あきらめこそ肝心か

　フリーターからボッチ大学生を通じて、晴れて社会人になることが出来ました。
晴れて…？
社会人になれたこと、そんな嬉しいとは思っていません…なんて口では言えない。
お世話になった人のおかげで、人並みの仕事が出来て幸せです（建前）
　はたまた、自由が広がったかと言うと、実家暮らしなので大して変わりません。
お金は入ってくるようになりましたが、この先の経済のことを想うと自由に使えるとは思えません。

　最近の習慣はこんなかんじです。
朝通勤するときはニュースを見て、見終えたら本を読む。
仕事中は特に面白いわけでもない仕事を必要なだけやる。
帰宅するときには本を読む。
結局、大学生の時にやってたこととさほど変わっていないような気がします。

　仕事っていうものには、後回ししたくなるような嫌なことが付きまといます。
やっとの思いで金曜日になったと思ったら、家でやらなきゃならない仕事がある。
早く気持ちを解放したいけど、それのせいで気持ちが休まらない。
これって、小便を我慢しながら映画を見ているような気分に似ていませんか？(*´Д｀)
今絶対にここを動きたくない、そんなとき、小便に行きたい。
限界まではあと少し時間が残されているはず…。
映画館に入ることがわかっているなら、やらなきゃいけない小便は先に済ませておきたいですよね。
休日にゆっくり休みたいなら、仕事は先に済ませておけばいいんですよね。
入用の前に小便をするが如く、遊びの前に仕事の用を済ませておく、なんてことが常に出来たら最高です。

　やらなくていいならやらないでいいですけど、これ、やらなきゃいけないんですよね。
やらなきゃいけないことが分かっているなら、諦めて、当たり前のように仕事をすればいいのではないでしょうか。

　会社にいると会社都合の仕事が入ってきて自分の時間を押しつぶされてしまいがちです。
やはり自分に会社勤めは合っていないような気がするのですが、その他の道がないからどうしようもありません。
過去に戻れたら、そんなことも諦めたほうが良いのでしょう。
過去に戻ることを諦めればこそ、今を頑張れるというもの。
少し見方を変えて、昨日の自分は今の自分から見た過去、今の自分は未来の自分から見れば過去です。
過去を反省して未来を見据え、今を生きる。
過去の栄光、輝く未来、それの大体を諦めて今を生きれば、肩が軽くなるってものです。

　大人になるってことは色々なことを諦めるってことなのだろうか…そんな今日この頃(´・ω・)