教会では結婚式がしょっちゅう行われていて、
大安の日曜日や祝日には2回3回と行われることも。
大部分は教会で挙式を希望する一般市民の方々でしたが、
たまに新郎若しくは新婦のどちらかが信者という場合もありました。
挙式は普通30分ほどで、
オルガンは入場、結婚誓約書への署名、退場のとき3曲ほど演奏します。
めったにないけれど、信者同士の結婚式の場合はミサ形式で行われるので、
その時は演奏する曲が多くなりました。
これまでに百回以上の結婚式でオルガンを弾かせて頂いたでしょうか、、、
そんな風に、中学生のころからたくさんの結婚式に立ち会って、
ウエディングドレスや会場の飾り付け、
ゲストへのちょっとした記念品やカード等、、、
自分なりに結婚式への夢がふくらんだものです。
自分の結婚式ではさすがに弾くことはできませんでしたが(笑)
家族だけで行った婚約式のときは、祭壇横の小さなオルガンで何曲か聖歌を弾きました。
そして、自分や夫のきょうだいの結婚式でオルガンを弾けたことは、何より嬉しい思い出です。
退場の「結婚行進曲」ではストップ(音色を変える音栓)をフルに出して弾きます。
そうすると鍵盤が重くなって弾くのも力が要るのですが、
お祝いの気持ちを込めて、がんばって弾いたものでした。
「結婚行進曲・メンデルスゾーン作曲」(You-tubeからお借りしました)