山輪王寺」と、大寺院の名称が刻してある。
この黒門は1871年(明治4年)、本坊が焼失した際に唯一焼失を免れた建物で、ここからが「日光山輪王寺」の広大な境内に入ることになる。
ここで、世界遺産の二社一寺に入場するための共通拝観券を何がしかの拝観料を購入して、拝観見学となる。



輪王寺黒門は、案内板によると「 日光山輪王寺の表門、通称、黒門。 皇族を門主と仰ぐ門跡寺の格式を示す門。 江戸時代のはじめ、家康公を日光にまつった天海大僧正が創建。やがて後水尾天皇皇子の守澄法親王宮が入山ののち、本坊の表御門となる。 明治4年、本坊が焼失したとき、唯一焼け残った建物である。」とある。
黒門は三間一戸潜り戸付き薬医門で切妻、銅瓦葺き、国指定重要文化財に指定されています。

つまり、皇族を門主と仰ぐ門跡寺(もんぜきじ)の格式を示す門である。
門跡とは、平安時代以後、皇族や貴族の方々が僧侶となって住職(出家して居住を兼ねる)を務める特定の寺院であり、または、住職自身を指している。
室町時代になると、寺格としての「門跡」が確立し、室町幕府には、門跡寺院に関する政務を執る門跡奉行が置かれた。 さらに江戸幕府では、宮門跡・摂家門跡・清華門跡・公方門跡(武家門跡)・准門跡(脇門跡)などに区分して制度化したもの。

黒門は、江戸時代のはじめ家康公を日光に祀った天海大僧正が創建したとされ、やがて後水尾天皇(ごみずのおてんのう)皇子の守澄法親王宮(しゅちょうほうしんのうのみや)が入山して住職となった後、本坊の表御門となったもの。
明治4年本坊が焼失したとき、唯一焼け残った建物だそうで、重要文化財の一つである。


次回、 「輪王寺逍遙園」









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13、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺と四本竜寺」

2014-05-09 18:00:26 | 日光山輪王寺






  13、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺と四本竜寺」 



http://art33.photozou.jp/pub/216/242216/photo/57667030.jpg


http://art33.photozou.jp/pub/216/242216/photo/57666982.jpg
四本竜寺



現在の四本竜寺は、国道の日光橋の正面、輪王寺境内の右手に「四本竜寺観音堂」として、お堂と三重塔が現存する。

勝道上人が大谷川を渡り庵を結んだ所で、(実際は此処より少し西南に行ったところとされる) そこで上人が礼拝をしていると この地あたりより紫色の煙が立ち上り、二荒山(男体山)のたなびくのを見たという。

そこにあったのが紫雲石(霊石;紫色の雲がたつのを見たという伝説を持つ石で、実際に京にある)であり、この地は霊山に違いないと悟り、紫雲立寺を建立する。
そしてここが四神嶺ともいい、天を司る四っの宿星が守護する霊地として、四本龍寺と名を改める。
本尊に千手観音、脇尊に不動明王、五大尊、勝道上人を奉安する。明治7年金剛童子像を合祀したために金剛堂とも呼ばれる。 
以後、日光の中心地となっていたが、平安後期から江戸初期にかけて四度の火災に見舞われ消失している。 現存するものは消失後に建立されたもの。



http://art29.photozou.jp/pub/216/242216/photo/57665398.jpg
三重塔



四本龍寺に隣接する三重塔も、観音堂と同じく大同2年(807)の創建になるという。
今の塔は源実朝の供養のために仁治2年、24世座主・弁覚が今の東照宮境内に建てたものといわれる。
明徳2年(1391)の延焼以後断絶してしまっていたが、寛永の日光大造営(寛永11年~13年)(1634~1636)の折、この地に移して建てた。
貞享の延焼(1684)で焼失したが翌年もとの形のままに復元したと言う。

5.64m四方の三層塔 三手組二重棰総紅殻塗り 初層の蛙股に極彩色を施した十二支の彫刻を配している。  現存のものは、2007年に大修理が完成したもの。
観音堂と三重塔は、国指定重要文化財 世界遺産に指定されている。








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11、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺へ日光駅から」

2014-05-07 18:03:26 | 日光山輪王寺




 11、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺へ日光駅から」



http://digitalphotochannel.up.seesaa.net/image/DSC_1559_01-thumbnail2.JPG
JR日光駅

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/a4/159b50ad4147f9aa3efb93ef0ee589a3.jpg





さて、世界遺産巡りは先ず、JR日光駅から参ろう。
JRの日光駅は、駅そのものが世界遺産を迎えてくれる為のように、瀟洒な駅構えなのである。

明治23年開業後、大正元年(1912年)に、現在の2階建てに改築された当時のままの貴重な駅舎なのである。

現役で使用されている駅舎の中では、日本で2番目に古いと言われていて、この駅舎の設計者は、外国人の設計者で設計者不詳だが、旧帝国ホテルで有名なフランク・ロイド・ライトの作とも言われている。
明治のロマネスクの薫りを残す名建築で、「関東の駅百選」にも選定された。

日光駅は1890(明治23)年8月1日に開業したとされ、1912(大正元)年に営業を始めた現在の駅舎は2代目で、大正天皇が田母沢御用邸を静養に訪れたときに利用した貴賓室のほか、2階には1等客車の乗客だけが利用できた待合室が残っている。

漆喰作りの天井やシャンデリアなど、大正時代のロマン・高級保養地の玄関口としての名残を今にとどめている



次回、「日光山内のシンボル神橋」







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