労働組合絡み３件

このところの天気図は梅雨前線がずっと九州南部に停滞したまま
鬱陶しい天気が続きうんざりではないかとお察しいたします

東京地方も今朝は今にも降り出しそうな曇り空です

今週は労働組合絡みの仕事が並行して３件

１件は既報の団交立ち会い

途中までは組合と会社の思惑がぴったり一致して
PCで協定案を打ち込みながら交渉という
至極順調な流れだったんですけどねぇ

１件は企業内組合が結成された会社のお手伝い

交渉相手としてこの労働組合を認める気持ちは会社もあるのですが
結成までの経緯や現行の組合規約をみると問題が満載

この会社は組合活動や労務対策に詳しい役員も多く
合同の役員会が大荒れの団交並みの言い合いになったりして
親会社内の役員間、各子会社の社長間の調整も必要

労使間で協約締結に向けた交渉も始めなければならないし
そのためにはまず交渉主体としての労働組合が甚だ心許ないし
とは言え組合運営に会社が介入することはできないし
会社も相当なジレンマを抱えているわけです

どうも組合の背後でも様々な策謀が渦巻いているようで
さてどこから手を付けて良いものやら

もう１件は別の会社の企業内組合から

現行協約で組合員から除外されている海外駐在員と
無期雇用転換が始まる契約社員の組合員化について

ここは会社とは安定した関係が築けていますし
今回の動きも労使間ではほぼ合意されている話で
問題は組合内の執行部と既存組合員、新規加入組合員との関係

これも結局はグチャグチャにこんがらがってる前の会社と同様で
労使が対等な関係となるために最も重要な要素は何なのか
・・・ってことなんだと思います

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