社会保険労務士日記

ほんとうのさいわいってなんだろう?
「社会保険労務士」の存在意義を探し求めて彷徨う日々

おさるのこと

2021-07-27 20:27:16 | 徒然

東京地方は朝から雨が降ったり止んだりでしたが
今は上がっているようです

7月11日に亡くなったうちのネコ「おさる」のこと

前回、また改めて書きますと言いつつ先延ばしになってました

おさるはツレアイの地域猫活動の中で、世話をしていたお爺さんから
この子だけは外ではなく家の中で飼ってくれと頼まれてしまったネコで
(託したお爺さんもその後ガンで亡くなってしまったそうですが)
うちの一員になったのは先客の長瀬と似たような経緯でした

ちなみに長瀬は何らかの事故で骨盤を骨折したらしく
まともに歩けるようになるかもわからないネコで
地域猫として外で暮らすのは無理だろうと引き取ったのですが
いまでは足の運びが少しぎこちないかな程度で元気に暮らしています

うるさいほど人にまとわりついてくる長瀬とは対照的に
おさるは全く人に懐かないネコで、少しでも触ろうとすれば
飛び上がって逃げていくようなネコでした

最近は啼いてエサをねだったりとか少しずつ慣れてはきたものの
結局死ぬまでまともに触ることができないネコでした

私は小さい頃からネコやイヌが身近にいないときはなかった程ですが
こんなに人慣れしないネコはおさる以外にはいませんでした

そんなおさるも数年前くらいから元気がなくなることがあり
そのたびに野良ネコ並みの捕獲方法で捕まえては病院で診てもらうようになり
血液検査ではどこかに炎症があることはわかるのですが
レントゲンでもエコーでも部位が特定できない状態で
コンベニア(抗生物質)を打ってもらって炎症を鎮めてを繰り返していました

今回は2週間ほど効果のあるはずのコンベニアも効いてる様子がないため
また病院に連れていき採血して調べてみるとかなりの貧血
念のためウィルス検査をしてみると猫エイズ(FIV)の陽性反応が出ました

FIVは人が感染することはありませんが、人のHIVと同様に血液感染です
うちで感染したとは考えられず、おそらく母子感染だったのでしょう

引き取られた当時はまさかFIV保菌者とは思いもせず検査もしませんでしたが
10年近くたって致命的な発症となってしまったのですね

病院で死んだおさるを引き取った日、空には虹が二重に架かっていました



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